409-結局

 

ノートパソコンを新しく買ってしまった。

 仕事上どうしてもストレスの無い環境ではないと辛い。
でも26万もの出費は、やっぱり痛い。


 

ところで今回。マシン選びに時間がかからなかった。

 珍しく一目ぼれだったのだ!

 今回のチョイスはパナソニックのレッツノートの新型機。
 型式はCF-Y4。

 ほんと!このノート只者ではない。

 いつものヨドバシカメラで購入すると、メモリーを1Gに増設
するよう依頼をした。「では20分後にサービスカウンターにお
伺いください」そんなわけでデータ移行用にLANのクロスケー
ブルを買いにいって時間をつぶす。

 そして約束の時間にサービスカウンターに引き取りに行くと、
すっかりダンボールに梱包されたパソコンを受け取り、受領のサ
インをし「ありがとう!」といって箱を持ち上げた!

 ところが、軽い。軽すぎる。

「おいおい本体、入れ忘れたんだろう」と思い、その場で箱を開
けたのだが、なんと!

 本体もバッテリーも入っているではないか!

 なんという軽さだ!

 信じられない。この一件で僕はすっかりこのマシンを気に入っ
てしまった。

そんなわけでバッテリー併せて1.5kgは伊達ではない。体感重
量は1kgと言っても言い過ぎではない。A4ノートでこの重さ
驚異的だ。

 そういえば、少し前にオカザキマガジンでも紹介したけれど福
岡にいる際の移動は自転車なので(ちゃんと乗ってますよ!)
僕の肩にかかる負担も軽くなりそうだ。

 さてこのパナの新型機なのだが、他にもなかなか気にいってい
るポイントがたくさんある。

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 その中でも最大のポイントは「ファンレス」である。

 ほとんど最近のコンピュータではCPUの高速化に伴い、冷却
ファンが必需品であるが、正直「ビューィィン」って音が連続し
て鳴り続けるのは電磁波を撒き散らしているみたいに感じるし集
中力の妨げになる。

 そんなストレスが、このマシンには物理的に発生しないのだ!

「ファンレス」という価値をカタチにしたパナソニックの開発者
に拍手を送りたい!

 おかげでかなり高熱を伴うようだが・・・

 この設計思想からも窺い知れるが、なかなか玄人好みな配慮を
随所に感じるマシンだ。

 たとえば余計なソフトが入っておらずHDがすっきりしている
こと。使わないソフトがプリインストールしてあるのは、はっき
りいってありがた迷惑でいらないと思っていた。

 また細かいポイントで言えば、Ctrlキーとfnキーをセッ
ティングで入れ替えることが出来るのも通好みだ。

 ショートカットキーを頻繁に使う場合、Ctrlキーは一番左
になければ使いづらい。これも気が利いている。

 そういえば安いパソコンのキーボードってなにかフニャフニャ
してるけれどこのマシンはタッチ感が硬質でかなりいい感じカッ
チリしっかりしている。長時間の使用で一番体が接着している部
分だけにこだわって欲しかった部分だ。

 この使用感まで考えて設計してあるのだろう。凄い。

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 そして、このマシンで忘れてはいけないのがバッテリーの駆動
時間だ。

 だいたいバッテリーの時間とは自動車の燃費みたいなもんでカ
タログスペックと実際に開きがありすぎるのが常なのだが、この
マシンは遜色がない。

 カタログスペックは7時間。実際の使用でも5時間を達成!
なんといっても電池のアイコンが全然減らない!

 正直驚いた。

 レッツノートといえば軽量かつ堅牢だがCPUがいつも一世代
古くHDも小さいという印象であったが、今回の新作はまったく
感じさせない。パーフェクトである。

 おかげで快適なパソコンライフが戻ってきた!

 さぁ原稿に集中だ!

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  2005年06月08日   岡崎 太郎