424-師匠をもつこと

 

 何が正しくて何が間違っているのか?何がよい事で何が悪いこ
となのか?当事者の自分では判断のつかない事ばかりです。

 

 そんな時 僕は師匠に相談しています。定期的に現在の状況そ
して問題点を包み隠さず話すようにしています。

 ただし師匠とはまさに自分では気づけない道を照らしてくれる
人であって、歩んでいくのは自分ですから自分に出来ないことを
お願いする相手ではありません。

 スペシャリストには仕事を委託することができますが、師匠に
は委託できませんからね。

 ここ数年僕が師匠から教わった一部を紹介すると、いつも誠実
で毅然とした態度でいること。努力を惜しまないこと。目標にフ
ォーカスすること。何が大事で何が意味のあることなのかを考え
つくすことです。

 言うなれば師匠は人生のスペシャリスト。高い視座から広角に
問題を捉え、まだ至らない未熟な自分の部分を考えさせる意見に
いつも頭が上がりません。

■師匠との付き合い方

 師匠と弟子の関係は、まず自分にとって耳の痛い助言であって
も素直に聞き入れられる事。それは何よりも先に師匠に対して尊
敬がなければ関係は成り立ちません。

 そして感謝。

 不詳な弟子に貴重な時間を裂いてくれる師匠。言葉では表せ尽
くせないほど感謝しかありません。ありがとうございますの心が
なければ関係は築けません。

 ぜひ心から師匠と呼べるあなたの師匠を見つけた際には、参考
にしてください。
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  2005年07月20日   岡崎 太郎