251-三越がたまげた「100万円均一」セール

 いまどき、100万円といわれても昭和45年当時の100万円とは
意味が違うのだけれど、価値を超えて「百萬円」という一単位
としての響きにはノスタルジーも含めて感じる数字ですね。
 

 2003年9月1日 日本橋三越本店では、名古屋や福岡などの地方
子会社4社と合併することを理由に記念セールを開催しました。

 このセール、長引くデフレ不況に対抗して、豪華さを前面に押
し出した一風変わった高級品ばかり約100種類、約500点を
一律100万円で販売する「百万円均一セール」なのだ。

 当初は56点だったそうだが、前評判が好調なため商品を追加
したほどの勢い。

 商品は、自分をモデルに7台の特殊カメラで撮影した写真をベ
ースに約4カ月かけて制作する特製ブロンズ胸像、藤田まことが
主演する「浅草ろまん『雪の花道』」の三越劇場1階部分(400席
)の貸切権利や三越のシンボルマークでもある獅子の24金の置
物に純金の仏具セットに18金製ゴルフのパター。

 ほぼ150万から350万の商品を今回特別に100万ポッキ
リで提供だったそうだが、中でも割引率が、一番大きかったのは
毛皮のコート。なんと500万相当の商品を100万円というか
ら400万円の値引きだから凄いのだけど、本当に500万の価
値があるのだろうか?

 売れ残り品の償却とも思えるのだが・・・

 毛皮に比べて、フランスの超高級ビンテージワイン、ロマネコ
ンティーの1990年と2000年の2本セットが100万というのは、そ
れほどお得感はないとおもうのだけど。

 また豪華客船「にほん丸」で行く奄美大島クルージング7日間
定価109万円が100万円、これも限界値引きなのでしょうか。
http://yado489.com/funenotabi/japanships/nipponmaru_f.html

 後は水晶の2点セットや宝石類がズラッと並んだ感じ。
たしかに富裕層の消費意欲を煽りまくった100万円企画だが。 

 もっと知恵を使って欲しいですね。
 
 人気だった商品は純金製品のように価値がわかりやすい商品
だったそうですが、売れなくても、この不景気な日本に夢と活力
を与える壮大な商品はなかったのでしょうか?

 400席貸切は評価できるのだけど、純金のライオン像はその
ままでしょ。なんでも純金だったいいってことじゃないけれど。

 100円ショツプの方が、驚きがあるもの
「えーーーこれが100円なの?」同じように

「これが100万円なの」というバリューが欲しいですね。
圧倒的なディスカウント感?というか100円均一と同質のね。

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 どんな金持ちが集まっているのかとテレビを見たのだが、いわ
ゆるセレブぽい人種には見えず、どちらかといえば大阪のおばち
ゃんに見えたのは僕だけだろうか?

 嫉妬も入っていたのかもしれないが・・・

 取材に答えたお客さんは、金のライオンを熱帯魚の水槽に沈め
て鑑賞したいと答えていた。

 へぇええ

 ブロンズ像は注文が殺到し、急遽追加したそうだ。

 取材では、ある奥様が、去年市会議員を定年で退職した旦那を
労って旦那に無断で買うそうだが、さてどこに飾るのだろうか?

 三越によれば目標一億円に対して9時間で五千万を上回
る一億五千万円を売り上げたらしい。

 つまり約150点も売れたわけですね。
一時間平均16点1600万円か凄いね。

 この結果を見れば、地方の各三越でも開催されそうな勢い?
二匹目のドジョウで他のデパートも追随するか?はたまた来年は
1000万円均一でもやりそうな勢いですね。

 実は日本はバブルなのでは?バブルの兆し?
そんなわけは無いのだけど・・・メディアにノセられやすい国民
だから気持ちよくノセてあげればと思うのですが。

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 金の仏具セットを購入したおじいさんは、去年亡くなった奥さ
んへの最大の供養だと言っていたが、なるほどそういう需要もあ
るのかと思った反対に、「供養」をセールストークにするのには
どうも抵抗があるものですね。

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オカザキ・マガジンおこぼれ話 by ガーリー井手

地方在住、はじめての著書であるにも「バカ売れに売れた」

 栗本唯さんの『もっと儲かりまっせ(あさ出版)』岡崎太郎の
『売れるしくみはこうつくれ』の極秘対談がついにCDになりま
した。

4月に出版された『もっと儲かりまっせ』 はもう読まれましたか?

ネット書店No1のアマゾンでいきなり二位にランキングされるや
全国書店でも平積み殺到。

あっという間に増刷・増刷で1万部を越えました。

対する岡崎の『売れるしくみはこうつくれ』も発売前よりアマゾン
のランキングで8位にランクインすると、試験販売の書店でも売切
れ続出。正式販売がはじまれば、 イーエスブックで堂々の第一位。

あっという間に増刷・増刷で1万5000部を越えました。

無名の著者の本が、1万部を越えるほど売れる理由はどこにある
のか?

栗本さんと岡崎の共通点を分析することで探ってみましょう。

■共通点1)無いものづくし。
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岡崎が通信販売を始めた時も、通販の経験がない・売り方の知識
がない・資金がないといったゼロからスタート。

じつは、栗本さんも全く同じなんです。

外資系商社マンのトップ営業マンから自信満々で独立したものも
意気揚揚とスタートしてみたら、今までの扱ったことのない商品
ということで、今までの取引先とお付き合いできなくなりまいた。

一から新しくお客さま、開拓しなければいけません。

頼れる人もなく、たった一人(人脈が通用しなかったのです)。
さらに商品を開発する技術も何も無く、業界のルートも無し。

まさに無いものづくしからスタート。


■共通点2)手探りのしくみづくり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
しくみとは、売れるしくみです。

岡崎が通販をはじめた当初、マーケティング知はまったくゼロ。

そんな中で、商品開発・広告原稿作り・広告媒体選び・データ
ベースの管理と分析・コールセンターなど自ら手探りで構築して
いきました。

多くの失敗を経験し試行錯誤の中から購入へと繋げる、「売れる
しくみ」を築き上げました。


これまた、栗本さんも全く同じ。

今までの商社マンの営業では、売れ筋商品を追いかけていました。
しかし、有名企業でなくなったら、同じように売れ筋商品を追い
かけていては価格競争に挑まないといけません。

つまり、自らが売れ筋商品をつくらないといけない。
そのために、オリジナル性を出す栗本さんの試行錯誤が始まりま
した。(詳しくは、「もっと儲かりまっせ」をご覧ください)


人に任せないで、自分達でお金をかけなくて出来ることに
知恵を絞り、試してみては修正の繰り返しをする。

そうした中で、売上げに結びつく「しくみ」ができたわけです。


■共通点3)非常識な常識
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二人とも今までは非常識と言わたことに立ち向かい、そこにチャ
ンスをみつけています。

岡崎の非常識な常識のひとつは、商品開発です。大量発注すれば
商品原価が安くなるこれが常識ですね。しかし、小ロットの発注
で原価を安くするために、知恵をしぼる。

そこで、思考のブレイク・スルーがおこり非常識な常識が誕生し
たのです。

栗本さんも、同じように非常識なことを挑戦しています。

値上げしても断れないためには。利益の2倍以上にするためには
「そんなこと無理・無茶ですよ」という禁断聖域=非常識に踏み
込で、儲かる突破口を手に入れました。

非常識を覆せば、そこに楽園が広がっているのです。

このように、栗本さんと岡崎に共通点があります。

「もっと儲かりまっせ」や「売れるしくみづくり」では、著者自
らが体験して得られた事例が盛り沢山の内容だからこそ、今まで
なかった実用書として受け入れられているのです。

@ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @

そんな栗本さんと岡崎が極秘の対談しました。
お互いゼロから、それぞれ独自のしくみを作り上げたもの同士。

栗本さんと岡崎が
儲かるしくみ・うれるしくみについて語り合いました。

■おすすめ!自分史をつくろう
 
自分の、自社の「ウリ=強み」は一体何なのか?
それを見極めることが事業成功の第一歩です。
自分史を作ることで、どういった反響を起こるのか?

■隣の芝はやっぱ青く見える!?

隣の芝が青く見えるがごとく、他社さんの○○が売れている・
儲かっていると聞くと、良くみえてしまうものです。
しかし、売れるには売れるための何かが必ずあります。

商売の本質とは何なのかを検証しよう。 

■広告に対する取り組み方とは?

成功する戦略を持って広告は出すべきです。 
成功する戦略のポイントは、テストすることです。
テストしながら次の手を打つためのチェックすることが大事
なのです。

■マーケティングの気持ち悪さ 

そもそもマーケティングって一体何なの? 
一般的に用いられるマーケティングの気持ち悪さを感じていませ
んか?一番大事な事はこれから具体的に何をするかということ。

■商品開発時の発想バランス 

商品開発のコンセプトである「マーケット・イン」と「プロダ
クト・アウト」。マーケット(市場)なんてドコにあるだろうか。
お客さまのニーズとよく言われますが、何を基準に考えるべきな
のか? 

■法人営業向けマーケティング 
 
法人営業におけるテストマーケティング=テレフォン・マーケティ
ングがすぐ出来ます。 

■やっぱり押さえるべきリピート 
 リピートが無い商売をやってはいけない。
でもリピートが無い商品しかない時は? 

■2人が思う商いのココロ構え 
 商売の一番の基本は何なのか? 


栗本氏・岡崎が考える経営論は、よくわからないマーケティング
論に翻弄されないために、何を基準に考えればいいのか?

経営者さまや、起業された方、企業を目指している方以外にも
すべてのビジネス・キーパーソンの皆さま

栗本氏・岡崎の対談の中から、すぐにでも今の現状を打破する
糸口を見つけてください。


◆内容 67分 音楽CD形式(音楽CD再生器で再生できます)
◆価格 5,000円(送料込・消費税別)


お申込みは ↓ ↓ ↓ ここから

■オカザキ・マガジン251号
■ 栗本唯 氏 VS 岡崎太郎 対談CDを申込みます。 
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もっと儲かりまっせ(あさ出版)著者のご紹介

栗本唯(くりもと・ただし)さん

韓国・三星グループの日本法人である日本サムスン(株)に
勤務。トップ営業マンから2000年8月に独立し、自然産業振興
有限会社を設立。資金なし・人脈なし・営業マンなしの状況
から、法人向け販路開拓に挑み、1年で80社以上開拓。

この時の経験からビジネスで成功するために必要な

1.世の中に役立ち人に喜ばれる事業をしようという固い信念
2.売れる独自商品(サービス)
3.効率的にそれを売っていく仕組み作り

この3つを作っていくのをサポートする売上増進研究会を主催
しています。

栗本さんが主催の売上増進研究会
http://www.uriage-z.com/

栗本さんが配信しているメルマガ(無料)は、読者が1万人
以上になりました。登録は上記アドレスからできます。
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売れるしくみはこうつくれ(オーエス出版)著者のご紹介

岡崎太郎(おかざき・たろう)

通信販売の部署をゼロからスタートし、2年間で年商を15億円
にし独自のマーケティング論を確立する。30歳を機に独立して
WEB制作会社設立、現在は、通信販売で得た経験もとに、売れる
しくみづくりを勉強する「itm」の運営に取組む。
と、同時に 5年で年商50億 化粧品などを販売する会社の
ブレーン(取締役)として活躍中。

11月上旬には、オーエス出版より次回発売決定。

売れるしくみはこうつくれ は、おかげさまで絶好調です。

5月末に発売されて以来、わずか3ヶ月たらずで第5版の重刷し
1万5000部になりました。ありがとうございます。

  2003年09月02日   岡崎 太郎