433-上海

 

今週は、月曜の博多>京都にはじまり東京>上海>香港>福岡
と日曜まで5泊6日の旅である。

 

 京都で打合せをして祇園で鱧しゃぶを頂き一泊、朝から「のぞ
み」で東京入。

六本木にあるSBI系のネット証券大手の社長と
一時間懇親。日比谷に移動しほか弁を食べながら月2回の戦略会
議に参加。成田へ移動のため16時にタクシーで東京駅へ、成田エ
クスプレスに乗るために地下4階まで移動、成田まで1時間。出国
19時発の成田発上海最終便で飛んだ。

 上海ではアパレルの縫製工場を数社見学。2泊して今度は飛
行機で香港へ。そして日曜の夜に博多にもどる予定だ。

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 今日は、上海3日目。お昼の便で香港へ飛ぶ予定。
 忘れないように上海でのエピソードを記録しておきたい。

 福岡>上海の飛行機では映画のラインナップがないが、
成田>上海の便には映画が用意されていてうれしい。
福岡>上海は約1時間半だから仕方ないか・・・トラボルタ主演
のゲットショーティーの続きのお話「ビークール」を見た。
今回もサントラが期待できそうださっそくアマゾンで購入しよう。

 成田出発が19時05分>上海浦東空港(PUDONG)到着が21時05分
入国後、預けていた荷物をピックアップして空港の外に出て22時

 すぐにタクシー乗り場の列に参加する。

 話題のリニアモーターカーはこの時間はお休みなので時速400
キロ体験は次回にお預け。

 タクシー運転手に「上海国際機上賓舘」と書いたホテルのメモ
を提示。この運転手に限らず、日本語・英語はまったく駄目のよ
うだ。

 中国語でなにか話かけられるが、まったく意味不明。

 ちなみに今回のホテルは、古い空港(虹橋空港)に隣接している
到着した浦東空港からフリーウェイで上海市内を抜け約45分の道
のり。タクシー代は170元(約2350円)。探せばシャトルバスもあ
るはず。

 それにしても言葉が通じないのは辛い。なにせ、本当にホテル
に向かって進んでいるかさえ、まったくわからない。

 しかも旧型のサンタナでスピードは140キロ。事故れば命は無い
そういえばNYでもタイでも香港でも運転手の運転は荒い。

 まだ死にたくないと死を身近に感じる瞬間だ。

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 チェックインして部屋に入る。時計を見るとちょうど23時。

「喉が渇いた」ミネラルウォーターでもいいんだけど、ちょっと
ビールかな、

 唸りを上げている正方形の冷蔵庫を開けるとチンタオビールを
発見する。

 毎回思うのだが、経費削減なのか日本産ビールに比べアルミ缶
が確実に薄い。プルトップも取れそうだ。

 おかげでビールはキンキンに冷えていてありがたい。

 パソコンをネットにつないでメールチェック。

 腹がへったのでラーメンでもと思い1階のレストランへ

 ところが23時で閉店。しかたなくホテルの外をぶらりと散歩。
しかし何もない。少し先にネオンが光っているので5分程歩くと
「盲人按摩」とあるので、食事の代わりにマッサージをうける。

 ちなみにホテルは30分120元・この店は50分60元。

 マッサージは中程度。ただしかなり荒っぽく繊細さはない。
部屋はコンクリで囲まれた真四角の部屋にベッドが4つ。隣の部
屋で延々と行われている麻雀のパイを混ぜる音と交わされる中国
語が筒抜けだ。

 バンコクの2時間900円の方が数段よい。

 ホテルに帰りテレビをつけるとバックトゥーザフューチャーが
中国語字幕で放送されていた。そういえば2週間前に日本でDVDを
見たばかりなのだが、つい最後まで見てしまう。

 いったい何度見たのだろう。少なくても10回は見ているのだが
何度見てもおもしろい。

 気がつくと2時。さぁ明日は工場見学だ。
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  2005年08月12日   岡崎 太郎