289-オカザキ・マガジン新年号の反響メールに感激です

 

1月7日に配信した、新年号には数多くの反響の声が届きました。
本当にありがとうございます。

せっかくですので、ご本人さまのご了承が頂けたので
ご紹介しますね。

 

新年号・第287号をご覧になりたい方はこちら
http://www.it1616.com/new/melmaga/index.html

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 今日メールしたのは、1月6日号のメールの内容です。
 私が最近感じていたことを、まさかそんなことを考えて
 いるとは想像のできない(気を悪くしないでくださいね)
 岡崎さんが書くとは・・・
 と、びっくりすると同時に琴線に触れました。

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オカザキマガジン287号

岡崎さんの話し

とてもよかったです。

「家族といっしょにいる時間は短い」

という部分

とくに感動しました。

自分の娘は2才なので

もっと遊んであげようと思います。


実は普段の岡崎さんのメルマガは普段は長すぎて

あまり読めないのですが、

新年最初の何となくマーケテイングと離れた

人間として根本的な話しに感動しました。

というか昨晩仕事で疲れて帰ると

娘が泣きわめめいているのを見て

げんなりしていた自分を思いだしました。

何が一番大切なのかを

岡崎さんのメールが

思い出させていただいたようで

感謝いたします。

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また、こんな長文メールをいただきました。

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今回のメールマガジンは非常にぞくっとしました。
「資本主義の限界を感じ、次のステージを見通し始めてい
る」と、知り合いと話をしておりますが、

『資本主義の申し子』を追いかけてこられた岡崎さんから
この話を聞くと、一段と説得力を感じます。

そして

> ほんの1%の富める民のために、スピード・スピード・
> スピードを優先させて破滅へアクセル全開といったと
> ころでしょうか。

> そろそろ真剣に、子供が大人になった地球を考えるた
> めに、地球環境全般、最低50年感覚でコトを考え行動
> できないものでしょうか。


まさにそのとおりだと思います。

いったい何を見失ってしまっているのでしょうか。

おそらくかなり特殊な50年間を過ごしてきた価値観だけ
の物の見方で縛られてしまっているのだと思います。

戦後の50年間は過去の数千年と比べても異常な成長を遂
げている50年間だと思います。人口だけを見てもそのこ
とは、あきらかではないでしょうか。

そしてその人口が頭打ちになったとたんに、これまでのや
り方や考え方はすべて通用しなくなるのだと思います。

結局のところ資本主義がうまくいったのは成長途上にあっ
たからであって、これはちょうどバブル期に何の株を買っ
ても含み益がでたようなものなのかもしれません。


> 人生は逆戻しは出来ません。
> 大切なのは「今を豊かに生きる」ことが一番肝心なの
> です。今日この日・この出会い・この感覚は二度と戻
> りはしないのです。

> そういえば僕の長男は今年11歳ですが、最近は昔ほど
> 一緒に遊んでくれません。親よりも友達を優先する年
> 頃に、なってしまいました。

> もっと一緒に遊んであげることが出来たはずなのに・・・

> 最近知り合った50歳になる先輩から聞きました。
>「岡崎さん、家族が一緒にいる時期は意外と短いもんで
> すよ」

> 反省しても時間は戻せません。

> 子供の成長のほんとにわずかな変化、そのひとつひと
> つに、気づき喜ぶことができる環境を捨て仕事に生き
> たとして、一体何が残るのでしょうか?


これもまさにそのとおりですよね。
今日も残業している自分を反省。今朝も寝顔を見て会社に
来て、今夜も帰って寝顔しか見ることができない。

これは異常なことだと思います。

すぐに帰ることにします。(笑)もう寝てますが。

これからもメールマガジンを楽しみにしてます。
本年もよろしくお願いします。


追記

「エンデの警鐘」読んでみます。
このエンデはきっとミハエルエンデのことですよね。
「モモ」は読んだときにぞっとしたことを覚えています。

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素晴らしい考察をありがとうございます。

そうです、モモの作者ですよ!
深い話ですもの。


さらにメールのやり取り続ける。

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岡崎さん

わざわざお返事をありがとうございます。

生きていく上でお金が必要なのは現実ですが、何のために
生きているのか。

自分にとって一番大切なのが何なのか、何をしている時間
が一番大切なのか

現実を優先するあまりに人生の大切な30年間くらいこの
ことをあえて考えずに、生きていってしまう人が多いので
しょうね。

これを一番、身をもって感じている人が今、5~60代で
リストラや退職をされて、これからどうしたらいいか、わ
からない人たちではないかと思います。

自分が借り物の時間を生きてきてしまったことに気が付き
とはいえ、過去をやり直すことができない。


恐ろしいことですね。

でも、確実にそうしたことに気がつき始めている人たちが
増えてきています。NPOなどの活動の高まりなどもその
一例ではないでしょうか。

もっと顕著なのは若者の失業率の高さ、定職を持たない人
生を選択するということだと思います。まじめに会社づと
めをしても幸せそうに見えない人たちがあまりに多いこと
がその原因ではないでしょうか。

村上龍が「13才のハローワーク」という本を執筆したの
も原点には、同じ思想が流れていると思います。

もちろん仕事をしていることが悪いことではありません。

24時間仕事のことしか考えられない人をある意味ではう
らやましくも思います。そのくらい没頭できるテーマを持
てるという点ではすばらしいことだと思います。

大切なのはそれを主体的に行っているかと言うことと

その影で忘れられてしまっていることは、ないかというこ
とだと思います。

そして仕事の目的が金にしかないとしたら、それはやはり
何かを見失ってしまっているのではないでしょうか。


自分だけが金持ちになれば幸せになれる。資本主義という
のはそうした思想によって成り立っているように思います。

でも、きっとそんなことはありえないのだと思います。

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岡崎です。
感想ありがとうございます。

とても嬉しく思っています。

ところで

一番身近で大事なはずのモノやコトや関係が、なぜか一番
遠くになっちゃてるのに「もう気付いてさえいない」

そんな今の自分に戦慄です。

やっぱり、フルウインですよね。

誰一人も不幸にしてはいけない。

そこから設計しなければ、意図するカタチを作ることなど
まず不可能になってしまいます。

それでは意味がありませんもの。

とにもかくにも、ありがとうございます。

季節の節目と区切りの号数には、マーケティングから離れ
た話題を書くようにしているのですが

正直、タイトルとかけ離れた内容のため、読者離れを誘発
する危険性があるので実は冷や冷やです。

これからも岡崎メルマガを温かく見守りください。

@ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @

売るためのマーケティング心得として、皆様の業務に少しでも、
お役立ちなる「商い」のヒント・気づきを昨年以上にお届けできる
よう、岡崎本人に発破をかけていきます。おまかせください。


「マーケィングや通販に関する、皆さんのご質問を募集します」

itm@pictsys.com

じゃんじゃん、お寄せくださいませ。できる限りご返答します。
また、よかったらこのメルマガのネタとして取り上げさせてくだ
さい。

 

  2004年01月09日   岡崎 太郎