お疲れ様です。itmの代表、岡崎たろうです!
ご報告 |
昨日は朝から仕事の鬼。
ある通信キャリア系のWeb企画のプレゼンリハーサルを
広告代理店さんの会議室で2時間。MACのパワーポイントを
使うのは初めてなのと、自分で作った、企画書と違うので、
なかなか上手に説明できない。
正直、焦りまくり。
なにせ13時から先方の会議室で50分プレゼン。
総勢8人で現場へ移動、パソコンをセッティング。
なんですがアクシデント!!
AV機材が高級すぎて接続がわかりません。トホホ
TV会議も出来るハイテク機材のセット。
説明書が置いてあるけれど、まったく解読不可能。
結局、自前で用意していた、液晶プロジェクターに急遽接続。
なんとかなりそう。
終わってみれば、
それなりに、良い緊張感をもてた、プレゼンで、
よかったんじゃないかな?
自己評価は70点。
詳しい内容はお伝えできませんが短時間で組んだ企画としては
「ちゃんと形になったな」って感じ。
その後いつもお世話になってるプランナーのNさんと
アシスタントのS君 代理店のHさん デザイナーのOさんと、
親不孝のところでチョット遅めのパスタランチ。
2時間ほどいろいろ意見交換。
その後、今年一発目のITMセミナーを19時から。
今日は15名参加、いつもありがとうございます。
セミナー内容は、準備は万全で、ディスカッションも大盛り上が
り。その後、懇親会で近くの居酒屋へ、終了は夜一時半でした。
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■それでは、今日は昨日のセミナーの内容から、
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経営者感覚を考える上で、そもそも経営とは、企業の目的とは、
その会社の規模だったり、経営者それぞれの価値観だったり
価値の置き方の比重でも当然変わってくるものだとは思います。
ひとつの指標としてドラッカーの定義
企業の目的はそれぞれの企業の外部にある。
企業は社会の機関であり、その目的も社会にある。
企業の目的の定義は一つしかない。
「それは顧客を創造することである。」
(「チェンジリーダーの条件」 ピーター・F・ドラッカー)
「企業の目的が企業の外にある」とは、今年92歳になる
ドラッカー氏が長い間言い続けていることです。
また経営者の中には、
会社の目的は存続し続けることだ。
理想を言えば企業は、永遠の存続を求めて事業活動を続けるべき
存在である。
という意見もありますが、同じ経営者だったり、オーナーが同じ
かどうか、社長が同じかどうかは別問題です。
ダイエーホークス身売りの話にあるように、
自分の会社を高額で売却することを考えてみてください。
その答えが優れた経営者自身だとすると、売却後も経営者として
、その会社で継続して働かなければ価値がありません。
ですから、表面的には、顧客名簿・規模・利益を生み出す
仕組み・特許・ブランド価値・商品・に磨きをかける事といえる
かもしれません。
ですが本質は、市場にどう受け入れられるか、代金を支払ってく
れる顧客にどう支持されるかひいては、行う事業が、社会に存在
する価値がある部分に集中していかなければいけません。
話は前後しますが
企業が、存続し続けるには利益をあげ続けなければなりません。
赤字では、企業は拡大することができず、せっかくのよい商品や
サービスも多くの消費者に行き渡りません。
ですが、その利益は、不当に多すぎるのも考え物です。
どのパーセントが妥当かは定義が難しく、
(市場にその判断を仰ぐ事が、公平と思いますルーターの
シスコやDBのオラクル等30%程度の利益率を継続して計上して
います。ですから、何パーセント以上だと儲けすぎだとか、
悪徳だとかは無いわけです。また業界全体からみて相対的に高い
と安いなんて見方もできません。
ユニクロは低価格の販売なのに、収益は非常に優秀です。)
つまり社会の無知につけこみ不当に収奪するような利益で
あったり販売方法に、威嚇や脅迫・違法性、誇大な嘘があっては
ならないと思います。
また、自らの会社組織が社会の中でどのような機能に、
なるのかを考える必要があると考えます。
社会にとってどうでもいい機能だったり
詐欺師みたいな悪い機能では、
せっかく働いていて、悲しいと思いませんか?
そして、役割として担いたい機能を果たし、社会から存続を許
されるためには、どのように利益をあげる方法があるのかと考え
るとどうでしょうか?
最後に
ピーター・F・ドラッカーの言葉を借りると
「利益とは、
事業を続けるための未来の費用である。
利益の極大には意味がない。
利益は、企業と企業活動にとって、
目的ではなく制約条件である」
(「チェンジリーダーの条件」)、
と言っています。
利益をこういう風に捉えてみると、少し見方が変わりませんか?