123-マネックスの社長・松本 大 TV出演を見て

昨日たまたま夜テレビでニュースを見てたら・・・・
マネックス社長・松本 大(マツモト オオキ)さんが30分にわ
たって出演していた。

動く松本さんははじめて見たのだが・・・・
この人、それなりに「子デブ」なんですが、生で出演してるにも
関わらず・・・汗をかいていない?

所詮、素人なのにナゼそんなに冷静なんだろう?

後半は、ネットは全然わからないと見える、男性レギュラー解説
員の的外れな質問にも、とても誠実に、好感の持てる対応で、
数字を示しながら、わかりやすく話していた。

感情では、「なに頭悪い質問してんだ」とか思ってるハズ。
いまどき、クリック&モルタルの話してましたから・・・・・

終盤にかけては、親会社ソニーとの関係や株の売却協定が外れる
事や、合併解消の話に信用取引の開始など、答えにくい質問にも
コンパクトに上手に応酬してた。

まぁ打合せはあるにせよ、かなり即興の部分もあったようですが

テレビを見てる側は、普通に見てると思うけれど・・・

彼はあくまで、素人ですから・・・
いわゆるアドリブができるって実は、凄い事なんですよ。

そんな松本さんは
1963年浦和市生まれ。
東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券に入
社。90年ゴールドマン・サックス証券、94年史上最年少の30歳で
同社の共同経営者に。

1999年、ソニーと共同出資でマネックス証券を設立。フォーチュ
ン誌の「世界で期待される若手経営者25人」に選ばれる。

マネックス設立・当時若干35歳ですから凄いですよね。

彼はあるインタビューで
「金融の仕事をしてると論理的思考の左脳ばかり使いがちになる
。でも、ほとんどの人は、何か物事を決める時、ロジックではな
くてエモーション(感情)で決めるらしい・・・・

だから、ニーズをつかみ、応えるには、理詰めだけではダメだか
ら。それで、右脳をかき回してバランスを取るために、ジャズを
聴いたり、本を読みたくなるんだと思います。」 

なんて答えています。

それで読んでる本は、『昭和詩鈔』(富山房)『古今和歌集』
とか和歌ものをよんでるらしく・・・・

渋いというか、そんなことまで造詣が深いというか・・・
やっぱり、ただものじゃない。

たまには、このジャンルものぞいて見ますか?
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  2002年08月22日   岡崎 太郎