464-DNA

 

 先日、テリヤキこと河本隆行さんの結婚式におよばれした。

 福岡の博多リバレインという商業施設の6階にあるレストラン
ヒラマツでセレブに行われたのだが、入場がヘビメタの名曲MS
Gのキャプテンネモだったのにはぶっ飛んだ。

 

 なにせ純欧風調の空間にヘビメタなのだからお店も困惑気味だ
ったろう。しかしこれがテリヤキ風なのだ!僕もかなり結婚式に
は行くけれど、これほどホストがしゃしゃり出る、もといエンタ
ーテイメントな式は珍しく楽しかった。

 新郎はギター、新婦はピアノで友人にドラムを叩かせるとその
まま新郎が歌いはじめちゃった。

 しかしこれがウマい!

 話せばタレント顔負けのボディランゲージ。ギター片手に歌う
姿はもうプロ!さらに駄目押しはクラシックギターで今日の日の
ために作ったラブソングを弾き語りで熱唱してしまう。

 なんだ?

 河本隆行はエンターテイメントの天才なのか?

 ずいぶん長い間アメリカにいたので中身はアメリカ人なのか?

 式も後半、同じテーブルに中学時代の親友が2人いたので確認
すると「いえ中学の時から変わってません」とのこと。

 うーん。なんだ?
「アメリカで身に付けたのではなかったのか?」

 この疑問はその10分後に解決することになる。

 彼の父親が余興のトリで歌ったのだ。

 その姿まさにディナーショーの如く。歌いながら会場を練り歩
き参加者が生花を胸ポケットに入れていく。素人のできる技では
ない。

 しかも渋い。渋すぎる。父恐るべし。

 そうここに河本隆行の原点があった。

 そういえば自分も両親のDNAを再認識したくなくともしてし
まう瞬間がある。同様に子供の行動の中に自分を感じる瞬間もあ
る。

 この親にしてこの子なのである。

 そう血はつながっているのだ。

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 彼の新刊「ミリオネラの教え・僕の気づき」の帯に岡崎太郎の
名前を見かけた事もあるのでは?この本ほんと売れまくり!

 ぜひ本屋でピックアップして欲しい!

 そういえば、会場の出口で本人がサイン会をしていた。後で聞
くと40冊も販売したというから凄い!

 それからPHPさんの雑誌「THE21」でもモチベーション
シートが特集されています。見ていただけました?

 おかげで注文が爆発中です。ありがとうございます。

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  2005年10月19日   岡崎 太郎