場所は両国。
両国といえば、ちょうど大相撲9月場所の真っ最中。
お相撲さんが鬢付け油の臭いをさせて、ウロウロしてます。
http://www.sumo.or.jp/
そんな両国に、
ちょっとばかり早く到着しちゃって、時計を見るとお昼時。
目の前には「ちゃんこラーメン」の看板。
「ちゃんこらーめん」?
どこがどうちゃんこなのだろうか?
そしてドアには、当店おすすめの「煮卵入りの特性ラーメン」
のご案内。「んっ・・・旨そうだ!」
「よーし!セミナー前に、栄養をつけとこう。」
店内は相撲関連の写真やカレンダーがいっぱい。
たまたま店内で流れてるテレビでは、アンディーフグの生まれた
スイスを、小学生が空手を通じて、国際親善をやるという趣旨の
番組が流れていて・・・・
その間に出てくる、生前のアンディーの映像と実直なアンディー
の空手精神に感激。
アンディー曰く
「かかと落としはチャレンジする心」
なるほど、あれほどの大技は避けられる可能性が高いわけで、
相手に避けられると、逆に攻撃される危険が出てくるわけです。
つまり、技を繰り出すのに「覚悟」がいると言ってる訳です。
そしてアンディーが生前、このかかと落としをこの小学生に、
教えるという企画があったらしく、この小学生も愚直に練習を重
ねたらしく、今回、小学生とは思えない「かかと落とし」をスイ
スで披露していた。
まぁそんな番組。
ちなみにラーメンは中の中といったところでどこもちゃんこでは
無いが?・・・・元力士が作っただけかな・・・。
-----------------------------------------------------------
セミナー会場に到着。
スクリーン印刷関連企業の若手の会「S-cube」さんでの講演。
お招きいただいた、大久保さんと打合せ。
内容は新規事業立ち上げについて・・・・・
内容のすべり出しはこんな感じ・・・・・
-----------------------------------------------------------
お呼びいただきありがとうございます。
itmの代表の岡崎です。
世間話少し・・・・
僕の今日の話の中で、「事業は何のために?」とかもしかしたら、
ミッションとか出てきますけれど・・・・・・
忘れないで頂きたいのは、
そもそも裸一貫で仕事を始めるときは、資金が無い。
何が何でもご飯を食べなきゃいかん。ということ
理想もへったくれもない。
嫁さん子供がいればお金稼いでなんぼ・・・・
稼いでなんぼなんです。
一刻も早く黒字にせにゃいかんのですよ。
まずは、この「自分は稼げる」と言うこと。
「売る」「売れる」「売り切る」という気迫が必要という事。
失敗は大事です。
でも立ち上がれない程の失敗は、痛いですみませんし、
倒産はしないほうがいいに決まっています。
たまに経営者は一度くらい失敗したほうが言いなんて
いいますが、勝手ないい草です。
つまり究極会社を潰さないためには、志なんて言ってられんでし
ょ・・・・
潰れてしまっては元も子もないわけですからね。
しかし、ひとたび経営が軌道にのり、社員が増えてくれば、
目標や志や理想といった事が大事になってきます。
ようは現実的なバランスを考えて・・・・志と言いたい訳です。
さて
会社が新規事業を立ち上げる時とはどんな時でしょうか?
1-資金があるので、他の事業領域にも拡大したい。
2-儲かりそうな仕事なので、手を出しときたい。
3-今の事業の先行きがかんばしく無いので他の事業に手を出す。
4-本来やりたい仕事に目覚めた
5-将来を見越して、今のうちに別事業の手を打ちたい
6-リストラ50代社員向けの受け入れ会社
7-社会貢献に目覚めた
8-不動産や現事業の関連の有効活用やシナジーが生まれる場合。
とこんな感じでしょうか?
新規事業が成功しやすい環境とは?
成功させるのに必要なこととは?
資本力はあるのに、計画はバッチリなのに、うまくいかない
なぜ?
まず失敗しやすい典型は、
社長がしないで、スタッフの誰かに任せた。
誰しも失敗はしたくないし、損もしたくないですよね。
だから左脳的に数字で管理しすぎて・・・駄目になるケース。
どうしてもマニュアルどうりになりがちで硬直しちゃって・・・
つまりは個人に最良な裁量権を与えきれていない事が問題です。
ある程度は、基本理念に照らし、どういう解決策をとったらいい
かはスタッフに判断させたらいいんです。
だって新規事業というぐらいですから新しい価値を創造させるく
らいの迫力がないといかん、
こだわるべき今までの価値観をぶち壊しまくって・
まぁ最低限いくつかのみを残す程度にすることで
はじめて
自由な発想・無礼講・非常識・極端といった領域に意識が向きは
じめます。
これもやめる
この常識も見直す
「このくらいはイイだろう」なんて予算は削る。
「これは当たり前だろう」なんて慣習はやめる。
意外と多いんですよ・・・・
領収書の印鑑
化粧箱なし
バーコード
個人に納品書なんかいらない。
やめなさいどんどん、業界慣習といわれるものはだいたい、
止めていいくらいだと思います。
この「新しいことをヤルンダ、マインド」が息づいたチーム作り
の環境整備が経営者の仕事のひとつじゃないでしょうか。
ですから
新規事業開発チームは社長直轄にすることで
今までの組織の序列・文化からはみださせた部署にする
べきなのです。
そして新しい事をするわけですから・・・・
スーツをやめるとか・・・音楽流すとか・・・・定時をやめるとか・・・・
自由な環境が大切なんです。
どちらかと言えば、自由な方向のまったく反対に
超自由-----------------------------------------シビアな数字
売上げ目標、それも今の目標の10倍くらい高い目標の数字を掲げ
るんです。
(気をつけるのは、目標はシンプルにひとつにすること)
この二極をバランスさせるために、目標とかビジョンの共有が
大切なんです。
-----------------------------------------------------------
■では「やりたい事業」とは本来どうあるべきなんでしょうか?
失敗を恐れるあまり、安易にフランチャイズに参加することで
満足できますか?
そこでノウハウを貯めるために参入するなんて聞きますが・・・
そんな「もの真似」に労力を使い、利益をあげることで満足でき
るのでしょうか・自分のオリジナルにチャレンジすることからモ
タラサレル満足度と比べてどうでしょうか?
目的はなにかという事です。
安全に利益を確保したいのであれば正しい方法かも知れません。
しかしフランチャイズであれ成功する成功しないも確定でノーリ
スクで100%安全なわけではありません。
新事業立上げではその名のとうり、
立上げられるか?立ち上がらないのか?なんですよね。
そもそも何事も計画通りにいく方がめずらしい訳です・・・
つまり見込みが外れるのは本来あたりまえ、その都度計画を見直
さなきゃいけません。
トライアンドエラーを何回やる気迫があるか?
事業は自己表現です。物まねで安全に見える、道を歩くことが
「したいこと」なんですか?
どうせやるなら、やりたい事業がいいでしょ。
それに、事業が立ち上がって振り返った時、立ち上がるまでの
瞬間が一番濃くて楽しいものです。
困難だったからこそ楽しいのではないでしょうか?
この体験を放棄してしまうんですか?
言い換えると、やりたい仕事のバロメーターは
自分がスタッフがひいては社会がワクワクしてるかどうか?
楽しい事だけやって金儲けができるか?
なんて聞こえてきそうですが
それは個人の価値観の話ですが。
多分楽しくていいし、楽しくなければ意味がありません。
事業運営は、規模が大きくなればなるだけ、我慢や苦痛が増える
ものです。
事業継続のためには当然乗り越えることが不可能に思える苦難が
待ち受けてるものです。
この壁なり障害を乗り越えていくにはワクワク感くらいないと難
しいわけです。これはスタッフみんなでワクワクしなければあき
まへん。
とこんな感じなんですが・・・・・
-----------------------------------------------------------
これ以上については、ご希望があれば、メールいただければ
個別にお送りしますね。
imt@pictsys.com
新規立ち上げ考 希望とお書き添えください。
-----------------------------------------------------------
セミナー終了後、そのまま会場で二次会。
全員と名刺交換をして、その後歓談。
ちなみに全員参加者は男性。
ぼくのセミナーではよくある事(笑)
女性が多いセミナーはやったことが無い。
終わって、近くの「上野」歓楽街へ・・・・・・
-----------------------------------------------------------
東京では何度も飲んでますが・・・「上野」は初体験。
そこはチャイナタウンかと思うほど、中国の若い女性が溢れ、
その合間に日本人の青年?の黒服・呼び込みのお兄ちゃんが溢れ
またその間に未だに、ガングロな(この単語自体どうかと?)
お姉さんが溢れ・・・・・・・
入り口から三つ巴・四つ巴の壮絶な客引き合戦。
「一時間4000円!」
「高い高い。うちなら3500円でいいよ・・・!」
「こっちは日本人だよ・・!」
「どうぞどうぞ、最高のサービスで・・・」
気が付くと西洋東洋10人くらいに囲まれちゃっって・・・
ちなみに
ここ「上野」は、横取りOKルールらしく。
節操が無い。
最後はどうしようもなくなって
通りの真ん中で10人で「じゃんけん」。
で決定したのは、なんとも場末の中国人スナック。
そこで普通に飲んで歌って・・・・
時間が来たところで中締めと言う事で、「大島ラーメン」で、
とろけるチャーシュー麺を食べ・・・・そこで
「あっ」事件が・・・・
酔っ払い過ぎた、参加者の一人が、トイレでコントロールを失い
、あたり一面、お小水をバラ巻きちらし自分のズボンも、お漏ら
し状態。
もう30手前なのに・・・・トホホ。
まぁ元気がよろしいという事で・・・・愛嬌・愛嬌。
半分はここで散会したにも関わらず、彼はそんなことにも
負けず。次の中国スナックへ・・・・移動。
酒が強いのやら弱いのやら・・・・・
上野がそうさせるのか・・・・・上野、恐るべし・・・・・
そんな上野の夜は更けていくと・・・・・