巷にスパムメールが溢れかえっている。 スパム対策でシコシコと禁止ワードを登録する。 根本的解決には程遠い。 |
しかし敵も努力を惜しまない。
下記の単語をよく見て欲しい。
Down1oad
Downloadの小文字のエル「l」が数字の「1」に変わっている
スパム対策の対策。これぞまさにイタチゴッコである。
ほかにも
Dol1ar
これも小文字のエル「l」が数字の「1」に変わっている。
さらに合わせ技でバイアグラ。
V1Agr@
v|@GRA
「a」を「@」に変えたり、大文字小文字を組み合わせたり
小文字のエル「l」と見せかけて、記号の縦パイプ「|」を使っ
たり。性質が悪い。
しかも下記のようなスパムまで登場した。
僕のメーラーでは「Viagra」は禁止しているのに、すり抜けた
のでおかしいと気が付いたのです。
「Vi.agra」
テキストで表現している関係上、再現できまないのですが
実はiとaの間に小さな黒点が、もっと狭い隙間にチョコンと
あることに気がついたのです。
そこで、テキストエディターにコピーすると。
Vicagraと、意味不明の「c」が現れました。
次に、問題の受信メールを選択後、マウスの右クリックで
プロパティーの中の詳細画面、右下の「メッセージのソース」
を見るとびっくり。
なんとテキストメールだと思いきや、実はHTMLメール。
そして問題の「Vicagra」の記述部分が
Vi<font 1px"="" style="font-family: 'MS PGothic'; font-size: small;">cagra
となっているでは無いですか。
問題の「c」は文字のサイズを極小の1ピクセルにすることで
対応していたのです。
ここまで努力するなら、もっと社会に貢献できる事に知恵を絞
ったらと思ってしまう。
知恵を絞る方向が問題なのだ。
しかも、ここまでスパム対策を潜り抜けたところで、所詮スパ
ム、ゴミ箱を直行だ。こんなモノが広告といえるのでしょうか?
企業のブランド戦略って何なのでしょうか。
お金を使って「迷惑」を振りまき、買わなかった人の行き場の
ない怒りを増幅して。
困ったものですね。
スパム対策に有効な技術の早期開発に期待。
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デジタルメディア研究所(デメケン)の 橘川幸夫さんの新刊
『やきそばパンの逆襲』橘川幸夫/河出書房新社/¥1400
が発売になります。
毎度・毎度ボクの脳みそを刺激してくれる、橘川さん。
前作「暇つぶしの時代-さよなら競争社会」
戦後社会、僕達が獲得したものは何か?喪失したものは?
その答えを勿体ぶらず惜しげもなく、獲得したものは「暇」であ
り、喪失したものは「ハングリー精神」だと言い切っている。
そこまでたったの2ページ弱。
本質をスパッと切り取る感性の高さと潔さに驚ろかされる。
読み続けていくと、一文一文に無駄が無く、主観で言い切っていく
爽快さが感じられます。
(詳しくは、ボクのレビューをご覧らんください)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582831672/ref=pd_sims_dp__1/249-4856727-7389954
さて、今回の新刊では、橘川さんは小説を書いたようです。
以前、橘川幸夫さんから、届いたメルマガでは
▼デメ研サイトからジャンプ出来ます。
http://www.demeken.co.jp/labo_book.html
僕自身の著作としては10冊目になる単行本が発行されます。
昨年「暇つぶしの時代」を出したばかりなので早いと思わ
れるかもしれませんが、勢いで書いてしまいました。
なんと、小説です。
小説を書きたいと思ったのではなく、小説という形式を使っ
てみたらどうだろう、という思いつきで書いてみました。
書いてから、どんなものだろうと周辺の仲間に読んでもらい
ました。これまで25年も付き合いながら、僕の書くものは「
面倒くさいから」と読んだことのなかった男が「面白い」と
言ってくれました。
逆に僕のことをよく理解している人は「これでも小説か?」
と、疑問を呈しました(笑)僕自身、これが小説かどうかは
よく分かりません。
とにかく、新しい領域へ踏み出したことは確かです。
続々と「小説」を書き続けています。
さてさて、みなさまの反応を聞かせていただきたいと思います。
なにしろ、一人で何かやるのは寂しいので、そういうの嫌いな
ので、周辺の仲間にも「小説書けよ」とあおっております。
ぜひぜひ、読まれた方は、ご感想をください。
▼感想はこちらで
http://www.demeken.co.jp/wbn/kit2003/html/show.cgi?view=headline
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【!MEMO!】 --内容例--
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やきそばパンが日本を救う?
ウンコのパケット通信とは何か?
タクシーの秘密結社とは何か?
出会い系スクールは駅前を超える?
広告のやりすぎはブランド力を落とす?
郵政民営化で切手は値上がりする?
フセインと田中角栄の関係は?
書籍に広告の入る日?
本書の内容を想像してみてください(笑)
<転載 ●○◎ マルキ新聞 やきそばパンの逆襲特集号 2004.02.19>
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これは、一体どういう小説なんだろうか。
橘川さんのことだから、ボクの脳みそを沸騰させるにちがいない。
さきほど、アマゾンで購入したので、届くのが楽しみです。
デジタルメディア研究所 http://www.demeken.co.jp/
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オカザキ・マガジンおこぼれ話(byガーリー井手)
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