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■□オカザキ・マガジン□■第386号 2005.03.16=5592部発行
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■□通販的にITを世の中を捉える
□■売るためのマーケティング心得
http://www.it1616.com
発刊:ITM代表 岡崎たろう
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<今日の内容>
■「格差社会」
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格差が広がっている。
世界で見ても国内を見ても
朝から新聞を読んでいたら、高校生の意識調査が載っていた。
アメリカ・日本・中国の高校生の意識調査だ。(日本は11都道府県
11校の約1300人、米国は12校の約1000人、中国は12校の約1300人
を対象・財団法人日本青少年研究所調べ)
http://www1.odn.ne.jp/youth-study/reserch/2005/shukei.pdf
この調査かなり細かな質問が21ページにわたって紹介されて
いる。国民性の違いが浮き彫りになっていてなかなか興味深い。
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その中で気になったのは、この質問。
「今の生活で何でもできるとしたら何がしたいか」に対して
日本の高校生はなんと「好きなように遊んで暮らす」38%と答え
たそうだ。ちなみに中国人は4.9%
同じ問いでも「何もしないでのんびり暮らす」日本14.7%・中
国6.5%・米国6.4%と倍以上も違う。
「のんびり?おいおい大丈夫かと僕は心配である」
考えてみると「何もしないでのんびり暮らす」というのは親の
世代のひとつの夢だったのではないだろうか。親の夢を子が色濃
く受け継いだとは考えられないだろうか?
ハングリーの対極、揺り戻しの結果とも思える。
だいたい「何もしないでのんびり暮らす」は一種タブーな事で
あり大手を振って公言できることではない。サラリーマンが安居
酒屋で「のんびりしてぇよな」とボヤいたり隠居が近い高齢者で
あれば許されるとして若手ベンチャー経営者が株式公開の末、真
剣に早期リタイヤを宣言するなんて勇気のいるコトだ。
(慎ましく貧乏な人がスローライフを実現するのは許せても資産
を手にした若い人間がリタイヤすることは妬ましい。)
そんなことはさておき、この「のんびり暮らす」という価値観
は高校生にまで蔓延しているわけで、いよいよ日本人はハングリ
ーではなくなったんですね。
ここまで極に降られれば自立反発作用でこの価値観は反転をは
じめるのではなかろうか?なんてさえ思う。
しかし気になっているのは格差である。言い換えれば「極」の
幅が開いてきているわけだけど、一方向に収束するのではなくて
2極の左と右という具合に2方向に収束していくのでは?と気が
ついた。
たとえばこんな極が存在する。
「希望がある」<>「希望が無い」
「お金がある」<>「お金が無い」
「スピード重視」<>「スロー重視」
「主体性重視」<>「コントロール重視」
「高級嗜好」<>「100円均一」
考えれば他にもいろいろあるだろう。この格差が極端になって
きているのではと思うのだ。
さまざまな価値観がバラバラに存在する社会になっていると再
認識した。柔軟な思考でこのバラバラな価値観を受け止めていか
なければ、いちいち衝突することになり生きづらい。
大事なのは柔軟性である。
もうひとつ見逃してはいけないのは、日本という国の社会条件
である。世界の条件と照らし、国際競争を考えた上での将来も含
めどういう価値観を学生にもってもらうべきか?
大人同士の議論が必要なのだ。
価値観とは個人が勝手に身に着けるものではなく、生活の中で
外的な刺激や要因によって育まれるものだからだ。
最後に冒頭の調査に戻るが「勉強するなど将来に備える」は
5.7%と三カ国中最低だった。
安易に「のんびり」では先が思いやられる。
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