288-わたしの体験から、お裾分け感覚が肝

 おもわず唸ってしまう商品開発や商売起源のエピソードがある
ものですが、今回の「へぇー」は、愛犬にまつわる話。

  
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 あるときから愛犬に、痒みが出始めたのでシャンプーを変え
ブラッシングをマメにするなどやってみたが一向に改善の兆しナ
シ!もしや食事では?と思い。

 ブリーダーお奨めであったドックフードを疑ってみると・・・
唖然!調べてみると、まったく恐ろしいことにペットフードの添
加物には、なんという事だ!

 人間様にあるような法律上の規制が無い。
規制が無いとは無法地帯。つまり「なんでもアリ」

 そんな酷い食品を愛犬には食べさせられない!!

 それから安心して食べられる安全なペットフードを探しまくり
やっとのことで見つけたペットフードを愛犬に与えると、
自然に痒みも収まった。

 この経緯を「食事って大事だなぁ」という痛感とともに
インターネットや口コミで紹介していると「うちにも分けて」と
いうお客様の声が増えてきて・・・

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 この事例は、高橋浩子さんの新刊「増えるメルマガ・消えるメ
ルマガ」明日香出版社のP197からP198に紹介されているものを
要約したものなのですが、この話触れて「そうだよなぁ、こうい
う自然発生的な販売って理想だよね」とあらためて感じました。

 ましてや広告ひとつとっても無理して捏造された人工的な逸話
ではなく、ホントの話。ノンフィクションには魂が宿るもので迫
力が違います。

 販売する側の本気度が高くないと伝わるものも伝わりません。
ただし勝手な「ひとりよがり商品」ではせっかくの熱意も空回り
してしまいます。

 大事なのは
「まっとうな商品」+「高い正味価値」+「まっすぐな熱意」
なのですね。

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 話は少し変わって2004年1月6日は20時から、ささやかな新年会
(4名)を福岡市天神大名にある中華食堂へ。

 その席上、地元健食通販の企画責任者Mさんと通販談義で
大盛り上がり!

 コンサルに頼らず、自分の力で現場をやり繰りしてるだけあっ
て、ほんとの力こぶがあるんですよね。

 所詮どんなに理論で武装しても、体験の無い空論はその程度。

 理屈を凌駕する力強い勘というのでしょうか。
トコトン深堀りした者のみが到達できる領域には及びません。

 ひとことで言えば「熟練した職人」。

 
 成功するしないの最後の仕上げは、今の現場で「ひと絞り」
カラカラの雑巾を絞り倒した「一滴/エキス」がないと成功は出
来ないんですよね。

 実感。

現場を支える「ロマン」と「ソロバン」に意気投合してなんと
5時間の長丁場。なんとも楽しい一夜でした。
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高橋浩子さんの新刊を読んで、

P68
「あとひとつ足りないものがあるとすれば?」続きに太字で強調
された「あなたの覚悟です」にまず鳥肌!

P113
 中村隊長、同時テロ後ニューヨークツアー呼掛けの逸話に
僕は超ド級鳥肌!
(「地球探検隊」http://www.expl.co.jp/index.php)

そのほか鳥肌ポイント11箇所。


「幸せのぐるぐる巻き」「メルマガの先にあるもの」とキラ星の
ように輝く蛍光マーカーポイントが67箇所という稀に見る良書。

 この手のビジネス書の中では群を抜いたリズム感であっという
間にグイグイ読ませちゃう彼女の文体と文章力に圧巻でした。

 前作と併せて、メルマガでビジネスの構築を考えてる方には
間違い違いなしの必読書です。

 とくにメルマガ発行者はケツを蹴り上げられますぞ!

■ファンが増えるメルマガ 消えるメルマガ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756907008/qid=1073469231/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-1170266-2490743

  2004年01月09日   岡崎 太郎