■ a golden word の存在
売れるコピーを作るには、ゴールデンワード(a golden word)
が存在しています。様々な広告媒体に頻繁に登場するため、つい
「ありきたりだ」という理由で、敬遠しがちだけれど・・・
やはり使いどころを考えて、要所要所に上手に配置したいもので
すね。
まず基本なんですが、誰に向かって発信するのか?
これは常に
「私からあなたへ・・・」
これが基本中の基本です。
これは嘘とバレていようが、そうであるべきなのです。いくらマ
スマーケティングであっても、基本は「あなたに」なのです。
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■第一番目ゴールデンワード。
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ズバリそのゴールデンワードは「無料」です。
無料というのは何よりも強いワードなんですね。
よほどツマラナイ商品でも無い限り、無条件タダで物が貰える事
には、ついついワクワクしてしまいます。
あなたも、「つい、そんな上手い話は無いと思いつつ・・・」
「タダより高いものは無い」と知りつつ。
思えば思うほど、あなたの意識は「無料」に引き寄せられてしま
うのです。
使い方を見てみましょう。
ただ無料と使うより活用すれば、グッと引き立ちます。
例えば、「無料」にプレゼントを足すと「無料プレゼント」と
なります。
さらに、「来場記念」と足すと「来場記念に無料プレゼント」と
なります。
おっと基本を忘れていますよ。
忘れずに基本の「あなた」を強調すると・・・
「来場記念として、あなたに無料プレゼントを用意!」
となる訳です。
無料
無料+プレゼント
無料+プレゼント+○○記念
無料+プレゼント+○○記念+あなたに
さらにプラス限定(限り・のみ・だけ・)をつけると
先着300名に限り・
今回お買上げの方・
今日試乗の方限定・
1万円以上購入者のみ
会員になられた方限定・
初回購入者に限り・
ポイント300点以上の方のみ
A商品とB商品をセットでご購入の方など・・・・
考えれば沢山出てきます。
この限定というのは、他にも
「今すぐ急いで残りわずか!!限定50個!! 」という風に
連呼することも出来るんですね。
どうですか?
こんな感じに、日頃から使える単語や組合わせを整理していると
便利がいいでしょう。
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■相性抜群「お金」関連
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また無料に組み合わせて使うと、相性がよくて効果的なのは、
「お金」関連ワードです。
ズバリ「金」と大きく使うのもインパクトがありますよね。
一万円札の写真とともに金赤で「お金」とかね、よくあります。
この「金」という漢字自体が持つ、パワーというか波動が凄いん
だけど・・・黄色の金運財布みたいに(笑)
お客様、ちょっと寄っといで・・・今日は随分お得だよ。
お財布が助かりますよと引き込んでるわけです。
関連としては、利益還元・大売出し・赤字覚悟・決算大放出・
といったお金儲かります系はやはり効果大です。
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■「新しい」を忘れてませんか?
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「新しい」は王道です。使い忘れてはいけません。
「新」と書くだけでなぜかそんな気がする便利な言葉です。
例えば・・・
新しい NEW 新製品 新商品 刷新 新開発 新製法
新配合 新機能 新作 新メンバー 新製品 新商品など、
このように「新」のつく単語は要チェックです。
レストランなどでも
「 秋の定番メニュー」よりも
「新・秋の定番メニュー」の方が効果的ですよね。
またNEWの前にオールをつけて「オールNEW」と書いたり
後ろに「NEWエディション」といってみたりなんでもNEW
とつければ、それなりになるでしょう。
NEWと言うのは、単純だけど破壊力のあるワードなんですね。
しかし、新しいというのは、実は常に、不安定との対極にあり、
お客様の中には、「大丈夫?」ということになりがちですから
安全 安心 信頼 保障(保障されています。保障付)証明済
特許取得などの、安心ワードを併用することをお勧めします。
お墨付きに弱いのは、老若男女問わないのが、世の常です。
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■簡単なベネフィット表現。
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折込チラシや商品パンフレットを制作するとき・・・
ついつい、基本性能やこの商品の特徴や新規性を並べがちです。
そうではなく、この製品を使うと「こうなる」を表現していくの
が「ベネフィット表現」と言われてます。
確かに
お客様から見ればそちらの方が解かりやすいのでしょう。
比較的男性は、車やオーディオ・コンピューターと性能の羅列に
弱いというマニアタイプも存在するのですが・・・・
そういうマニアな興味がない顧客にとっては、なんの訴求効果の
ない広告物に為りかねないのです。
ようは、その製品を使ってどうなるのか?
結果はなんなのか?どんな具合に改善されるのか?
そういった事を知りたいんです。
すると
ベネフィット表現とは最後に「なる・る」がつく事になります。
こんな感じです。
「楽しくなる。」「美しくなる。」「痩せる。」「治癒する。」
「良くなる。」「改善する。」「無くなる。」「儲かる。」
など、
「○○がこうなる」という風に、上手に「なる」を使うと、
製品の特性ではなく、お客様へ提案する便益つまり
「ベネフィット」を伝えるという事になるんですね。
しかしそれだけでは、あまりにも淡白です。
なので「なぜ」を投げかけてみましょう。
ベネフィットを伝えた後、すぐに「なぜ」を投げかけます。
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「○○を飲むと元気モリモリ20歳は若返っちゃったよ」
「なぜ・?」
1「なぜ・そうなるのか?」
2「なぜ・開発されたのか?」
3「なぜあなたに・今・必要なのか?」
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と言う風に理論立てて、展開し解き明かしましょう。
なぜ?
なぜ?+必要なのか
なぜ?+あなたに+必要なのか
なぜ?+あなたに+今+必要なのか!
するとベネフィット表現が際立ちます。
■補足
ただしベネフィット表現の使用については、関連法規、とくに薬
事法などの法律や通達文書や過去の判例を遵守し使おうとすると
、以外と表現の幅が狭い事に驚かれるでしょう。
しかしあなたの商品をもっとも上手に、伝える到達度の高い表現
を探してみましょう。
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■番外
名前の字画で運気が占えるように、漢字にはどうもエネルギーが
あるようです。
その中でも、「愛」「幸福」「幸せ」「爽快」「満足」「充実」
などの漢字はエネルギーが高く、上手に散りばめると、益々効果
倍増が期待できます。
漢字の持つ、言葉本来の意味を超える「よいエネルギー」を上手
に広告紙面に使うんですね・・・・
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とりとめもなく羅列になってしまいましたが、言葉の持つ新しい
価値の提案をさせていただきました。なにか発見出来ましたか?
ぜひあなたの広告をパワーアップさせてください。