どうして世の中に、これだけたくさんの車があるのに、自分が
ぴったり欲しい車がなぜないのだろう。
いったいメーカーは消費者調査で何を調べているのだろう。
消費者意識の研究自体とても難解なことは充分わかる。
調べたところでわかる物でも無いかもしれないけれど・・・
スタイリングはいいけれど、パワーが足りなかったり、内装は
まーまーだけど、シートのデザインがダサかったり。 全体的に、
もう1サイズ大きいものがあれば欲しいんだけど。
ちなみに新車が発売されるとネット上で写真を確認してから
ショールームに足を運ぶ。
最近よく感じるのが、エアコンの操作パネルやボタンがアルミ
だと思っていたのに、実車を見てみると、ただアルミ風のプラス
ティックにがっかりすること。
なんだか「安っぽいよな・・・」
「どうしてこの部分が「アルミ風」なんだろう?」
アルミに限った話ではなくて、木目パネルも木目風のプラスチ
ックなわけだし、セルシオ・シーマクラス以下の国産車の本皮シ
ートもどこか安っぽい。
僕が何を問題にしているかと言うと
「イメージと現物の落差があること」であり、なぜメーカーは
わざわざ落差を作っているのだろうか。
「この程度で我慢してね」とでも言い出しそうである。
今の時代、消費者は現物より先に情報を入手してしまう。
その次に、購入するにあたって必ず現物に触れる。
その時、消費者は、落差を感じる。
まさかメーカーは、この事が想像できていないのだろうか。
何を削って何を残すか?
コストダウンの波の中、大変な選択だと思う、表面上見えなけ
れば問題なしと考える企業も問題だけど、表面に見える部分まで
ケチるくらいだから、中身は大丈夫か?と思うのは人情。
さて、この事を踏まえて、商品作りとはどうあるかを今一度考
えて欲しい。プロダクトアウトかマーケットインなのか。
カタカナ言葉に踊らされずに「本質」と「実際の手順」までを
考えて欲しい。
忘れてはいけないのは、消費者は、できるかぎり妥協せずに
商品を購入し満足したいと考えていること。
「価格」と「質」の関係は後回しにして考えて欲しい。
いつの時代も、消費者はわがままなのだからね。
僕が考えるに、まずあるべき最高の条件や仕様を列挙すること
からはじめるべきであり。
消費者が言葉に出来ないけれど感じているブラックボックスな
心理に果敢に踏み込んで欲しいと思う。
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