340-特別寄稿:岡崎太郎のNY日記 11 

 

2004年7月29日木曜>2004年7月30日金曜

 朝4時に目覚ましをセットしていたのだけど、今日もあっちこ
っちさらに20箇所ほど指の間などまで蚊に刺されて痒くてたまら
ず3時に起きてしまう。

 

二度寝が怖いので、仕方なく朝風呂というか深夜風呂というか
深夜真水シャワーで寝汗を流す。

 なにせセキュリティーの関係で5時には空港に着いてないとい
けないのだから。

 ローラのママが空港まで送ってくれた。ほんとに何から何まで
お世話になった。大感謝。「世界ウルルン滞在記」なら、ここは
間違いなく涙ぐむシーンだ。

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 帰りはジャマイカエアーだったのだが、これが拍子抜けしたほ
ど簡易なセキュリティーチェックで、行きのアメリカン航空の10
分の1程度の気楽さ。おかげで時間が約1時間半も出来た。

 ジャマイカといえばラム酒。常夏の島にぴったりのラムをお土
産で2本購入。友達のバーに持っていってあげよう。それからキ
リマンジャロの珈琲豆を2袋これはなかなかの値段。

 ポケットにまだ数枚のジャマイカコインが残っていたので絵葉
書を数枚購入。全面にどっさりマリファナの写真をバックに、赤
字で「ジャマイカ・ノープロブレム」と書いてあったので笑う。

 なにせ曲がりなりにもここは国際空港の売店。

 ちなみにジャマイカは合法という誤解があるようだが、合法で
はないそうで、しっかり捕まるらしいので注意が必要だ。まぁ寛
大らしいのだけど。

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 レインボーカラーのジャマイカンエアーは定刻にNYへ出発。
3時間30分きっちりでNY・JFK空港のターミナル4に到着。

 乗り継ぎの時間が予想できないので、走って入国窓口に走る。
一番乗りでパスポートにスタンプをもらう。滞在先にハドソンホ
テルと書いていたが、審査官からトランジットだろ?とチェック
を入れられるが赤字で修正されて問題なし。

 なるほどそう書くのか。

 アメリカに再入国するとグランドフロアーの真ん中にある荷物
預かり所にバックを引き取りに行く。これまたスムーズ。3日で
33ドル。

 ターミナルを移動するトラムでキャセイパシフィックの発着す
るターミナル7へ。チェックインをする。これまためちゃスムー
ズ。さっさと手荷物を検査して出国エリアへこれまたスムーズ。

 そんなわけで香港行きの飛行機が出発するまでなんと3.5時間
というの膨大な待ち時間が発生。

 機内が異常に寒いことを思い出して、真っ白なフリースの長袖
を購入約6000円。ちなみにこれ以外に長袖は販売なく選択の余地
はなし。この売店のインド系のお姉さんがまったく愛想が無くて
閉口。

 香港の友人ピーターの息子3歳にシュレック2に登場する「長靴
を履いた猫」のぬいぐるみを購入。お隣のCDショップで試聴盤
をすべて聞きつくす。ジョージマイケルの新作を買おうとおもっ
たけれど気が乗らず、往年パープルレインのプリンスをもう少し
ライトにファンクにしたプリンスファミリー「MORRIS D
AY」の10年振りのアルバムがいい。ライブトラックに新作が4
曲だが全編ダンサブルでファンキーなので迷わず購入。

 しかしこの時点でまだまだ時間がたっぷりあるのでデリカで
「クラムチャウダー」と「シザーサラダ」をゆっくり食べるもの
もまだ時間はある。ちなみに施設内には喫煙所がないので、暇を
持て余してしまう気が倍増される。

 諦めて搭乗ゲート近くに腰を落ち着けると機内での楽しみにし
ていた岩波の「フランクリン自伝」を読む。

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 ようやく搭乗開始。さて今から15時間半の香港への長旅だ。

 ジョニーデップの新作「シークレットウィンドウ」を見る。
ジョニデの演技は必見だがスティーブンキングのストーリーは
まぁまぁな感じ。英語の理解度が30%なので仕方ないが・・・

 映画は、これ以外そう大した作品がなく後はとにかく寝るしか
ないと思っていたら。お隣の香港女性と彼氏?と歓談。

 とにかく長い旅だからまぁ仲良くはなりますわね。

 彼女はルビーという24歳でファッションデザインをNYで学ん
でいる学生。彼氏はブライアンという26歳でプロダクトデザイン
の事務所で働くデザイナー。僕が日本人だというと「深澤直人の
デザインに感服した尊敬している」と言われてなるほど海外でも
評価が高いんだと知る。ちなみにKDDIのデザイン携帯インフ
ォバーのデザイナー。(1956年山梨県生まれ)

 ■http://media.excite.co.jp/ism/047/2n_fukasawa.html


 機内食3回その間に念願のカップヌードルを頂く。これが素直
に下手な機内食よりおいしい。シーバスの水割りで酔っ払って寝
ちゃう。

 しかしエコノミーで15時間を越えるフライトは地獄。ちなみに
キャセイパシフィックのこの便は機体の半分がビジネス&ファー
ストクラスの席が占めているドル箱路線。いかに香港人がお金持
ちかということだね。

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 香港空港へ着いたのは日付を1日追い越して30日の夜20時。日
本との時差が1時間に縮まった。時計を進める。

 これといって何をしたわけではないが、ジャマイカからほんと
まる2日。飛行機に乗ってる時間だけでも19時間という長旅。

 ほんに疲れました。さっさと入国を済ませるとエアポートエク
スプレスで「中環」へ。香港での宿泊先はリッツカールトンホテ
ル!大阪のリッツカールトンを見学させて頂いて以来、機会があ
れば、ぜひ宿泊したいと考えていたので今回は思い切った。

 このホテルであれば疲れも吹き飛ぶというもんだ。

 しかも部屋は15階のデラックスハーバービュールーム。
超絶景。うーんなんてナイスなホテルだと感心しきることしばら
く。そういえばシャワーばかりでお風呂に入ってない事に気がつ
き熱いお風呂を用意。しっかり癒されてさっさと就寝。

 熟睡。
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オカザキ・マガジンおこぼれ話 (by ガーリー井手)
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8月2日の夜、岡崎は無事に帰国しました。

オカザキ・マガジンの読者さまへ
ちゃんとお土産を買っております。パチパチ。

岡崎がジャマイカで購入した

ボブマーリーのTシャツを3名さまにプレゼントいたいます。

Tシャツが欲しいよぉ という方は


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  2004年08月04日   岡崎 太郎