僕の勉強仲間で親友の梅ちゃんこと南国マーケッター梅垣揚太 (うめがきようた)が主催してくれた、沖縄セミナーのため、金 曜の朝から那覇に飛んだ。 |
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いつも沖縄行きの飛行機は窓側を予約する。着陸する際に見え
るエメラルドグリーンのサンゴ礁が大好きだからだ。
でも今回はあいにくの雨で眺めは悪い。しかし天気が悪くとも
沖縄が最高な場所であることには変わりない。なにせ気候は2月
というのにTシャツ一枚で問題ないのだから。
空港から梅ちゃんの事務所へ、スタッフと名刺交換、30冊の
本にサイン。お隣の吉野家で豚丼に温泉卵と味噌汁を食べる。沖
縄で吉野家に入ったことがなかったので知らなかったが沖縄限定
メニューとしてタコライスがあった。記念に写真をパチリ。
会場の「那覇IT創造館」へ車で向う。公共施設でなかなか綺
麗で立派。音響設備が素晴らしい。
参加は1部42名。2部23名。参加費から考えれば上出来で
はないでしょうか。さすが集客のプロ梅垣揚太!
セミナーのテーマは通信販売の基礎についてで、沖縄事情を若
干考慮しつつ話を展開してみた。懇親会での評判は上々。
今度はモチベーションシートの講演を企画したいですね梅ちゃ
ん。
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翌日は朝から高速道路をぶっ飛ばし国頭郡今帰仁村へ向った。
車は日産、まっ黒のFUGA。
とにかく最後のインターを降りてからカーナビの指示すること
1時間。恩納村を越え名護市を抜けどんどん田舎へというか緑深
いジャングルへ。目的地はむうみん牧場という場所なのだが、車
一台ギリギリ幅の道をナビはガイドする。
しかも途中なのにも関わらず機械の声で冷徹に「ガイドを終了
します。ここから先は実際の交通規制にそって・・・」業務放棄
意味ないじゃん。ナビの液晶には無情にも道がない。
とりあえず「むうみん農場」へ電話と思ったら、携帯電話は圏
外である。そんなわけで道無き道といった風情の道を走る。とう
とうアスファルトではなく泥道になった。
「迷ったか?」
時間にして16分くらいだろうか時間のわりに長く感じる。
僕は山道で車を止めた。
再度携帯の液晶を見る。かろうじてアンテナが1本立っている
速攻電話。
「すいません。予約した岡崎ですが・・・道に迷ったようです」
「看板がでてるがね」呑気な声だ。
看板など見当たらなかったように思うが
「そうですか、蝶を採らないでって看板はありますが・・・」
「それは違うね」
そりゃそうだ「そうですか・・・とりあえず引き返してみます」
不安なまま道を引き返す。目標物になりそうなモノはない。
そうこうして5分後。ようやく「むうみん農場」へ到着。
看板は長年の雨風のためか森と同化していた。
ちなみに正式名称は「夢有民牧場」でカタカナでも平仮名でも
ない漢字なのだ。
到着してわかったのだが、高橋歩氏が主催するビーチロックカ
フェ(島プロジェクト)が去年の終わりから牧場の横に移ってき
ていて、すでに30名の規模で3月末のグランドオープンを目指し
て準備が進められていた。
ちなみにカフェにレストランに宿泊施設。とにかく家から野菜
までなんでも手造りだ。
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この日もあいにくの雨。
「いやぁー雨の日の乗馬もいいもんですよ」とは43歳のボラン
ティアスタッフJさん。千葉のご出身で約一年ほど、この牧場に
住み込んでいる。
馬も農作業もまったくの素人だったそうだが、とてもそんな風
には見えない。
牧場の主「むうみん」さんは那覇へお出かけ中。
僕がこの牧場のことを知ったのはANAの機内誌で大々的に紹
介されていたのを見たからだが、その中でも馬と戯れる彼の写真
に心を動かされたからでぜひお会いしたかったので残念。
11時から落馬しないようにビデオを見てイメトレ。馬に見立て
た座布団で練習。雨に濡れてもいい格好に着替える。雨は本降り
になってきた。
13時半から実際に馬に乗ってみる。
僕の馬は大きなアラブ種で名前は「シルバ」。乗るというより
は、よじ登るに近い。もうお爺さんだそうで気性も優しい。
それにしても視点が高い。乗る前は怖いかと思ったが全然気持
ちがいい!これは予想以上。
「たずな」の使い方「枝避け」「緊急下馬」「はやあし」と30分
しっかりレクチャーの後さっそくトレッキング開始。
まだ空はどんよりしていうが雨は止んだ。
道のりは世界遺産まで約20キロ4時間半である。
疲れたらいつでも交代できるよう、引率の車が用意される。
「乗馬している時はドーパミンが出ていて大丈夫だけど、降りた
ら脚ガクガクで歩けない人もいるからね」とは沖縄歴一年半の
YUKAさん。教え方が的確でいちいち納得してしまう。
真夏は5キロはやせるそうだ。
結局インドア派の僕は半分は車で休憩。根性も体力もありませ
ん。それでも十二分に楽しめた。
モンゴルの大草原を2度走った経験がある千葉から参加の男性
Hさん(34)は、モンゴルもいいけど、こっちの方がアップダウ
ンがあって楽しい。それにここまで丁寧に教えてくれる牧場はは
じめてと絶賛していた。
乗馬クラブのような上品さを無いけれど、ワイルドに馬と遊ぶ
なら絶対こっちですぞ!
全身筋肉痛は覚悟しなきゃ駄目だけどね。