200-夢を育てる

 

 夢というのは、もともとは小さい物なのです。


仮にデッカイ夢だとしても大きければそれだけ自分でも信じる事
などできやしません。

 

手間を惜しまず、大きく育てる意識が必要なのです。
そうでなければ、その夢を信じることなど出来ません。

成長させることを怠り。今小さな夢のまま、ほっておくだけで勝
手に立派な夢になるものではありませんよね。

きちんと成熟させなければ、行動を支える力が働かないのです。

映画「マトリックス」の中で主人公ネオが、徐々に自分が救世主
だと信じていくプロセスに似ています。

大切な事は、心静かに「自分を信じる」瞑想でもして、
次に行動しなければはじまりません。

カッコイイ人に憧れて自分もそうなりたい夢をもっても、本気で
その夢に取り組むためには、自分でその夢をイメージして、実現
のために第一歩を踏み出さなければいけないのです。


■小さな夢だから、どうにも本気になれない。

そんな理由で悩んでいるフリをしてみたり、他の選択肢に逃避し
たり、そのまま現状から一歩を踏み出せないでいる人が多いよう
に思います。

本気でこの夢に懸けるんだという意気込みが足りないからと言っ
てこの夢が正しいのか正しくないのか?真偽を図ったりします。

自分の夢を自分で信じれなくて誰が信じてあげるんですか?

自分の夢が子供っぽい感じがして恥ずかしくなって隠したり。
しがらみが多くて、その夢を実行させるために犠牲を感じていた
り他人に自分の夢を話せば、常識的な判断をもった大人はあなた
の夢を笑うかもしれません。

しかし小さな夢が沢山あるから選べないなど四の五の言ってない
で結局、同時多発的に行動しなければ何も生まれないのでは無い
でしょうか。

大人になって経験を積んで、他人の話を聞いて、利口になればな
るほど夢の達成にとって障害になる意見や考え方を身につけてし
まいます。

世間の価値観や今までの慣習にひきづられてしまうもんですよね
そんな古い価値観とは決別し自由に発想し行動することで消化し
なければ新しいモノは作れません。

明日の心配は明日すればいいのです。
取り越し苦労の前に今日したい事を真剣に行う事です。

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オカザキ・マガジン配信おこぼれ話(by 井手)

営業で外を回っていたら、袴姿の女学生を見かけました。
卒業シーズンなのですね。

自分自身を振り返ってみると、約8年前に大学を卒業しました
が、卒業式には参加せずに社会勉強(アルバイト)に精を出し
ていました。

あまり熱心に活動していたので、希望していた会社には受から
ず就職浪人を1年ほどしていました。

その1年の間に、岡崎が前に勤めていた会社にアルバイトに行
くようになり、半年後その会社に就職しました。

なぜ就職したかというと、「香港に行かない?」という一言。
当時、通信販売部署を立上げ、月商1億円を超え、イケイケだ
ったのでアジア進出したいねと軽い雑談の中での発言でした。

「香港ですか?事務所は?本当に?」
「事務所つくるなら、僕 いきます」

今回のテーマ「夢」の話でいうと、幼い頃からの夢の一つに
「海外勤務」というキーワードがありました。
だから、速攻で返事したのです。

それから社員になって、2ヵ月後には香港へ単身で乗り込んで
いきました。

同時の僕は、社会経験もない・英語はロクにしゃべれない・現地
の言葉(広東語)の存在する知らない・パソコンあまり使えない

ないものだらけ状態で、よく会社が承認してくれたことは、今考
えても幸運だった思いますが

夢って意外とかなうもんだとその時、身をもって体験しました。

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  2003年03月19日   岡崎 太郎