セミナーの講師をして、気づいたことをメモで書き溜めていた ので少し整理を したいと思います。 あくまで僕の場合なのですが・・・ 雑記なので軽い気持ちで読んでくださいね。 |
まず、パワーポイントは極力使わないこと。できれば、OHP
の方がいいですね。ホワイトボードを使う方が効果的です。
パワーポイントは主体(主役)が講師ではなく、プロジェクタ
ーから投影されたスクリーン上のパワーポイントデータになって
しまいます。
これでは電脳紙芝居です。エンターテイメントになりません。
セミナーはたとえるなら落語です。
手振りだけで、お銚子をイメージしたり、お酒を飲むシーンを表
現しますよね。モノに頼らずとも、参加者の頭にイメージさせて
しまうわけですから、技って凄いですよね。
今風に言えばバーチャルリアリティー。
つまりポイントはイメージさせないと面白くないという事です。
参加者にあまりラクをさせてはいけません。
参加型で眠たくならないセミナーを心がけましょう。
そのためには、一寸先を安易に予測させないこと。
問いかけを使い、記入させて、発表させたあと、答えをホワイト
ボードに書く。
その書いてる間が、絶妙の間と、参加者がボードを見ないとい
けない状態を作るのです。沈黙の時間が緊張感を作ります。
この際、マイクが効果を発揮します。
地声だと、参加者を向いて話さなければ声が前に通りません。
パワーポイントは、室内が暗くなるコもあわせて、眠たくなって
しまいます。
よほどの内容で無い限りまちがいなく退屈です。
また、原稿は完璧に作りましょう。
台本といった方がいいかも知れません。
ちなみに僕は、最初の挨拶、つかみから全て作ります。
強調したことは大きな字で、省略してもいい内容は小さく。
セミナー本番で字が小さすぎて読めないなんてコトもありますの
で離しても読める程度の大きさそして3行くらいごとに、改行を
多用します。
全体のプロットを立てて、かなり詳細に作りこみます。製作に
はだいたい二時間であれば二日(20時間)くらいは必要です。
そうまでして完璧に作った台本でも、実際にセミナーをすると
40%は変わった話になるので不思議です。
それから、何度かメルマガでもかいたけれど、
表現:話し方のパラメーラーを何種類持つか?
これを考えましょう。
声の大きさ
声のトーン
声の速さ
声の種類
手振り身振り
顔の表情。
間の取り方。緩急のつけ方
など
また気をつけるポイントとして
マイクの使い方(声の大きさの調整、マイクと口までの距離、
マイクの持ち方)
ユーモアーやオチやつっこみやボケやつかみ
会場を歩き回るなどのパフォーマンス
「チッ」や「チユ」などの聞きづらい舌打ちなどの癖に気づき直す
「えー」や「うーー」などの前置きも控える。
ほんと話の半分以上「えーー」の人もいますものね。
また同じ言いまわし「ここが大事です」を多様すると聞きづらい
ですね。
どこがだいじなのか 大事なポイントが多すぎますものね。
それから、貧乏揺すりや肩や顔が揺れているのも参加者にすれば
気になるしぐさです。
視線がウロウロするのも、自信のなさを感じますよね。
堂々と話すことが大事です。(しかし偉そうな態度はNGです)
好感を持たれる態度とはどんな態度か考えましょうね。
僕なんて、威圧的に取られやすいからですね。
また、横文字や英語またはアルファベット三文字の多用は気をつ
けましょう。意外に、こんな単語と思われる言葉でも全員が知っ
ているわけではありません。
またセミナーの最初に下手な言い訳をすることも厳禁です。
言い訳からはじまる話なんて誰も聞きたくありません。
などなど
これらを最適なタイミングで全体を考えながらポイントをおさえ
るためにも落語は欠かせません。
古典もいいけれど、新作落語が現代言葉なので、参考になると思
います。
僕は、桂三枝さんのファンです。最近は夢にも出てきます(笑)
またテープやCDもいいけれど、寄席でのライブは格別です。
ぜひ見に行ってください。
とにかく二時間のセミナーであればその辺の映画よりも長いわけ
です。気を引き締めて準備しなければ、エンターテイメントはあ
りえません。
どこぞの学者のような話は眠たくて仕方ありません。
また、聞きかじり、読みかじりの体験の無い知識などなの価値も
ありません。
落語や漫才にしても膨大な練習と才能の上に成立していることを
肝に銘じましょうね。
とつらつらと書いてきましたけれど、
なんかの参考にしてくださいね。
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