北海道出張レポート。
「なまら」って知ってる?
函館は青森と青函連絡船で結ばれていた歴史があることから、
青森弁の色合いが強く残っている都市なんですが、その中でも
いったい「なまら」とは、どういう意味なのか?
主に北海道で用いられている方言で、「すごく」「かなり」
「やたら」といった強調の意味で用いる副詞だそうですが。
使い方としては、「なまら臭い」とか「なまらまずい」とか
どちらかというと、ネガティブな場合に使うことが多いいそうで
す。またなまら以外にも、「がっつり」というのもあるそうで。
勢い余ると「がっつし」とか「がっちし」にも変化します。
こちらは肯定的に「がっつりすげー」「がっつりかっこええ」
と使うようです。博多の「バリバリ」とか筑豊の「でたん」に
近いのでしょうか?
この「なまら」と「がっつり」を組み合わせて、
「なまらがっつり」と使うと最強の表現になるそうですが、
これも筑豊の「でったんすげーきー」に近い表現だと思います。
まぁ青森とか新潟にもある表現とは聞いていますが、あとは
広島と同じで自分のことを「ワシ」といいます。
僕はとは私はの意味ですね。
なんとも地方を感じる言葉つかいですが・・・・・・・
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3/07日朝9時三日ぶりに事務所へ出社。
新鮮な気持ちでメールチェック。以外に少なくて56通。
朝礼までにチェック返信完了。
今日は来年度の新卒向け会社説明会で「最近の通販業界事情」を
50分で2回。参加者は計185人。今年も就職大変でしょうね。
自由気ままに前半後半、かなり色合いの違う話をしてしまいまし
たが、すこしでもなにか感じてくれたら、嬉しいんですが。
終わって15時から、
健康食品の受託製造会社さんと「システムの相談」を2時間。
どうやら、中小企業診断士から、IT化が遅れていると指摘され
たので、どう進めたらいいかの相談。
業務をシステム化しないといけないと指摘されたそうです。が、
現状は販売管理のシステムは入っているし、コンピューターも
社員1台づつだし、ネットもメールも使える環境にはなってる。
ただし、スケジュール管理や通達関連に活用できてなかったり
メールの活用のレベルや総じて、PCを生産性向上のツールと
しての認識が低かったりスキルがバラバラだったりと、そんな感
じでしょうか。
よくある話です。
ここで一番大事なのは、お金をかけて、プログラムを構築するこ
とではなく、意識向上のための教育にどれだけ力を掛けれるかが
先に必用ではないかと考えます。
売上を管理したり、コストを管理したり、DBを整備したり、
作業効率を短縮してスピードを向上させ、コストを圧縮する方法
に基づいては、さまざまPC・ITの活用には効用がありますが
システム構築・プログラム開発に掛かるコストを回収するほどの
効果は本当にあるのでしょうか?
優先順位から言えば、安易に業務システムをどう構築するよりは
社員間・社長と社員の間のコミニュケーションの改善に寄与
するコミニュケーション戦略のためのIT活用が先ではないかと
考えます。
ちなみに、サイボーズに代表される、グループウェアを導入する
事自体は時間も掛からず簡単ですし、コストも安価です。
基本的に必用な業務として、スケジュール・掲示板・メール・通
達関係・会議室に備品管理や人事データーファイル等が出来るよ
うあらかじめ設計されていますし、改良も継続して行われている
ため、完成度も高く、導入コストに対して効果は絶大です。
しかし、いくら機能が立派でも、使いやすくても、会社全体で
社員スタッフが毎日使いこなす習慣・文化がしっかり根ざす為に
は、トップ(経営者)がまずリーダーシップを発揮し率先して活
用する事が不可欠です。
ですからグループウェアの導入を考えてる社長は、
自分の日々の行動や出会った人間、そのやりとりの中で感じた事
、アイデア、経緯をレポートにまとめ、社員に公開することを、
お勧めします。
とくに出張の多い社長や、社員数が多い会社においては、社員が
「へぇ社長もがんばってるんだな」「こんな大きな会社の社長」
と仕事をしてるんだとか、「なるほどだからこういった判断にな
ったのか」とか理解と尊敬を育みます。
そして、社長自ら、コンピューターをITを使おうとする姿勢が
会社全体に活用しようという良いエネルギーを伝播していきます
僕も雇用されている社員時代。
「社長は今日何してるのか全く知りませんでした。」
言い換えると
「社長は今日何してるのか全く知らせてくれませんでした。」
鏡バリの経営。オープンな経営。経営者の意識で業務にあたれ
と掛け声ばかりにならないためにも、ぜひ実践されてみては
いかがでしょうか?
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18時から、システムの打合せの予定が、事務作業に追われて
19時半から参加。
管理分析系の出力帳票の考え方について打合せ。
今と昔では、会社内のシステム環境がかなり違うわけでしょ。
たとえば10年前、社員が一台ずつパソコンを持ってるなんて
無かった訳だし、メールも当然なかった訳。
だからいちいち紙に印刷してた。
その流れで今も印刷してる会社が多い訳。
そもそも大切なことは、分析資料を印刷する事ではなくて、
医者がレントゲン写真を見て所見を書くように、様々な視点で
数字の奥にある意味を感じて、その内容を関係するスタッフと
共有することのはずです。
また違うスタッフが何度も重複して同じ意味合いの分析をする事
は全く時間の無駄ですし、サーバーに無駄な処理をさせるわけで
すからこの辺りも根本的に改善できそうです。
また返品率やフリーダイヤルの入電状態のレポートなどは、もっ
とリアルタイムでインフォメーションされるものだと考えられま
す。そしてこの手の異常値を観測して、必要な担当者・マネージ
ャーにその時々に素早く知らせる事が大事なのであって、月末に
時系列でキレイな表を印刷することはあまり意味がありません。
本来、分析・統計・管理帳票とはただ眺めるものではなく、
月末の会議資料に配るものではなく、次の戦略に活かすために
戦術をどうチューニングするのか、そのためのアクションに、
どう生かすのか?であるはずです。
ヒントは夜間の自働集計。メールでの自働配信。
リアルタイム集計。この三点ではないかと考えています。
古い慣習に縛られることなく、新しい視点でシステム設計を
考えて欲しいものです。
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21:00メゾンドヨシダで博多座で昨日からはじまった
スーパー歌舞伎の新三国志IIに出られてる萬屋一門の中村歌六さ
んと会食。
http://www.hakataza.co.jp/index_main.html
僕の人生の中で、歌舞伎役者の方とご飯を食べる経験はなかった
もので・・・・・・さすが、とにかく、声がいいんですね!!!
低くて渋い声・そしてなんだか眼に力があるんですね。
スーパー歌舞伎も博多座にさえ僕は言ったことがないもんで・・
歌六さんが良い席を用意していただけるそうなので、
ぜひ今度言ってみようと思います。
1日二回講演で1回4時間半の長丁場だそうで途中二回休憩が
入るらしくて・・・・30トンの水を使った滝のシーンがあったり
とダイナミックらしいです。今月28日まで。