475-DNYD3 デイリーニューヨーク日記 No3 

10月27日 朝9時から夜中までの出来事。

 お腹が減ったので今朝もDINERトラムウェイに向う。

 絞りたてのオレンジジュースに含まれるクエン酸が血をサラサ
ラにしてくれるだろう。

 パンケーキとサンディエゴオムレツを注文する。

 @  @  @  @  @  @  @  @  @  @

 少し腹ごなしのため散歩をしよう。1stAVからクライスラービ
ルを目指して斜めに南下する。

 あっディアブロだ。まっ黄色のランボルギーニが前を横切って
いく。なんか幸運なことがおこりそうだ。

 適当にシャッターを切りながら、ぶらり歩いていく。

 まことマンハッタンは散歩するだけで充分刺激的だ。クライス
ラービルで折り返しイーストリバーに向って真っ直ぐ進む。

 あっ国連本部だ。たくさんの観光客が並んでいる。僕も列に参
加する。

 ザ・インタープリタな世界は要チェックだろう。
 http://www.inpri.jp/

■国連のHP www.un.org/ 

 ちょうど新進の若手カメラマンによるオムニバス形式で「CHASI
NG THE DREAM」という8人の若者のストーリーを展示した写真展と
アフリカ救済の"Children of Darfur"という写真展が行われてい
たのだが、この写真がいい!

絶対見てください!

http://www.chasingdream.org/stories.html
http://www.viiphoto.com/haviv/darfur/

http://www.unep-photo.com/en/prize/general.html

 写真集でも出してくれれば即購入なのだが・・・地下のショッ
プには元国連総長アランガリのポストカードや国連の水色クマの
ぬいぐるみはあるけれど、残念ながら写真集は無い。

 @  @  @  @  @  @  @  @  @  @

13:00pm

ロビーでまず1人目のアレンと会う。

 近くのコーヒーショップへ移動。2時間の英会話講座である。
アレンは25歳でコロンビア大学の学生で両親はロシア人だそうだ
なかなかスマートでハンサムだが毛深い。貧乏らしくブルックリ
ンの中でも超デンジャーな地区に住んでいるそうで早く引越した
いそうだ。

 1時間20ドルで話相手になってもらったようなもんだ。

明日の16時に再会する約束をしてわかれる。

15:OOpm 

 2人目のクリスを見つける。彼は35歳。ほんの4年前まで日本に
住んでいて教師をしていたそうで自慢そうに日本語を操るが4年
もいたわりには下手だ。

 ちなみに頭はすっかりスキンヘッドであるがクリスは同級生で
ある。そんな話をしていたら今日が彼の誕生日であることが発覚
そんなわけで明日はバードランドでjazzをご馳走すると約束。

 部屋に移動する。

 クリスはNYCの移民プログラムで英会話の先生をメインでや
っているがそれだけでは生活できないので週末は引越しのバイト
そして夜はプライベートで教えているそうだ。ちなみに生徒数は
6人。すべてネットの掲示板で見つけたそうで、ちょうどアパー
トの家賃になるそうだ。

 ふむふむ。するとクリスが「ユーはキョウコ・ハセガワを知っ
ているか?」と変な質問をするなぁと思いながら「もちろん」と
答えると先週まで6回ほど彼女のプライベートレッスンをしたそ
うだ。

 それがどうした? 

 話は前後するが、彼がバイトしている引越屋の社長は43歳の日
本人だそうで、クリスの事を始終「アホ」と呼ぶそうだ。

 連続4時間でずいぶん英語脳も活性してきた。

 クリスは結局18時に部屋を出て行った。明日は20時からバード
ランド。

@  @  @  @  @  @  @  @  @  @
 
 疲れた。風呂に入ってメールチェック。

 さて明日は何をしよう?

 そうだ。早起きしてロングアイランド鉄道に乗ってモントーク
にでも行ってみようかな。

 ロングアイランドレールロード略してLIRRは、ペンステーショ
ンからイースト・リバーを超えてロングアイランド内にその複数
の路線を全長1900kmも伸ばす鉄道。

 この電車がアルミでなかなか絵になる。モントークという街に
ついてネットをチェック。あんまり役にたちそうな情報が少ない

 5時に起きて駅にいけば、どうにかなるだろう。

  2005年11月07日   岡崎 太郎