昨夜は月刊宝島の編集長鈴木さんと若手編集者の田村さんそし て福岡時代からお世話になっているオールアバウトのテガさんと いつものヌースフィアでお食事。 |
別段なんの話というわけではなく「まぁ呑みましょう」という
感じの飲み会なのだが、はっきりいってこれが濃い。
さすが宝島とオールアバウトという最前線で情報を捌いている
強者である。もちろん僕は終始「へぇ」の連発。
半年分の刺激を脳に送った夜であった。
宝島といえば
1973年に晶文社から発刊された植草甚一の責任編集による『ワ
ンダーランド』という伝説の雑誌が前身である。
後に爆発的な売れ行きを見せる「VOW」シリーズは、なんと
「ヴォイス・オブ・ワンダーランド」略なのです。
とにかく当時、宝島はサブカルの象徴雑誌だったのです。
宝島の歴史はこちらから
http://tkj.jp/takarajima_x/ichibachi/01.html
しかし植草甚一は憧れの存在である。
なんといってもカッコいい。
■植草甚一(うえくさ・じんいち)
東京日本橋生れ1908~1979没。
多彩な評論と翻訳を通じて若者の教祖的存在。映画・ミステリー
・ジャズ・ヒッピーをコラージュやイラストと共に広範囲に紹介
した雑学評論は他の追従を許さなかった。
■植草甚一スクラップ・ブック
植草甚一氏のエッセイを集めた全40巻。別巻1冊。
オリジナルは晶文社から、昭和51年から昭和55年にかけて刊行
された。2004年9月から月に3冊ずつ復刊されている。
ぜひカフェで時間を忘れて甚一ワールドを楽しみたい。