753-サムイ島

去年に引き続き、2回目のサムイ島に今回は10日間、その後バンコクの
メトロポリタンに3日という滞在だった。


 サムイへの目的は12冊目の執筆。やはり日本にいるよりも書ける。
帰る日が決まっているので残りの日が迫るにつれ集中力がアップしてくる。

 滞在は「BURIRASA:ブリラサ」のデラックス・スタディオ。
ジャグジー付きで二階でテラスから海が見える。
http://www.burirasa.com/

 ほとんど日本ではリリースされてないが、お隣のパンガン島に同系列の
高級ヴィラ「ラサナダ」が近日オープンするそうだ。
http://www.rasananda.com/

 さて毎回思うのだが、海外にでると出会いが楽しい。

 出会いを生むには、いつも笑顔を忘れずオープンでいることである。これ
はキューバでもナミビアでもベトナムでももちろん東京でも言えることだ。

 今回の出会いを紹介しよう。

 まずはフランス資本で世界最大のホテルグループ・アコーの5つ星セクシ
ョン「ソフィテルグループ」の副社長だ。

 日本にも10年いたそうで日本語がべラベラの彼はフランス生まれの中国
人で年齢は39歳。日本人の奥さんと2人で一週間の滞在でした。

 毎朝アジア人だなぁと思い軽い挨拶はしていたのですが、昨日は彼の方か
ら「今日帰るんだ」ということで、お互い名刺交換をして彼の正体がわかっ
たのです。

 スイスの観光事業専門の学校を卒業後、パークハイアット東京から博多の
グランドハイアットの立上げ、そして大阪梅田のリッツカールトンに5年。
その間世界のハイアットとリッツを指導でまわり、高級ホテルとは何たるか
を学び指導してきた腕を買われ、海外の大手ファンドのホテル買収チームに
参画。買収後、速やかに彼の知りうる価値向上策を施し企業価値を上昇させ
たそうです。

そして今回のソフィテルへの転職。
なにせ世界に一万棟のホテルを所有している世界一のグループです。

 華麗ですね。

 中国語・英語・フランス語・日本語と語学に堪能な上、仕事もバリバリな
のでしょう。そこで、ぜひとも取材をさせて欲しいと彼に依頼!

 もちろん彼の返答は快諾!
 一度日本に帰って出版社と作戦を練ります。

 さてもうひとつの出会い。

 オーストラリアのヴィクトリアに広大な農場を持っているオーナー
「グレッグ・ドナヒュー」とも仲良くなりました。

 一男一女とご夫婦の家族4人でなんと6週間のバケーションだそうです。
 
 紛れもなくお金持ちです。
 ローシーズンのサムイとは言っても、最低一泊5万のヴィラですから
滞在費だけでも軽く200万円です。

 彼のHPを見ると、オリーブオイルやワインにビネガーにジャムなど加工
品等を作り世界に輸出しているようです。また来年2月には12棟のヴィラ
を広大な農場内にオープンさせるそうです。

 彼からは「太郎、メールで招待するからぜひ遊びに来い」と言われたので
これは行かない理由はありません。今から楽しみです。

 いろんな出会いがありますね。
 32棟の小さなヴィラだからこそ起きる出会いかも知れません。
 これがジンバブエで泊まったバックパッカーの宿だとまた違う出会いの
はずです。

 そういえば先ほど、ある出版社から新しい執筆の依頼が入ってきました。
 嬉しいですね。じっくり過去の作品を読んで頂いたそうです。さっそく
来週東京で打ち合わせです。

 PS:そういえば前回仲良くなった和食レストラン「大和」のKちゃん。

ちなみに日本人の経営する和食はサムイではここだけだ。サムイのことは彼
に聞けばなんでもわかる。

彼のブログはこちらから http://yaplog.jp/yamato_tsushin/

 ちょうどユーロ2008の決勝があったので、深夜のスポーツバーで
スペインの優勝を大スクリーンで観戦。スペイン人が多くて大盛り上がり。

 

  2008年07月16日   岡崎 太郎