035-もしお客さまが恋人だったら(コミュニケーションについて)

お疲れ様です。itmの代表、岡崎たろうです! 

リアル通販・インターネットを使った通販・企画・商品開発・
プレゼントネタ・について、思うこと、アイデアをお届けしたい
というメルマガです。

もう1月が、終わってしまいました。
たった一ヶ月ですが、周りの環境がどんどん変わっていきます。
目標を調整をしながら、少しでも当初の目的を超えれるよう、
日々励まなければいかんですね。

今日は真面目にコミニュケーションについて、

■「もしお客様が恋人だとしたら?」

顧客と企業・企業と企業・個人と個人・父と子・恋人同士・いろ
いろ形はありますが、人間と人間のコミニュケーションの頻度の
幅や回数とは1回ポッキリから1日中年がら年中ベッタリまであ
るわけですが、

お店と顧客の接触頻度はどうあるべきでしょう?
言い換えると
広告としての接触頻度はどの程度が理想でしょうか?

広告を行うには、コストが必用です。

DMにしろ電話するにも印刷や電話料金等コストが発生します。

そのコストを回収するために販売を行わなければならず、売れる
事を目的にしてしまうのは自然なことですが・・・・・

その前に、企業都合の話は横において、顧客との関係性において
コミニュケーションの月間回数は、例えば、DMであれば、月何
回程度が理想なのでしょうか?

多くの通販企業やショップは多くても月2回・少ないところでは
年1回程度です。

その理由として、よくあるのは前任の担当がそうしてたから、次
がコスト的にギリギリだから、そして心理的に思いこんでいるの
が、「その位が適当だ」「お客様は売り込まれてるとおもってし
まう?」「どの企業もその位では?」こんな感じでしょうか?

そうして疑問ももたず、ただ漠然と定期的にDMを毎月10日と25
日二回なんて会社が多いように思えます。


僕が22歳で初めて訪問販売をしていた時、返品に悩んだときがあ
りました。初めてたった3ヵ月なのに、月あたまから、先月販売
分が次から次に返品・減額の雨あられ!

結局、売り上げても売り上げても、昔の返品で水の泡。

そもそも歩合給ですから、このままだとこの月末給料日には、
逆に会社にお金をもどさなきゃいけない。

困り果てて、当時の社長に相談したら、
社長が「残っている顧客全員に毎日電話しろ」との事
できれば毎日会いに行けと。

豊田商事の例までひっぱりだして、とくとくと説明してもらいま
した。
つまり人間仲良くなれば、返品しづらいもんだと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど。

高額な健康食品を販売しながら、たかが20人程度の顧客と関係が
築けていなかったことに、反省したものです。

という事から、出来れば毎日1回のコミニュケーションが理想だ
とは思います。まさに恋人とのコミニュケーションレベルです。

そうはいっても、現実的には最低でも週に1回程度かな?
と考えています。

その理由として、
月間ジャンプより週刊ジャンプが気になる。
継続購入率が高い。

新聞は毎日届いてる、顧客は毎日チラシには目を通している。

習慣になると、後は継続していく。

会社の朝礼は毎日やっているが、毎週金曜の夜からミーティング
をやろうとか、毎週1回はジョギングやろうなんて、なかなか
続かないものです。

つまり、習慣と切れてる時間、つながっていない時間の長さに
ポイントがあるのではと思います。

毎日電話をくれてた、信用している恋人が、ある時から電話が
なくなると、心配したり不安になったり、そのままにしておくと
心に隙間がうまれたり、・・・・・・しまいにフラフラと・・・

やっぱり、しっかり手をつないでないとね。

しかし送る広告物が一方的なものでコミニュケーションと呼べ
ないものでは意味がありません。

コミニュケーションとは意思の疎通であり、双方向であるのが
理想ですから、ありがちな鬼部長から気弱な部下への一方的な
押し付け方ではいけません。

そうして、使えるツールを整理していくと電子メールに落ち着く
のかなとは思いませんか?

メールマガジンの活用実際は、また次回。

  2002年02月01日   岡崎 太郎