045-国会答弁:田中真紀子VS鈴木宗雄

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昨日はセミナーでお休み。

今日の午前中は国会中継が熱い。
田中真紀子VS鈴木宗雄。
同時に喚問されるんじゃないから
あいも変わらず、言い分が食い違っていまけれど。

中盤の元外相の発言。
「自由にやっていいよと言われて、思いっきりやろ
うと思っていたら、その当人がスカートを踏んでいて・・・・」
なんて、公式な場で、小泉批判をやってまして・・・・

「小泉さん自身が抵抗勢力なんじゃないの?」

ひええええ、言ってますね!ズバリ。

まあ田中元外相の方が、どうしても見栄えがいいから国民の支持
は、田中元外相優勢は当分変わらないでしょうね。
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鈴木さんの答弁中どうも気になったのは、不用意な質問がくると
、少し方言を混ぜて、舌足らずに薄笑いを浮かべる。
また、結論を求められた、質問を他の内容にはぐらかす時、
大きな声で勢いよく、その質問と違う方向に大きく踏み出す。

これはかなり意図的にやってる。時間延ばし策。

この討議は、エンドレスでやるものじゃなく時間が決まってます
から、ひとつの質問をゆっくり経過から説明してると時間が
どのみち足らないし、結局なんの解決にもなってない。

鈴木さんは、この調子で、外務省やNGOに「怒鳴った」とか
「根回し」が足らないとか言ってたんだろうな・・・・・

ともあれ、今ままでの「記憶にございません」的なものじゃなく
、言葉も普通で理解できて、まあバトルで面白いんですが、
こんな事やる前にもっと経済対策やってもらわんと、日経平均が
1万割ってる重大さほんとに解ってるんですかね?
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昨日は平成15年4月入社予定の大学・短大生に向けて、
「通信販売業界の歴史とこれから」と言う事で午前90人午後80
人で各一時間づつ話してきました。

今回の裏テーマは、コミニュケーション。

ポイントは、まず90人を寝かせないで話しきる。
そのためにも質問と挙手を繰り返しながら、和やかな中に緊張感
をもってもらおう。

と言う事で、いろいろ参加者に質問してみて、びっくり。
 
計170人中
青汁のやずやを知っている?   95%
ドモホルンリンクルを知っている?95%
アマゾンドットコムを知っている?60%位
アマゾンドットコムを使っている?5人
インターネットで物が買える?  100%
では買ったことがある?     10%くらい
アマゾン使った事があるが、たった5人。

あれれれれ、マジっ。

ここから話がズレちゃいました。

以下こんなかんじ
だいたい若い人の強みと云うのは、
「体力」と「新しい物・事の吸収力・そして対応力」だと。

まあ体力は置いといて、

アマゾン使った事が無いと言うのは、もう好奇心が向上心が
錆びてると思ったわけ。

続けて午後の部の参加者への質問
「FOMA知ってる・・・・・・10%位」
「ブルートゥース知ってる・・・・2人」

絶望的です。

これから社会に出るにあたっての基礎知識と思うんだけどな?

そんな感じ。

で終わって男の子が居残り質問。
「僕は将来DBを分析してマーケティングがしたいんですが?」

「なぜそう考えるの?」

「大学でDBを構築して、アンケートを回収したりして分析して
た経験があって・・・・・・」

「なるほど、しかしそれはあまりにも目標の範囲が狭いよね」

「えっ?」

「君はプログラマーになりたいの?」

「いいえそうじゃなくて・・・・」

「そんなにクリアに自分のやりたい仕事をイメージしてると
現実とのギャップに悩んじゃうよ。まして勘違いかもしれない」

「勘違いですか?」

「つまり大学で分析やって他人に認められた。その自己表現が認
められた事が気持ちよかったわけで、もしそれがカメラだったら
たまたま撮った写真を褒められたりしてたら、自己表現が写真だ
ったかも知れないでしょ」

「なるほど」

「まあ色々悩んでみたら?でも今のままの考えかただと次々に
会社変わらないと見つけられないし、分析やるにも、現場わかっ
てないと、仮説が立てられないでしょ?」

「そうですね考えてみます。」
僕的には
違う方向から考えてみる事の大切さに気付いてくれればいいんで
すが?少しはお役に立てたでしょうか?

終わって、小倉へ移動。
「ワントゥワンマーケティングセミナー」二時間。

内容はこんな感じ
DBマーケティングだろうがなんだろうが、DB貯めて分析して
も実行しないと意味が無い。

参加者の期待は「新しい手法・解決法」を知りたいなんでしょう
が、実際は地味なことが大切だし、基本をより効率よく継続して
いくこと、そして常に問題点を探求し改善する体質作りが大切。

てな事と現場で使えない手法は意味が無いてな話。

セミナー終了後。担当のNさんと二人で家庭料理のお店で会食。
「ミンチボールのケチャップ煮込み」と「鍋を二人前」。

おたがいの育児話に盛り上がり(嫁さんにまかせっきりですが)
ピクトシステム設立時の話や今はまだメルマガに書けない話を
しまして・・・・・・10時半に終了。

それから、福岡に移動。
タクシーの運転手から、どれだけ不景気なのかをコンコンと
聞かされる。曰く「手取りが12万くらいで、共働きをしてるが
嫁さんのパート・バイトも最近は無いとの事。それでタクシー
以外に、湾岸労働や塗装工のバイトをやってるとの事。それで
も飯が食えないので自殺や離婚が多い」との事。思いっきり暗い
最後に
「タクシーは景気がよくなっても一番最後によくなり、
景気が悪くなれば最初に削減される業界だと」

そんなこと言わずにがんばってくださいね

就寝。

  2002年02月20日   岡崎 太郎