174-お客様が、なくなる前に必ず購入してしまう。わざわざ買うために出向いて行ってしまう商品

メールを頂きました。ありがとうございます。

 

>>その答えは、「薬」だと思います。それをひねれば、健康のた

>>めの習慣になった「健康食品」といったところでしょうか?

私はこう考えます。


薬は風邪程度だと、お医者さんから貰った量すべて使い切った覚
えはありません。
重症であれば別ですけれど・・飲み続けないと死んじゃうとか。

習慣になってしまった健康食品にもいえることですが。

でも、ついつい「アレッ?無くなってるじゃない」みたいな状況
はあるのではないでしょうか?

多分、シャンプーやリンス・醤油にマヨネーズなんてのも10年に
一回は買い忘れがありそうです。

お隣さんに醤油を借りに行くなんて一コマが昔のTV番組ではよく
ありましたよね。

ポイントは無くなると自分が困るもの、代用がきかない物。


そう考えると私は「ガソリン」だと思います。

あとは極寒北海道の暖房用の灯油別かな、なくなると命に関わる
ものは意識高いですものね。だから福岡では灯油はよく無くなっ
てから補充します。

話をガソリンに戻します。
最近では、車にガソリン入れ忘れてエンストした。なんてあんま
り聞きませんよね。

この理由は考えるに、どれだけガソリンが残っているかが
メーターで確認できるというのが影響していると考えています。

エンプティまであと何リットルかになると、赤ランプが点滅しま
すよね。点滅すると、なんとなく脅迫されてると感じませんか?

つい誰でも、ガソリンがなくなって、車が止まって、困った自分
を想像しちゃいますよね。

この「怖い想像」をしてしまうところがポイントなのでは無いで
しょうか?

この想像を、販売に転換すると、機会喪失・損失に置きかえれな
いかと考えます。

たとえば、その日までに購入しなければ、割引の特典がなくなり
ますよ。だったりせっかく続けてきた効果が元の木阿弥に戻って
しまいますよ、と啓蒙したり。

他にも考えれるのではと思いますがいかがでしょうか?

他に、お気づきの方はメールでどうぞ。

  2002年12月18日   岡崎 太郎