439-上海3日目 夕方>香港>マカオへ 

 

 あれほど上海でドタバタしたわりに香港空港へはスムーズに着
陸した。香港での予定は、旧友であるピーターと食事をすること
とプライベートバンカーの沢井智裕さんに会うこと。

 

 後はモチベーションシート2006の予約特典用のノベルティーの
打合せだ。

 しかし今夜くらいは、ゆっくりしたい。少しだけ時間がある。

「よーしマカオに行こう」確か香港に入国せずトランジットで空
港に直結しているマカオ行きの高速ジェットフェリーがあるはず
だ。

 問い合わせると、ちょうど到着が遅れた関係で頃合のいいフェ
リーがある。席は半分も空いている。

 ナイスだ。

 ブルータスで紹介されていた、リスボアのタイユバンで飯を食
べよう。ホテルはもちろんウェスティンだ。

 そんなわけで一泊でマカオを堪能する。

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 なにせマカオといえば、2006年以降に続々とニューカジノが
オープンする。

 なかでも注目は「ベネチアン」だ。

 ベネチアンと言えば映画「オーシャンズ11」の舞台となったラ
スベガスのカジノホテルで有名だが、そんなベネチアンが一大カ
ジノリゾートを建設する。

 調べてみて驚いたのだが

 このプロジェクトには世界の5つ星ホテル「フォーシーズンズ」
「マリオット」「インターコンチネンタル」「ヒルトン」「スタ
ーウッズ」「ドルセット」「リーガル」と7つの豪華ホテルの併設
が計画されている。

 もちろんカジノをはじめ、ラスベガスと同じく展示場、劇場、
ショッピング・モールと複合施設の建設が予定されている。

 驚くなかれその投資金額は1兆円。敷地は東京ドーム100個分と
も言われている。

 ちなみに他にも着工の決まっただけで「ギャラクシー・リゾー
ト/3000億円」「フィッシャーマンズワーフ/2000億円」「MGMミラ
ージュ/1100億円」「ウィン・リゾート/900億円」「パーク・ハイ
アット・カジノ/900億円」「ニューリスボア/380億円」と信じら
れない勢いだ。

 本場ラスベガスの雰囲気が堪能できるマカオへの変身。それは
ラスベガスが75年かけたことをたった3年で成し遂げようとする
でっかい計画、なにせフライト2時間圏内11億人のマーケット。

 これはラスベガスの5倍でありフライト5時間圏内には世界63%の
人間が住んでる計算になるらしい。

 しかも2004年マカオのGDPは脅威の30%。本場ラスベガスの掛け
金を超えたとも言われている。
 
 その変身前のマカオを感じる。これは素晴らしい体験でしょ。

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  2005年08月25日   岡崎 太郎