481-DNYD7 デイリーニューヨーク日記 No7

10月31日 朝4時からお昼までの出来事。

 朝4時だと言うのに目がギンギンだ。もう時差ぼけとは言えな
いのではないか?へんな時間に眠くなり目が覚める。だいたい日
本にいる時も下手に早く寝ると3時に目が覚めたりする。

 

 せっかくなのでメールをチェックする。モチベーションシート
の来年分の注文が大量に来ている。ありがたいことだ。コメント
を頂いている方に返信をする。

「NY編」のメルマガも2日分書くことにする。

 ちょうど列車の旅の部分である。

 部屋の電話がなる。森君だ。
「カフェテリアで何か食べますか?美味しくないですけど」

「そうだね」ベッドの脇にある時計を見る。10時半だ。
 恐ろしく仕事に集中していたようだ。

 歩いてほんの3分にある学食に向う。

 イメージどおりの広さでアメリカの臭いがする。水道管が破裂
したそうで施設の真ん中を掘り返す工事をしていた。

 ひょいと覗き込むと、厚さ15センチのタイルが土の上に直接
敷かれているだけのようだ。アリゾナでは基礎なんてないのだ。
地震もおきない・ハリケーンも来ない・ベガスもLAも一時間。
空港はでっかくて何社ものエアラインが乗り入れている。アジア
はないけれどヨーロッパへの国際便は飛んでいる。

 だからフロリダに住んでいた金持ちリタイヤ組がどっとアリゾ
ナに押し寄せてきている。

 今、アリゾナは米国一人気の場所なのだ。

 企業で見れば、グーグルが引越しして来たことを皮切りに土地
代の高いシリコンバレーに見切りをつけ多くの企業が移転してき
ているそうだ。

 難点は真夏に45度になることくらいか?だから夏は避暑地に
逃げるんだろうね、お金持ちさんは。

 さて学食の味はと言えば、前評判どおりお世辞にも美味しくは
なかった。

  2005年11月15日   岡崎 太郎