136-東京出張レポート3

■2002/09/20
出張レポート3

今日午前中は代々木でデメケンの亀田さんと会う約束。
          デメケンhttp://www.demeken.co.jp/

亀さん主催の通販勉強会で
世界最大のTVショッピングのQVCジャパンさんを視察に
いったお話を聞きました。 http://www.qvcjp.com/

QVCジャパンは
米国QVC社と三井物産株式会社との提携で設立されたテレビ通販
の会社。2001年4月から全国のケーブルテレビと、デジタル衛星
放送を通じて番組を放送していますからご存知の方も多いかと思
います。

なにせ授権資本金が130億円の会社ですから、凄いですよね。


さらに6月現在でQVCの番組配信ケーブルテレビ局数は138局
これは2001年4月の開局時46局から比べて3倍です。

ケーブル局経由の視聴世帯数は約370万で開局時は120万世帯です
から世帯数でも約3倍以上の増加なんですね。


サービス的にも独自のシステムを導入してて興味深いんです。
たとえば「クイッQリザーブ」は、テレビを見て、いざ電話注文
をする際、電話が混み合って、順番を待つている間に、商品予約
を受け付けちゃう仕組み。

つまり限定数のある商品でも売切れを心配することなく、オペレ
ーター接続後のスムーズに注文できるので、ご迷惑をお掛けしな
いというもの。

ねっおもしろいですよね。 


ほかにも、
通常朝8時~23時までの15時間を生放送を期間限定で
40時間を連続生放送をやったりね。さすが24時間ノンストップ
ショッピングチャンネルですよね。

他にも亀さんとは、レアなユーザーアンケートについてとか、
ネットとの関係についてだったり韓国の通販事情とブロードバン
ドコンテンツのこれからについて意見交換。

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■そこに元リクルートの信国さん登場。


少し遅めのランチを三人で食べて・・・・

そのあと、信国さんと近くのカフェで、信国さんの農家体験話
を堪能。


「慈しみを感じた」との彼の言葉。


素晴らしい人達との出会いそして帰農と自主管理の精神。
を感じたんだと語ってくれました。

また
「一気通貫には言い訳が存在しないんだ・今まで自分自身では他
の誰より言い訳は少ない方だと思ってたけれど、彼らに比べたら
・・・・俺なんてマダマダ、俺も言い訳の無い生き方がしたい」

「だって農業はじめたら、海外旅行なんて行けないよ!だって
農作物の面倒があるからね」

>「それってストイックですよね!信国さん。」

「いやいや彼らはそんな風には思って無いんだよ!」

>「へえぇ!いい経験だったんですね」

信国さんとは近いうちの再会を約束してお別れ。
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■15:00名古屋へ向かうため、東京駅へ


一番早い新幹線に乗車。指定席は三列シートの真ん中。

新横浜から白髪の女性が、窓際の席・つまり隣に座ってきて
思わず目があっちゃって・・・

>「こんにちは」

 「こんにちは」

>「どちらまでですか?」

 「京都です。」

>「へぇ僕は名古屋です。京都に行くんですか?」

 「いえ帰るんですよ」

>「もう京都もだいぶ涼しくなったんじゃないですか?」

「そうね・・」
こんな感じで話してると・・


 「実は去年、夫が亡くなってね」

>「えっそうなんですか」

 「そうなの院内感染でね、風邪で気管支炎で熱がでちゃって」

>「へぇ大変でしたね、ところでご主人はお仕事は?」

 「仕事はね絵描きだったの 古津三男っていうんだけど」

>「すいません勉強不足で」

 「ドイツで個展なんかもやったのよ」

>「へぇ凄いじゃないですか」

 「夫は子供の頃から絵が好きで美大を出て死ぬまで、ずーと
 絵書きだったのよ・・・でも私は大変だったわ、とにかく貧乏
 だったしね。」

>「でも好きな事、やり続けるって貫き通すってなかなか出来な
 いですよ、絵が好きでも商業デザイナーになったり・・・」

 「絵じゃ食べれないから、学校の美術の先生やったりね(笑)
 でもほんと、夫は幸せだったと思うわ」

>「どんな絵を書かれてたんですか?」

 「若い頃は、観音菩薩書いたりして、後半は風景や西洋抽象画
 なんかかしら」

>「へぇえ絵はどちらで観れるんですか?」

 「自宅にあるのよ、ぜひ京都に入らしたら観てあげて」

>「はいわかりました。」


 「夫の絵を見ていて思ったんですけど、絵はテクニックだけじ
 ゃないの気というか、作者の思いが込められてるわけだからフ
 ィーリングが合わないと駄目なの。」

>「そうですよね、技術はどんどん上達しますもんね。
 それに上手なだけじゃ味がないから感動がないですよ。」

 「夫は亡くなってしまいましたから、もう描きたくても描けな
 いの・・・だからお金だけでは売りたくないの、大切にしてく
 れる方・フィーリングの合う方にもってほしいのよね」


>「そうでしょうね」


 「案外人間なんてあっけなく死ぬものよ。

 だから何か始めるときに条件がそろって環境ができたら・なん
 て言い訳なのよね、一番多いのは、お金が用意できたらとか資
 格がとれたら実行するなんてこれも全部言い訳なの・・・・」


>「はい僕もそう思います。」


 「そう?
  そう思うんだったら「やりたいこと」を
  今すぐジャンジャンおやりなさい!」

>「わかりました。」

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うわぁ・・・はじめて逢った女性に背中おされちゃった。
もっと話していたかったんだけどここで名古屋到着。

と思ったら右隣のおじさんから

「すいません。名刺交換・・・いいです。」「あっはい・・」
「岡崎です。」「いやー横で聞いててね(笑)」

「すいません。ここで降りますんで、また連絡しますね」

「はい、ではまた。」


「あっ京都に行くとき連絡します。ありがとうございました」


今日はどうしたんだろう?

意外かもしれないけれど、新幹線や飛行機で隣の人と滅多
なことが無い限り、話したりしないんですよ。

隣のおじさんも、名刺みると、日本有数のレンタルポジ(広告写
真リース)の会社の取締役だったし・・・・不思議ですよね。

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■名古屋駅到着


もう3年ぶりの名古屋です。

用事はダイレクトマーケティングワークショップの名古屋例会に
参加の為・・・まだ約束の時間までゆっくりあるなー・・・


「あっそういえば、GAの西村さんどうしてるかな?」

彼の携帯に電話、早速名古屋駅で会うことに・・・・
高島屋側の出口で待つ事15分・・・

 「どうもご無沙汰です。」

>「あっ西村さん元気?」

彼とは、僕が前職で一番利用していた印刷会社の営業だったんで
すね。そしてその後名古屋の責任者になったんですね。

近況の話を聞いて、なぜか僕は長々と説教臭い話をしてしまって
西村さん「ごめんなさい。」

来週・福岡である共通の友人の結婚式でまた会いましょうね。
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タクシーでダイレクトマーケティングワークショップの会場へ

アロエソープやアロエシャンプーが有名なリーブルさんの会議室
が会場。

「あれっ?もうはじまってる。
       シマッタ時間・間違えた。」

偶然なんだけど、福岡でお世話になってる「通販コンサルタント
の今村さんを呼んでの勉強会だったんですが・・・」

いきなり今村兄さんに
 
 「遅いぞ、太郎。この礼儀知らずめ」
         と罵倒されちゃいました。

今村さんの公演後に来月開催される、DMWの全国大会のプロモ
ーションを10分ほどさせて頂きました。

 ちなみに二次会用のお酒のHP作ってみました

              http://www.it1616.com/dmw.html
                   凄いリストでしょ。

名古屋の会員は、洋菓子の頒布会をされてる、サンクドノアさん
や化粧品の個人輸入のカタログを150円で書店販売することで商売
をしているブランシェさんにテレマーケティングの三愛さんなど
米山会長以下精力的なメンバーさんがいるんですね。

二次会でも懇親させていただいて、23時に名古屋サミットホテル
まで、送っていただいたんですが・・・・

このホテル・・・・会長の米山さんに予約していただいてたんで
す。確かに安い料金でお願いしますね・・・と。


しかし「壁が薄い・薄すぎる」


シャワーを浴びて、寝ようかなと思ったそのとき・・・

エレベーターホールから、男女の楽しそうな話し声。

いやな予感

だんだん僕の部屋に近づいてきて・・・・

なんと隣の部屋。
部屋に入っても・・・「会話」丸聞こえ。


最悪。


仕方ないので、
もう一度服を着て「いざ繁華街へ」
ホテルの前でタクシーをひろって、
名古屋最大の歓楽街「栄」へ

東新町・栄・錦・と練り歩き・・・噂のテレビ塔の公園を歩いて
結果、錦のバーでひとりお酒を飲んで、それからもうひとつバー
をハシゴしてからタクシーでホテルへ・

ありゃっ・・・もう4時!

 さぁ寝ようっと・・・


ベットに潜り込んだら
隣の部屋から、

なんと「イビキ」が・・・・・げっ最悪。

やっぱり、それなりには、ホテルはちゃんと選ばなきゃ!

明日は朝一番9時から、打合せなのに・・・・
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岡崎太郎(おかざき・たろう)
通信販売の部署を一からスタートし、2年間で年商を15億円に。
独自のマーケティング論を確立する。30歳を機に独立し、WEB制
作会社設立、その1年後、現在の経営者・幹部・企画担当・IT
に自信のない方や次世代のマネージャーヘ、IT関連の話題を
中心に継続的に学べる環境を提供する「itmセミナー」を主催す
る。

岡崎の詳しいプロフィールは
    こちらから http://www.it1616.com/o_story/01.html

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当然、無料で学生向けセミナーを開催したいんだけど・・って
発信してるんですが・・・

全く反響無し。

公立は、難しいだろうからね。
先生は、頭固いのかね?

福岡の教育委員会には、一度だけ伝えたんだけど・・・そのまま
なんの音沙汰もなくて・・・僕がもっとメジャーだったらあるの
かな?

世の中、少ないけれど20代30代の若手経営者やクリエイターとか
海外放浪経験者みたいなキャラが際立った人がいるわけね

中高生を彼らに逢わせて、

 感じさせたいわけ

「夢を見ても良いんだ!」ってね


そんな機会を作ろう
って考えてる人間が僕意外にも絶対いると思うんだけどな?

僕自身は出番待ちで・・・
まぁ話さにゃいかん時は焦んなくても来るんだろうけれど・・・


まぁ僕からのメッセージなんです。
詳しくはこちら http://www.it1616.com/service/index02.html

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■法人企業・行政の皆様へ 


出張講師を受けるにあたって・・・・。


セミナー、イベントなどでの講師を選ぶって結構大変ですよね。
講演テーマの設定も広すぎると、なんか概念論になってしまうし
各論ばかりだと、参考にならない参加者が出てしまったり・・・

運営サイドは、せっかくだから参加者の要求に答えたいと思うの
は当たり前だと思います。


セミナーは難しいんです。


参加者にとっては、貴重な時間とお金を使って参加するわけです
からね。

大切なのは、

わかりやすい、応用が出来る。
スグ使える。役に立つ。効果がある。

内容で、しかも眠たくない内容でないと駄目なようです。


評判が悪いのは、淡々と話す大学の教授や、講演慣れをしていて
心のコモッテいない講師のようです。

ついつい、有名人や肩書きに囚われて講師を選定するケースが多
いようです。無難に無難にというところでしょうか?

僕の肩書きはitmの代表です。
ITとマネジメントを教える勉強会の代表をやっています。

また経歴はこちら
 http://www.it1616.com/o_story/01.html をごらんください。


僕は講演は、まさにライブだと思っています。
エンターテイメントでなければいけないと思っています。

つまり「おもしろくて観客をひきつけないと」いけないんです。

考えてみてください。
二時間のセミナーだと、映画より長いわけです。

だから、話は上手に組み立てられていなければ、即興で話して
どうにかなるものではないと思います。

あの「横山やすし・きよし」の一見、即興にみえる漫才でも
何百回も練習練習して、完璧のさらに上の完璧な「間」を
提供しているという話を聞いたことがあります。

確かに完璧にただ台本どうりでは柔軟性にかけますが、

よくある数行程度ののレジュメでセミナーをやろうなんて、
間違いなく準備不足です。

繰り返しますが、映画より長いわけです。
映画制作といえば
台本・演出・音楽・特殊視覚効果・監督、製作費も高額です。
時間も労力もかかってます。

そして配給会社が認めてはじめて映画館で公開されるのですが
収益が立たない事を理由に、公開できずビデオのみリリースと
いう作品もあるほどです。

だから映画館で公開されるというのは、選ばれたお墨付きの作品
なのですが、それでも・・・

面白くなければ寝ちゃいます。

ですから僕の場合、2時間のセミナーであれば、
まず伝えたいことを整理して台本レベルまでしっかり作りこむよ
うにしています。そしてその後、柔軟性を持たせるため、即興の
できるフリースペースを空けていく作業をしています。

それでも現場に行って、参加者の属性や反応に合わせて、テイス
トや声のトーンや早さを調整しなければいけないなぁと感じてい
ます。

料金を頂く以上、プロとしてセミナーを成功させたいのです。

どうぞ、機会がありましたら、岡崎を採用してみてください。


得意分野は、
「実践マーケティング関連」
「泥臭い通信販売実務全般」
「やる気モチベーション」です。

予算15万円からご相談に応じます。
お気軽に相談ください。


過去の実績等は http://www.it1616.com/service/index.html

出張および社内研修についてのご要望は
担当・井手までitm@pictsys.com
 

  2002年09月27日   岡崎 太郎