382-「わかりやすさ」パート2

 

■「わかりやすさ」パート2

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 昨夜NHKで映像で見る昭和史という番組の中で、日本列島改
造論を演説している田中角栄元首相の映像を見た。

 

 彼の演説の「わかりやすさ」はやっぱりピカイチ。
今聞いてもハートをドンッと揺すられる。ロッキード事件以来、
表舞台には出てきていないのに亡くなられた今なお影響があるこ
とを考えるとやはり大人物だったんですね。

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 さて今日は、企画の「わかりやすさ」についてまとめてみよう
と思う。「わかりやすい企画」のポイントまず第一は、伝えたい
ことを1つにすること。

「何を伝えるのか?」「伝えたいのか?」そのメッセージが大切
です。その企画案そして実施するさまざまな策に1本スジが通って
ないとダメなのです。

 そのためにオリジナルで強力な企画を考え徹底してブラッシュ
すること。そしてもうひとつ欲を言えば1つの実施案にする事。

 そうでなければ、つい中途半端な実施案を複数組み合わせるこ
とで誤魔化した企画になってしまいます。

 細かい案を寄せ集めると「どんどん不明瞭な企画」になってし
まいます。水彩絵の具で絵を描く時にたくさんの色を混ぜすぎる
と何色なのかわからなくなるのと同じです。

 よくある場面は長時間におよぶ会議。話が何度もそもそもに堂
々巡りを繰り返し、ついどこにでもある骨抜き案になるケース。

 3人集まれば文殊の知恵にならない会議が如何に多いことか・・・

 リスクはいつもあるのですから回避できる方法案を考えるステ
ージに上がらなければ、話に進展はないのです。

 まずはコンセプトを明確にしてみることに集中しましょう。

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 たとえば、ある新製品の発売記念プレゼントを考えるとします。
 つい1等2等そして残念賞まで考えたくなりますが、出来れば
そのプレゼントを1等のみにすることをぜひ考え抜いて欲しいの
です。

 プレゼントが複数あることでにぎやかになりますが、そのプレ
ゼント内容に統一感がなければ、何を伝えたいのか焦点がボケて
しまします。この何を伝えるのか?コンセプトを練る段階をきち
んと踏んでいれば迷いは軽減します。

 そして次のポイントは「オリジナル」であること。

「単純にお金」「ハワイ旅行」や「DVD」「プレステ」では面
白くもなんともありません。

 せっかくコストをかけるのであれば、もっと頭を捻るべきだし
その新製品との関連性、もっといえば「ナゼそのプレゼント」な
のか?が明確でなければなりません。


 そしてもうひとつ「欲張らないこと」

 あれもこれもと要求が多いと話がまとまりません。

 このことが原因で意見がまとまりを欠き平均的で面白味にかけ
る企画になることが多いのです。

 こんなに「迷いの見える企画」がわかりやすいはずがありませ
ん。紆余曲折したことなんてお客様には関係ないのです。

 欲張る前にまずは優先順位を明確にして、上位の3点くらいに
絞る事そして一番の目的を決め、目標と課題を定め、過去の経験
からの注意点を一覧にすることでより具体性が明確になります。

 ここまで整理できれば、今後の課題として一旦横に置くことに
合意できるでしょう。

 そして「ネーミング」。

 コンセプトをズバリ表現した思い切りのあるネーミングにする
こと。参加者そしてお客様側にストンと落ちる名前を考えるので
す。

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  2005年03月04日   岡崎 太郎