お疲れ様です。itmの代表、岡崎たろうです!
リアル通販・インターネットを使った通販・企画・商品開発・
プレゼントネタ・について、思うこと、アイデアをお届けしたい
というメルマガです。
昨日は午前中はがプランニング秀巧社の緒方社長とミーティング
コンテンツがデジタルでDB化されるとこう便利だよねとか
エコプロジェクトで商店街活性化するプランで、面白いのがある
とか、なんかタイアップ物でいい企画はないかとか・・・・・
プランニング秀巧社を出るとちょうど12時だったので、凸版印刷
の飯田部長とランチでうれしい御鮨。・・・・・
こんなおいしいさかながこんなお値打ち価格、茶碗蒸までついて
1000円ポッキリ、やっぱり博多だよね。
話の内容は
凸版さんのクラブ九州でのマーケティング機能が随分使えるレベ
ルにきてるので、じゃんじゃん使いましょうねとか、近況報告。
終わってココシスの岡部社長と冠婚葬祭関連企業のご相談。
夕方から小倉が本社の広告代理店といえばA社の社員向けセミナ
ーの講師のため出発。
AIの吉川哲っちゃんと一緒。
道中、ネットワークのスピードで意見交換。
さっき、ビックカメラで購入した
ジュージギルダーの「テレコムズ」をパラパラめくりながら・・
これどうなんて雑談。ビルゲイツが絶賛らしいが?
新幹線は早い!あっという間に小倉到着。
クライアントのA社の社長と、打合せ。
あまりにも礼儀正しすぎて、こちらが恐縮。
お隣のホテルの会議室で2時間のセミナー。
社員約20名と社長も参加。
哲ちゃんの苦労の資料を無視して、プロジェクター使用せずに
ホワイトボードを使って二時間しゃべりっぱなし。
哲ちゃん出番なし。失礼しました。
来週の福岡はすべてお任せします。
セミナーの内容は、
近い将来こんなに変わるよFOMAの話から、
コンサルタントとコンサルティングセールスの違い。
一対一のコミニュケーションだと時間がもったいない話
知恵と工夫。カラカラの雑巾の話。デジタルデバイドの話
経営者感覚で主体性をもってバリバリ仕事をしましょうの話。
今回は居眠り者がいなくて、満足。
セミナー後、小倉の稚加榮で、A社の社長と部長と担当のSさん
と哲ちゃんと5人で呼子イカの活造り、ふぐ刺し、白子の和え物
と懐石に舌鼓。セミナーの後のビールはうまいですね。
予想外に芋焼酎のお湯割りまで、ご馳走になってしまって
社長ご馳走様です。楽しいお話ありがとうございました。
来週も哲ちゃん共々、頑張ります。
22:30分小倉駅、新幹線切符売り場。
なんとプランニング秀巧社の緒方社長とバッタリ。
縁があるんですね12時間振りの再会です。それも小倉。
博多に戻って緒方社長の「おいちょっと飲むぞ」の提案で、
益正系列の采sバー在(アル)で飲直し決定。
緒方社長明日は東京だというのに、日付が変わっても芋焼酎
「紫美」をロックで「中盛り上がり」。
なにやら、雑誌の「ぴあ」30周年記念パーティーの為上京だとか
さすが・・・・・タウン情報誌の王様。
終了25時。
さあ明日は朝から、「日田天領水」さんの工場見学。就寝。
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今日はノウハウ本について、後半DBマーケティングについて。
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ここで少し最近思った事まとめておきたいのです。
そもそもノウハウ本は嘘が多い。
と言い切ってしまうと身もフタも無いですが、
その理由は、事実や数字が誇張されていたり、手法が時代遅れだ
ったり、実際大事な部分が隠されていたり・・・
良い部分のみ書かれていたりではないかと。
最近のビジネス書も確かに、注目された企業とか売上が良いと
スグ社長やプロジェクトの責任者が本を出す。
ソフトバンクの孫さんは、あんなに「大いに語ったのに」
時代の流れは激流で、あのソフトバンクも勢いが無い。
しかし
この手の自伝的な本は
「よっし俺もやったるで」
「こんな小さな事で悩んでてバカみたい」
と思わせちゃうエネルギーがあるので、
それを目的として読めば、読む価値もあって
まあ僕も元気づけられたり、問題ではないんですが、
「通販をはじめよう」とか
「30分であなたも解る。
データベースマーケティングのすべて」
的いわゆるノウハウ本は、はっきり言ってあんまり
お勧めできません。
最近、お勧めできるのは、服部先生のワントゥワン関連本と
imiネットさんの本と坂本啓一さんの本くらいでしょうか?
感覚として良い本は、10冊に2冊くらい。
まず、大学の偉い先生が書いた本はだいたいダメ。
だって現場全然知らないでしょう。
読んでもだいたいそんなにうまくいく訳ないでしょ。
だから各論に入らず、表面をサラリと流している物が多い場合。
次に、コンピューター屋が、システムを売りつけたい場合。
一番厳しいのが、売れそうだから時流にのって出版しちゃった。
そういった匂いがプンプンする本。
だいたいこの手の本は、横書きで図解が多くて、いかにも初心者
向け入門版として書かれていて、ほとんど参考にならない。
それか、やたら難しくて、2pで睡魔が襲い掛かってくる本。
つまり中身が全く無い。
とにかく実行におこせばすぐ分かると思うんですが、使えない。
罪深いのは、
読者を驚かそうとして、最新の技法や、めったに無い事例を
満載しちゃうので、読者がこの手法をやんなきゃ。もっと最新の
事をしなきゃって勘違いしてしまう事。
他にも
通販で言うと、簡単に儲かりますよという甘い事を書いちゃう。
それも、細かい数字入りで。
この数字がまた危ない。今年の1月に発売のDBマーケティング
の本にも数字があるんだけど、考えられない数字、嘘ばっかり、
購入した外部のリストにDMをうって反響が10%とか、
オリコミでの無料サンプル集客が1%とか
驚きの数字です。
さらにオリコミの経費計算を1枚20円で計算している。
だいたい何枚印刷したらそのコストなんでしょう。
よほど、いい紙を使ってるんでしょうか?
大量に印刷すれば、そんなにかかるはずないでしょ。
さらにこの手の本には、RFM分析の話やデータマイニングの
話が半分以上を締めています。
RFMは悪くないんだけど、これだけパソコンがよくなってるん
だから今時1960年代に開発された、RFMじゃなくてもいいでし
ょう?
それに顧客発想だとか言ってる割には、RFMで固まりで捉えて
考えましょうじゃ、アベコベな感じがしてしまいます。
例えば、F(=購入回数)のポイントの設定ひとつみても
それぞれの企業でさまざま変わるはずです。
スーパーと専門店 デパートと郊外ディスカウント店
Web通販とゼネラル通販。
化粧品専門店と健康食品店。
かなり違うはずです。
このようにRFMひとつでも
同じやり方、ポイントの設定ではうまくいきません。
ちなみに僕の前いた会社で10回もリピートする顧客は0.1%程度
です。だいたい1回切のお客様が多い。
ですからRFM分析の基本的考え方を参考に試行錯誤を繰り返
して自社にピッタリな適正な手法の開発が必要なのです。
急場しのぎの付け焼刃でデーターを見ていくと大火傷をします。
例えば、データマイニングでは仮説の設定が大切ですが、
仮説を作るという作業は想像力の無い人には無理です。
また仮に仮説ができても
それを証明するのについつい都合の良いデーターを集計してしま
いがちです。
そして間違ったまま、お金を広告に使う。・・・・・・危ない。
どうしても本は最新手法だっと派手に書いてますが、
実際は
お客様の立場を考えジャストなタイミングで案内する。
そのために出来る事を地道でもきちんとやり続ける。
例えばメールアドレスをお伺いするとか?
サンキューメール・コールを実施するとか?
個別の顧客に数種類のDMを適切なタイミングでお送りする。
そのタイミングを随時修正し精度を上げていく。
ほとんどの企業は
その程度でおなか一杯のはずなんですが?
追伸。ダメとはいっても、3%くらいは実はいい部分もあったりし
ますからその本の良いところを汲み取って、仕事に生かせれば
いんですけれどね。だってせっかく読むんだから。