276-お知り合いの方、ご紹介ツール!

 

既存のお客様に、お知り合いの方をご紹介くださいと
お願いする印刷物を作成する際のポイントをひとつ。

 

まず言葉(単語)の問題があります。

 それは、ただ「紹介者」と書くと、
いったい「紹介した人」のことなのか?
それとも「紹介された方」なのかが判断できない事です。



 また「紹介した人」「紹介された方」では、一瞬、どちらが
自分のことを言われているのか判断できない事も問題ですね。


 でも大丈夫です。


 この場合の解決のポイントは、
「紹介した人」「紹介された方」の後に続けて、

「紹介した人(あなた)」「紹介された方(お友達)」と
情報を加える事で解決できるのです。

 またその際、お友達紹介なのか、お知り合い紹介なのか
単語の統一に気をつけましょう。
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 次に「紹介した人」「紹介された方」それぞれに、
紹介が成立した場合のメリットを提示するわけですが、

 そのプレゼントには、

 1:金銭(現金または割引券または商品券またはPOINT)
 2:商品(自社商品:他社商品)
 3:サービス(送料サービスやキャンペーンの優先窓口)

 などが考えられます。

 いずれの選択を行う上でも、まず決める事は予算です。

 これは新規に顧客の獲得にかかる経費の限界(限界CPO)
この金額の大小は取り扱いの商品の販売価格、原価、リピー
ト性などによって変わると思われますが、その金額を超える
事は設計上ありえません。

 あくまで紹介とは新規顧客獲得の有効な手段だからです。  

 また安易に高額なインセンティブを設定すると詐欺的な
問題も発生しやすいので注意が必要です。


 予算が決定すれば、後は1から3の選択肢の中から決定すれば
いいのです。

 ここでは2番の商品を考えて見ましょう。

 まず商品は、自社製品と他社商品に分割されます。

 また自社商品は、現行の製品と紹介特典専用に製作した商品
そして、お客様のお使いの商品の三つに分解されます。

 他社商品については、販売されている商品と、ノベルティー
専用のいわゆる非売品に分別されます。

 では今日は自社商品のケースを考えて見ましょう。

 まず、現行の自社商品をお送りする場合、お客様がまだ使われ
ていない商品の場合、大きな意味でサンプル的意味を持ちます。

 つまりリピート商品であれば、このプレゼントがきっかけで
次回の注文の可能性が生まれます。

 紹介特典専用商品を作るケースもあるようですが、
この場合、非売品を手に入れる満足度を演出できます。

 紹介のプレゼントではありませんが、過去にキリンビールさん
が行った、過去の明治・大正・昭和のラベル違い味違いのビール
セットは大変好評だったことが記憶に新しいですね。

 また、現在、お客様のお使いの商品をプレゼントする場合も
多く見受けられますが、お客様がお気に入りの商品をプレゼント
するわけで、実は一番、お客様の事を考えていると言えるかも知
れません。

 ただし、もう「ひと捻り」といった感じですが・・・


 紹介について詳しくは
ぜひ「儲かるしくみはこうつくれ」をお読みください。

 あれっ宣伝になってる(笑)
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前275号の「夜間営業の効果」にて、23時まで夜間営業している
ヨドバシさんのことをとりあげたところ

Amyさんからメールが届きました。

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■ヨドバシカメラ、ここが魅力
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さくらや、ビックカメラ、ヤマダ電機、ラオックス、ソフマ
ップなど大型電気店は数あれど、やはり私が心から愛する電
器屋といえば、ただ1つ、それはヨドバシカメラ、1店のみ
です。

一度使ったらやめられない、その理由は、以下の通りです。
(少し長いのですが・・・)

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★1.高いポイント還元率です
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ヨドバシカメラのポイント還元率は、10%、つまり1割。
1万円分買ったら、千円戻ってきます。

今、中年サラリーマンの平均お昼代は、
500円以内(船井総研の小川社長談)の時代、
このポイント還元率は、かなりお得感があるのではないでし
ょうか?

因みにヨドバシ、さくらやは10%、ビックカメラは5%です。
人は結構こういうおまけ的なものに惹かれると思いますが、
1万の買物をして、買う場所によってお昼代1食分違うなら、
ヨドバシに行っちゃうと思います。

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★2.オタクな店員さんがそろっています
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ヨドバシカメラの店員さんは、優れた商品力を持っている、
というよりもオタクな感じで、商品説明と嬉々としていて、
聞いていてこちらも楽しくなります。

私はいつも、なにか買うときに、必ず店員さんを捕まえて
自分の求めている商品像と、自分で良いと思っている商品名
を両方伝えて、「どう思います~?」と聞くようにしている
のですが

ヨドバシ店員さんは、私が買おうとしてた商品より安い値段
のものでも、私の要望によりマッチしたものを、気にせず私
にすすめます。

つまり、高いものを売ろうとする気がサラサラないといった
感じです。

そして、親切です。
欲しいものが他の階にあった場合、一緒に行ってくれたり、
取って来てくれることもあります♪

ですから、買物の後は、なんだか得した気分というか、
好いものを買えてよかったわ♪という気分になります。

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★3.郵便局のデビットカードが使えます
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デビッドカードが使えるみせも、最近は増えてきましたが、
ヨドバシは結構昔からやっています。

しかも、郵便局のデビット・・・・!
高額なものを買うときも、銀行にお金を下ろしにいく手間が
省け、カードを切るのがキライな私に、ぴったりです。

カードって便利ですけど、私みたいに借金がきらいだけど、
沢山現金を持ち歩くのはイヤ。。。という人も

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★4.ほんとにカメラ屋なんです
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先日、うちからヨドバシは遠いので、しぶしぶ他の電気店に
行きました。

商品撮影のときに使う、バック紙を買おうとしたら、ほんと
に大きいもの(業務用)しかなく、レフ版を買おうとしたら
種類が少なすぎ(丸タイプのみ)で、何も買わずに出ました。

その点、ヨドバシカメラは、カメラオタクに優しいお店です。
店名に「カメラ」を使っても、誰も咎めることは無いと思い
ます。

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★5.その他 まとめてご紹介
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・商品カタログが面白い。
 ただのパンフっぽくなく、雑誌みたいになっている

・呼びこみのテープは、英語も中国語もあり。
 外人対策もバッチリです。

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以上、これをお読みになって、少しでもヨドバシカメラを好
きになっていただけたら、嬉しいです。

また、東京でセミナーがありました際には、是非行きたいと
思っています。

それと、儲かる仕組みはこうつくれ、ですが、
前作より、ユーモアがあふれている感じで、お目にかかった
ときの印象と、ご本から受ける印象が、ほぼ同じという感じ
がしました。

しかし、岡崎さんの本を読んでいると、今はネット通販だけ
なのですが、アナログ通販の方も、やりたくなってきます(笑)
まだ早いですけど・・・・

それでは、また今後もご活躍を楽しみにしています。
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Amyさん、どうもありがとうございます。

僕はヨドバシさんがキライというわけじゃないですよ(笑)
しかし、あのマニアな店員を上手に人事が掌握してるのは
システム化されているのでしょうかね?

Amyさんは、オンライショップを運営している店長さん
ショップを運営していく上で、思うこと、迷うこと、悩むことを
裏日記帳にまとめています。

http://plaza.rakuten.co.jp/amyamy/

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  2003年11月19日   岡崎 太郎