お疲れ様です。itmの代表、岡崎たろうです!
リアル通販・インターネットを使った通販・企画・商品開発・
プレゼントネタ・について、思うこと、アイデアをお届けしたい
というメルマガです。
が今回は1月17日に予定しているITMセミナーの
「経営感覚を持って仕事にあたろう」の導入部分を大公開!!
こんな感じかな?と
よく言われる「経営者感覚」
1-「経営者の気持ちになって考えろ」
2-「経営者意識で仕事をしろ」
3-「経営者感覚をもつ事が大事」
というのは、社長が部下やスタッフに言う場合がほとんどです。
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つまり、現場でよくあるのは、
「経営者感覚をもて」のみを上の立場から、
部下に伝える場合です。
漠然としていて、経営者が何を言いたいのかわかりません。
実際は、話の前後関係から推測しないといけませんが、
だいたい、経費の使い方の場合が多いようです。
接待の領収書や、期末の予算消化だったり、
経営者感覚=お金を大切に使えということなのでしょうか?
↓
つまり、もっと効率を考えろ!
費用対効果を考えろ!
↓
誰の金だと思ってんだ!
とまでは言ってないにしろ、
たぶん「当事者感覚をもって欲しい」のだと思います。
ですが言われた部下の立場では、反論できませんし、
何も言い返せません。後味の悪さしか残りません、
ですからここまで言わない場合がほとんどですが、
皆さんも違和感を感じた事があるのではないでしょうか?
同じ考え方で、
「お前も借金してみろ?」とか
「個人補償してみればわかる」
なんて言ってしまう経営者も多いです。
つまり、俺の気持ちはわかんないだろうと言ってることと
同じなんですが、
みんながみんな、そんな危機意識でやってる会社がいいとも
思えません。
あまりにドライでシビアでしょうし、冷静な判断に支障が出ない
でしょうか?硬くなに、シビアなセンス。
経営者に必要な質かもしれませんが?
経営に大事な、第一番目の資質とも思えません。
どうしても、
自分の財布からお金を出す感覚やケチケチなお金の使い方で
経営することが大切といわれてるようで、違和感を感じます。
確かに、無駄をなくし節約倹約をするのは当然です。
そうではなくて
「イチかバチかの?大博打が好き」
だったり「前代未聞の大勝負に果敢に挑む」
スケールの大きな
ダイナミックな経営者の方が
経営者として魅力的にも思えます。
まして、オーナー社長として
銀行からお金を借りたり、個人保証している、
事を持ち出して、
「お前だったらどう思う?」「その状況を考えてみろ?」
なんて
部下になんらかの反応を求めてくるのは
どこか変じゃないでしょうか?
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そういうわけで、次に多いのが、
経営者感覚とは
お前が社長だったら
こんなことしないだろ?です。
この場合の社長とは、どの社長のことでしょうか?
世間一般、これがグレートな経営者だという定義は
一言で済むほど、簡単にはいえませんし、
実際、さまざまなタイプの経営者が
それぞれ活躍しているわけですから、
俺の気持ちを少しでも理解して、
がんばってくれと解釈できます。
だとすると、底抜けの明るさや、
人間力のある魅力的な経営者の言う台詞とは思えません。
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仮につどつどの経営者感覚を基にした、
経営判断の事を言っているなら
この質問はどうですか?
いま世間で、売れに売れて、どこの店頭にも無い商品が
特別に、秘密のルートで仕入れることが可能になりました、
(ひと昔でいう、タマゴッチやナイキのプレミアムの靴とか)
しかし、この商品はとびっきりのブーム商品なので
2ヶ月くらいで、消費者はまったく見向きもしなく
なることも、簡単に予想できます。
ただし商品が圧倒的に不足してるため、
今現在は、定価2000円なのに
4000円以上でも、飛ぶように売れているようです。
さー優秀な経営者の、あなたはどうしますか?
NO1 10000個仕入れて一気に売り抜ける。
1個1000円=1000万
NO2 2000個でまず様子を見て、売れるようであれば、
また仕入れる ただし単価が倍の2000円 4000000円
NO3 投機的要素が高いので、仕入れない。
どうですか?
どれも正解に思えませんか?
「やるときゃやるねん!」とか「石橋を叩いてわたるねん」
「俺のポケットマネーの範囲だ、どかんといっとけー」とかね。
攻めと守り・大胆さと細心・愛情と厳しさ、
なんてバランスがやっぱり大切ですが
その凸と凹も各経営者でさまざまです。
そう考えると
そもそも部下には部下の性格・素質・とタイプが
いろいろあるわけですから、
経営者感覚というのもそれぞれでいいのではと思います。
では本当の経営者感覚とは
どう考えればいいのでしょうか?
確かに、雇われる側と経営者側では、置かれている環境が
違います。
そのあたりを見ていきながら、
どのように経営者感覚を理解して行動すればいいかを考えて
みましょう。