047-博多食文化に参加:華都飯店シャトーハンテンさん

 

昨日は博多食文化の会の月例会に夕方から参加。
天神のブルーノートの上にある華都飯店シャトーハンテンさんで
高級中華に舌鼓。 

 

フカヒレの中国冷菜盛りにはじまり、カナダ産のデッカイ
「コノワタ」の中国野菜炒め・中華風牛肉とまいたけオイスター
炒め・春菊の中華スープ・里芋のしんじょう(煮物椀)・伊勢海老
のロースト特製・ソース上げ・特製スープ焼そば・デザート・と
絶賛発売中キリンクラッシックラガーと紹興酒。

参加者が飲食関連の方ばかりなので、話題も食材から経営まで、

韓国の蔘鶏湯(さんげたん)のレトルトパウチを20フィートコン
テナで輸入してる話や、カナダのロブスターを輸入してる話。
親不孝の商業ビルをまるまる、アジアンレストランにする話。
などなど。ココでしか聞けない話が目白押し。

福岡市中央区天神2-7-6 DADAビル7階
市営地下鉄天神駅より徒歩5分 Tel.092-716-7760 

■解説
このわた(海鼠腸)日本三大珍味で生海鼠(なまこ)の内蔵を
塩辛にしたもので「ウニ」「カラスミ」と共に日本の三大珍味
と言われ食通の方に珍重されています。

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最近、僕が感じたこと・・・・・・
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よくあるセミナーやビジネス本の内容は、
少々オーバーではないかと・・・・・

読者や参加者も短絡的に「見たことのない・聞いたことのない」
「新ノウハウ」「手っとり早い方法」を求めすぎてないか?

なのでついつい「オーバーな表現・拡大解釈」になってないか?

それは、求められているから?本をたくさん売るために?
だから、ついつい行き過ぎたり、誇張しすぎたりしちゃう?

嘘でも、夢みたいな事でも実行不可能でも面白ければいいの
でしょうか?

僕は、訪問販売・通販業界に9年いるけれど、
通販入門みたいな本を読むとどうしても信じられない情報が
どうどうと掲載されてたり、内容が極めて薄かったり。

ひどいものになると内容は無いくせに
「カンタン・楽々・だれでも」儲かりまっせと書かれている物も
多い訳です。

しかしそんな簡単に利益をあげれる方法があるのでしょうか?

また高等な技術や分析手法を網羅している本もありますが、
どうも左脳的で静的なことが書いてあって売れる匂いがしない。
大事なのは
その分析結果から売上利益を増加させる具体的な実施案を企画を
策定して実行していくことです。
そして当然、費用と利益のバランスがあってないといけません。

しかし、そんな高等なことをする前に。

基本を忘れてないでしょうか?
簡単なことさえ継続出来てますか?

結構、出来ていない現状が多いのではないでしょうか?
そのくせ、現状はさて置き、より楽な方法を探しているのでは?


セミナーにはどう参加するべきでしょうか?

もともと立場も業種も業界も育った環境も違う人間の話です。
当然たくさんの考え方、分析、行動、答え、見方があります。
参考になる意見、参考にならない意見もあります。

これ当たり前です。

しかし本当に参考にならない意見なのでしょうか?

講師の話し方や態度や評判や役職や経験や年齢や容姿。
参加者の勝手な思い込み・聞く姿勢に関係してないでしょうか?

ついつい自分と同じ意見を歓迎し、違う意見は歓迎できない。

「おっこんな若造がなにを言うんだ」みたいな心構えで聞かれれ
ば僕の伝えたい内容は半分も伝わるでしょうか?

そもそも、そんな「対立構図」では無いはずです。
もっと心を開いて、全部吸収するつもりで臨む。

自分の体験できない貴重な意見を、活かすために加工・応用・
するための「なにか」を探しにきてるはずです。

派手な即効性のある内容をイージーに求めてませんか?

最後に、セミナーで講演される側は、
わざわざ貴重な時間を割いて話しを聞きに参加いただいてる訳
ですから。

もっと聞いてもらえる内容・意味のある内容・そして理解し易い
話し方・表現・ケーススタディ・資料作成に努力するべきだと
思います。

まして90分や2時間なんて、予想以上に長い時間です。
映画一本分ですから・・・・・・
ですから
面白くない内容であれば参加者側にとっては、まさに拷問です。

当然寝ちゃう参加者もいるでしょう。とくにお昼後なんか(笑)
そうとう話が面白くても、寝ちゃう場合もあります。本人の意思
とは関係なく、悪気もないんだけど、年齢とともに集中力も下が
ってくるし・・・・私が参加したセミナーでもついついウトウト

でもプロであれば、寝かしちゃいけないです。

セミナー終了後のイメージは
「あっというまだった」とか「エキサイティング」だったとか
「もっと勉強しよう!」とか「またぜひ参加したーい」とか
「同僚におしえてあげたい!」です。

ですから、一生懸命、汗くらい書いて話さないといけません。
気も使えるだけ使って、できるだけコミニュケーションをとらな
いといけません。

僕も頑張ります。


 

  2002年02月25日   岡崎 太郎