アマゾンで注文していた師匠である橘川さんの新刊が届いた。
ちょっと不真面目なタイトルですが、第一章のページを一枚め |
まず最初の問い掛けが、
戦後社会、僕達が獲得したものは何か?喪失したものは?
であり、その答えを勿体ぶらず惜しげもなく、獲得したものは
「暇」であり、喪失したものは「ハングリー精神」だと言い切っ
ている。
そこまでたったの2ページ弱。
本質をスパッと切り取る感性の高さと潔さに驚いた。
さらに読み続けていくのだが、一文一文に無駄が無く、主観で
言い切っていく爽快さを感じる。
そして、この一文に打ち抜かれた。
本文抜粋---------------------------------------------------
質を追求するということは、ユーザー一人ひとりの顔が見える
ところまで近づいていくことであり、それは結果的に、市場を狭
く限定することになる。
社会の大きな流れは、そうした「質」を望む時代を要求してい
る。小さな市場を連鎖していく「ネットワーク」という概念も、
こうした時代の流れが生み出したものであると思うべきだ。
--------------------------------------------------本文抜粋
そうなのだ、ワントゥワンをスローガンに進む現代のマーケテ
ィングの方向と無限のマーケットの幻想の不協和音を明快に表し
ていると思う。
ひとりで処理できる、顧客との目の届く距離の関係性。
システムが発達することで、処理の効率化が図れた事で、大量
処理が可能になった現代。だからといってひとりの処理する数量
が増大すれば、人間関係は希薄化するのは自然である。
人間ひとりのエネルギーは分散するだけなのだから。
街の小さな女将がひとりで営業している小さな料理屋、席数は
女将のサービスがきちんと行き届く範囲、だからこそ、顧客のロ
イヤリティーが向上するのである。
もし店を広げ席数を増やし、女将の目が行き届かなくなれば、
顧客も女将もそれは本来求めた理想の状態からは離反していく。
つまり、目的に対しての適正なサイズがあるのです。
師匠の言葉を借りれば、総量規制となる。
もう随分前から、多くの会社がワントゥワンやCRMを、形だ
けのテクニックとして取り入れる不毛さを感じていたのだが師匠
の一文に、胸の痞えがいっぺんに解消してしまった。
皆さんはどう思いますか?
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itmおこぼれ話 by ガーリー井手
(株)デジタルメディア研究所 所長の
橘川幸夫(きつかわ・ゆきお)さんって何者なのか?
数々の投稿雑誌の創刊に携わってきた橘川さん。橘川さんが生き
抜いてきた参加型メディアは、刺激的で元気が出るイベントだら
け。
常に「何か面白いコト」にアンテナを張り巡らせ、知らず知らず
間に様々な人を巻き込んでいく。そういう雰囲気とその年齢から
は信じられないくらいパワーの秘めた人物です。
デジタルメディア研究所
ただいま、ネット上でバーチャル出版記念開催中です。
http://www.demeken.co.jp/labo_hima.html
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岡崎太郎、7月出張講演のご案内
7月11日 大阪で岡崎の出張講演があります。
主催は、DMW関西さん。
DMWとは、ダイレクト・マーケティング・ワークショップの
略で、通信販売の研究している全国組織(会員制)になります。
実は、岡崎はDMW九州の5代目の会長を努めさせて頂いており
ます。
通常は、DMW会員企業さましか参加できない勉強会を毎月開催
しておりますが、今回のDMW関西さんでは、オープンセミナー
として、会員企業さま以外の方も参加できます。
第196回 7月 DMW関西オープンセミナー
テーマは、通信販売を成功させる秘技をご披露します。
商品開発から広告表現まで、通販を取組む上で需要なポイントを
お話します。
日時 2003年 7月11日(金)
開場 18:00 講演 18:30 ~ 20:30
会場 エル・おおさか(大阪府立労働センター)7F研修室701
大阪市中央区北浜東3-14 (TEL 06-6942-0001)
http://www.wakuwaku-kaihatu.com/map-losaka.htm
参加費 4000円(一般のご参加者さま)
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◆お申込みは itm@pictsys.com までメールください
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