あけましておめでとうございます。
今年もあっけなく始まりましたね。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
さて去年は9月15日のリーマンショックでトレンドが逆を向いてしまった
経済ですが、今年はどうなってくんでしょうね。
今のところ経済は先行きが見えません。もう誰にも読めないのではと思っ
ています。ただ長期間資金を寝かせるだけの余裕ある金持ちにとっては百年
に一度の買い場などと言われています。
でも・・・どうも嘘っぽいですね。
本当の金持ちは「お休み」すると思います。
ここ最近思うのは、どうも「ルール」が変わったような気がしています。
たとえば今までのアメリカなら、ガラガラポンを求めて戦争をはじめてた
と思います。ベトナムやイラクみたいにね。でも今回は大統領選挙で手が
まわらなかったのか、戦争というカードを引かずに時代に流された。
その象徴がオバマの当選ですね。個人的には応援していたけれど、まさか
本当に当選するとは驚いた。アメリカの旧体制にとっては予想外だったと思
います。
次にイスラエルの空爆。500人以上が死んでいる。各メディアはもっと
大きく扱うべきではないか?日本とアメリカの報道の差はあるだろうが。
今までならアメリカがすぐに介入したのではないのか?
これはアメリカの威光が弱ってきているからなのか。
まぁ北朝鮮ひとつ黙らせられないんだもんね。
とにかく戦争でガラガラポンという手が打てないまま、リーマンが倒産し
保険業界は再編され、歴史あるビック3が落ち目になったわけだ。
問題はこの後。
いまだにゾロゾロと気持ちの悪い不正会計や不正金融商品が新しく報道さ
れている。まだまだ調査すれば似たような案件が出てくるだろう。
とにかくこの流れは、全部出し切るまで終わらない。
それはいつのことだ?
中国・国内の食品偽装しかり。問題はいつ解決するのだ?
断言しよう。解決などしない。
世の中腹黒い奴ばかりだからだ。腹黒いのは昔からだが、問題は腹黒くて
ナニが悪いとでも言いたげな開き直りだ。「派遣切り」なんて、いくら派遣
契約者に対してとはいえ惨い判断だ。雇用調整は最後の最後の手段ではなか
ったのか?
大手がいきなり大胆な手を打ってきた。
みんな自分のお金やメンツが大事なんだ。
自分だけが助かりたいんだ。
そういうことを隠さなくなった。
腹黒さを認めたというか、隠さなくなったのだ。
本音で何が悪いとでも開きなおったようにだ。
思い返せばここ数年のアメリカの態度がそうだった。
北朝鮮の外交もそうだ。
みんな腹黒さを隠してない。
そして日本人もようやく腹黒くなろうとしてきている。
そういう中で売れる本はなんだ?
自分も腹黒くなろうとする情報
腹黒い奴と上手につきあう方法。
反対に自分はピュアであろうとする情報。
他人に頼らず生きていく方法。
そんな感じだろうか?
消費がこれだけ押さえつけられれば、きっかけさえあれば反動で消費意欲
が爆発すると思うんだけどなぁ。消費って欲求だからね。
その時はみんなナニを欲しがるんだろう。