僕が、今回の旅で学んだこと。
それは「必要以上の遠慮をやめる」である。
人生は短い。短いのであるから無用な遠慮は割愛したい。
ただし誤解してほしくないのは、気遣いと遠慮は同じ意味では
ないことは充分に理解していることである。
社会人として人間として、もちろん気は使うべきだ。
しかし必要以上の遠慮はやめようと思う。
そう思わなければ遠慮している時間の方が長くなってしまいや
すい。
具体的には、言いたい事はズバリ言う。
自分の考えは主張してナンボである。
反論が怖いのであれば尚更である。迎合して生きている時間な
んて無い。自分を輝かせられるステージで勝負すべきだと思う。
もちろん努力と実力そして信用があっての話だけれどね。
たとえば会議の席上で「この発言をしたら議論を蒸し返してし
まう」だとか「発案者の顔を潰してしまう」とか「上司の機嫌を
損ねてしまう」なんてね。
異論を唱えることを恐れてはいけない。波風たってナンボなの
だ。ハイハイと意見を聞く部下を好む上司について行くほど危険
な事はない。
耳障りの悪い意見やアイデアを受け入れる事のできる度量をも
った人間とでなければチームは組めない。
正しいか間違っているかは後々になってわかる事である。それ
は歴史が語っている。正確には何が悪いのかさえも極めて流動性
が高い。
もっとピュアに「やりたい」と想える事を仕事にしたい。
レベルが高いとか低いとか、儲かるとか儲からないとか、動機
がどうだとかこうだとか、関係あるようで関係無い。
考える前に体が動くような衝動でもっと働きたい。
そう考えると遠慮なんてものは邪魔なのである。
もっとバリバリ働こう。もっとバリバリがんばろう!
今回の旅は僕をずいぶんと素直にさせてくれたと思う。