207-日本郵政公社 半官半民の挑戦

 

 郵便局が日本郵政公社に変って10日が経ちました。

これから熾烈な価格競争が始まれば、各通販企業は益々ご利益が
増えるわけですが、さてポイントはどの辺でしょうか?
 

 

 まずは、書籍・雑誌・商品カタログ・会報・マニュアル・カレ
ンダー等、封書より少し大きなものを送る場合に重宝する郵政公
社の冊子小包。通販会社のカタログやサンプル等を送るのに最適
で現在広く使われています。

対するクロネコヤマトのクロネコメール便A4サイズのチラシや
パンフレットを折り曲げずに80円という低価格で翌日配達するサ
ービスや佐川急便の飛脚メール便が比べられます。


 やっぱり気になるのは価格ですね比較してみましょう。


■日本郵政公社の冊子小包  >
http://www.post.japanpost.jp/service/parcel/sasshi/
3辺計150cmまで:最長辺100cmまで:最大3kgまで対応 
150g未満180円<200g未満210円<250g未満240円<500g未310円 

同時に1,000個以上または同時に10000個以上差し出す場合さらに
大口の割引が受けられます。またさらに月に5万通以上差し出す
場合は月間割引として最大25%(200万通)の割引も用意されてい
て、なかなか明朗会計です。
(形状及び重量が同一のものに限ります。) 

しかし月に200万通以上も差し出す会社なんて、日本の一握りの
大きな会社だと思いますが・・・

■ヤマト運輸クロネコメール >
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail/mail.html
3辺計70cmまで:最長辺40cmまで:以内厚2cm 
重量50g未満80円<100g未満110円<300g未満160円 

公社化の一日前に各紙朝刊に広告を出していましたね。

■佐川急便 飛脚メール   >
http://www.sagawa-exp.co.jp/business/service-mail-j.html
3辺計70cmまで:最長辺40cmまで:厚2cm:
重量300g未満160円<600g未満210円

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こうして三社を比較すると、ヤマト運輸の50g未満80円が重量の
設定の妙で価格を抑え抜群です。50gと言えば郵便の定形郵便物
つまりちょっと重たい封筒と同じです。
(定形郵便物の料金長さ14~23.5cm:幅9~12cmの長方形で厚さが
1cm以内で25gで80円・50gで90円)

 ですからクロネコメール便は冊子小包と比較するよりは、特大
ハガキサイズと考える方がおもしろい使い方が出来そうです。
なにせA4サイズで送れるわけですからね。

 飛脚メールと冊子小包を比較すると、150g未満180円の冊子小
包と300g未満160円の飛脚メールでは勝負になりません。

 つまり価格勝負では冊子小包は勝ち目が無いのです。
では、ほかに勝てる要素は無いのでしょうか?


 それがなんと有るのです。それはズバリ代金引換。


冊子小包だけが、代金引換手数料250円を払うだけで併用できる
のです。単にカタログだけを送るのでは負けてしまいますが、
商品を送るのであれば全国一律価格で翌々日配送が可能です。

 最近、化粧品の有償サンプルやスターターセットを冊子小包で
配送している会社が増えてきているの理由があるわけですね。

 日本郵政公社もなかなかやると思いませんか?

 郵政の方の話では百貨店等もギフトの配送を民間から切り替え
てきているそうです。その理由は価格と品質のバランス。

 例えば配送完了後、送り主に到着連絡ハガキが送られるサービ
スのお陰で、百貨店のコールセンターへの電話が激減するなどト
ータルのコストで効果があると聞きました。
 
 なかなか、がんばってますね。

 この分野のニュースは、いつもアンテナを立てて情報を見てい
ないとつい見逃しがちですから気をつけましょうね。

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  2003年04月10日   岡崎 太郎