727-アフリカ紀行 No9 DAY5 20080303 チョベナショナルパーク

05:30 鳥の声で起床。コケコッコーという鶏の鳴き声に混ざってジャング
ルっぽい音が聞こえます。何にもすることがないのでフロントへ行ってパソ
コンとビデオを充電。(ここフロントにしかコンセントがありません)そして
パソコンのUSBに携帯電話とiPodを接続して充電。


 

 朝食は用意してあったトーストとインスタント珈琲と昨日調達していたマ
リークッキー。出発まで日記を記入する。

07:30 ボツヌワへ向け出発。今日もマークと僕の2人。フューチャー君の
運転で国境まで連れて行ってもらいます。道路はところどころ穴があるけれ
ど、すべて舗装されています(日本の田舎と同じ程度です)

 途中キリンに遭遇。あまりに普通にいるので写真も撮らずに呆気にとられ
ます。他にもサルや鹿など・・・。ほぼ一本道を真っ直ぐ走っていきます。

08:40 ジンバブエの出国手続き。靴の裏を消毒して歩いて今度はボツヌワ
へ入国。どちらの手続きもスムーズに終了。記入も会話もすべて英語。待機
していたボツヌワ側の車に乗り込む。

 ボツヌワは現在とても経済状態が良好のようでそれを反映してか道路はジ
ンバブエのように穴があいてません。

09:05 サファリロッジに到着。ここで同乗する他の参加者を待ちます。こ
のロッジ。大型のプールと高い吹き抜けのラウンジやレストランに白人が溢
れていてプーケットにあるリゾート施設かと思うほどです。

09:30 遊覧船に乗り込む。同乗者はロンドンから参加した老夫婦2組とア
メリカから参加した女性。そして日本人で野口さんという女性。彼女は週末
ケープタウンで開催される歯科の麻酔学会に出席するそうで、その前にビク
トリアフォールズとチョベの観光を予定に組んだというのです。

 なんでも12歳の頃、家族でブラジルに住んでいて、その時、100日間
家族と共に船で世界を一周したそうです。その旅でケープタウンやダーバン
などの港に降りたそうです。

10:00 30分遅れて名古屋から新婚旅行にアフリカを選んだ山本カップルが
合流。4週間の予定でジンバブエ・ボツヌワ・ナミビアを旅するそうです。
春から病院への勤務が決まっている新郎たっての希望で行先がアフリカに決
まったそうですが、奥さんは最後まで反対だったと笑っていました。

 さてボートは快晴の強い日差しの中ゆったりと進んでいきます。

 チョべ河は少し先で昨日のザンベジ河に合流しビクトリアフォールズへ流
れ込みます。手塚治虫の「ジャングル大帝」のオープニング曲をテーマソン
グに雄大な景色が流れていきます。遠くにボツヌワの国旗が見えます。

 約3時間のクルーズで見れた動物は、カバ・鹿・サル・ワニとたくさんの
鳥。白人は鳥が好きなようで、ガイドの説明にいちいち「ビューティフル」
と関心し、とても喜んでいます。まるでバードウォッチングです。

 昨日のサンセットクルーズがなければ楽しめたのかも知れません。

13:00 ホテルに戻ってみんなで昼食。いくつかのメニューから一番高いリ
ブポークとフライドポテトをオーダー。飲み物はキャッスルビール。沖縄の
オリオンビールのようにライトなビールです。ツアー代金をマスターカード
で支払い。

13:40 入り口に泊めてあるトヨタランドクルーザーの11人乗り改造車に
乗って今度はサファリをゲームドライブです。

 ゲートを潜ると映画「ジュラシックパーク」のようです。日本にあるサフ
ァリパークと違って動物はすべて野生。餌を配るようなことはしません。と
にかく広大な敷地はエリアで区切られていません。

 河に面した砂浜を走り象の水浴びを見学。SpringBock(鹿の一
種)の大群。丘でくつろぐ雌ライオン2匹。あとはイボ猪。キリンが見れな
かったのが残念。象ならプーケットで乗ったしね。

 僕のイメージはサバンナを駆けるゼブラの大群やバッファローの真横をジ
ープで併走するというものだったのですが・・・。アフリカにはたくさんの
国立公園が存在していて、それこそ写真家の岩合光昭さんで有名なセレンゲ
ティやナミビアのエトーシャなど有名なポイントがあります。

 次回期待ですね。

 炎天下のドライブで真っ赤に日焼けしてしまいました。日焼け止めはマス
トアイテムです。

 それにしても白人の老夫婦はとても仲がいいですね。考えてみれば、アフ
リカまで旅行しようという夫婦なわけで選抜されているのですから当然です
ね。ただ日本でよくある男だけの団体には出会いませんでした。

16:00 ゲームドライブ終了。ジンバブエに戻ります。車の中でひと眠り。

18:15 宿に戻る。

19:00 野口さんの宿泊する「キングダムホテル」へ見学に。

 このホテル24時間のカジノが併設されていて、とにかく贅沢な作り。
メインのレストランではアフリカンな音楽と踊り「ドラムナイト」が披露さ
れています。外で食事と思ったのですが、ホテルの一歩外は真っ暗で何もな
いので諦めてこのレストランで食事。ビュッフェ形式でインパラの肉を食べ
ました。味は鹿とおなじ。まぁインパラは鹿科なので当然ですね。

21:00 タクシーで宿に戻る。なんにもすることが無いので荷物を整理して
就寝。それにしても今回はよく寝ます。

  2008年03月17日   岡崎 太郎