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先日１２年ぶりに宮城県の仙台に講演で出かけた。 主宰は東京で行われた講演が縁で知り合った自動販売機ベンダ ーの原田社長。お招きいただきありがとうございました。 |
朝一の飛行機で福岡から仙台へ。あっという間の1時間。
「あれっ？」こんなに近かったかしら？
空港から原田さんの車で事務所へ。会社の紹介を受けると、宮
城県内で2500弱の独立系自販機を展開されているとのこと。
ちなみに独立系というのは、マルチベンダーとも言うそうです
がつまり複数の飲料メーカー商材の中から売れる商品を設置場所
にあわせ販売する方式。
ひとつのメーカーだけの自販機よりはなかなか魅力的な商品構
成で戦えるわけで、なかなかアイデア次第ではおもしろい自販機
が組めそうですね。（システム販売会社にも同じマルチベンダー
という呼び方があるけれど、ちなみに意味は同じ）
１５時から講演。
参加された方には、ＵＣＣの方や週末起業のお世話をされてい
る方や仙台を中心にクリーニング業を展開されている方や原田さ
んのスタッフおよび関係者とお仲間総勢２０数名の参加。
多業種にわたる方の参加を頂いたわけですが、そんな訳で二次会
では多岐にわたる話になりました。
中でもＵＣＣから発売されている「無糖ブラック」の発売当時
の話はおもしろかったので紹介します。
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当時１０年前は「甘い缶コーヒー」が当然の時代。
誰しもが「ブラック？」「そんなもの売れないよ」と否定的な
意見だったそうです。（最近はガソリンより水の方が値段が高い
わけで社会は変わったのです）
ＵＣＣでは1987年に「ブラックの缶コーヒー」を別名称で発売
していたものも販売が振るわず、一度販売が停止されるという悲
劇の後、名前を変えて再挑戦で蘇った商品なのだそうだ。
現在「無糖ブラック」と言えばＵＣＣの主力商品な訳でこのチ
ャレンジが結果を生んだのですね。現在「ブラック」だけで数百
億の売上というから、単品としては凄い！
「ブラック」が売れたＵＣＣでは、ブラック無糖にクリープを入
れた『無糖ホワイト』なるブラック缶の黒と白色を逆転させたパ
ッケージで販売するも、こちらはわずか２ヶ月程度で自販機から
姿を消しその姿を見かけなくなりました。
マーケティングってほんと難しいですね。
まぁ自販機をよく見ると変な飲み物・・・おっと失礼・・・
期間限定的意欲作もたまに発見すると「おいおい・・そりゃ厳し
いよ」というのもありますが、独自のマーケティングセンスで商
品化させた企画担当に拍手を送りたいと僕は思います。
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ちなみにコカコーラのジョージアは昭和５０年６月の発売。
当時すでにＵＣＣやポッカ、ダイドー等から缶コーヒーは発売
されていたものも、まだ消費者の認知は低く将来性を疑問視する
声が多くコカ・コーラの経営首脳人も発売開始時はためらいがあ
ったらしいが発売されると強力な販売力と自販機の台数にモノを
いわせシェアを急拡大していったのです。
しかしそんな自販機も最近では、コンビ二に押されて販売不振
だそうだ。
うーん自販機のライバルは＞コンビニだったのか！
敵の見定め、設定はそのままでいいのか？要点検！
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最近では、今まで全く通販とは関係ない業界・業種からのご参加
も多くなりました。また、わざわざ福岡まで足を運んでいただき
どうもありがとうございます。
2005年の始まり、今年の業績のスタートダッシュするため
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沢山、お持ち帰りください。
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