社長は辛いよ
もちろん儲かってない会社の社長は辛いだろう。でも儲かって |
この辛い辛くないは個人の感じ方の問題で辛いと思えば第三者
がトヤカク言うべき話ではないが、ちなみに辛いと言ってる社長
のもとで働く従業員はなお辛いことだろう。
経営の全責任は代表取締役社長にある。(または代表権のある
会長にある)
指示通りに働かない社員が辛いの種だとしても、雇ったのは会
社であるわけだし、教育の環境を整えきれていない事も主体性を
発揮する風土を作れていない事も、将来のヴィジョンを示せてな
い事も、ようは原因のすべては元を辿れば社長に行き着くのだ。
反対に言えば、社長の心がけ次第と言える。
愚痴を漏らす前に、開き直る前に、叱咤する前に、自分を振り
返るべきである。
社長は辛いよ。なんて思っても何の意味もない。慰めて欲しい
訳でもないだろう。
たしかに現実は厳しい。経営は複雑で難しい。
しかしだからと言ってモア&モア的な発想で欲望をさらにヒー
トアップさせる前に、もう一度立ち返るべきなのだ。
根本の原因を考える事からやり直してみよう。
そもそも何を成し遂げたかったのだろう。何が手に入れば、何
が実現できれば、満足だったのだろう。
事業を通して何を実現したかったのか?
従業員の成長を応援したかったのではないのか?ただ労働させ
て利益を搾取したかったのではないだろう。
自分だけが経済的に恵まれたいわけではなかっただろう。
やる気に満ち溢れ新しい事に果敢に挑戦する集団を組織したか
ったのではなかったのか?
何をしてもただ儲かれば是ではないはずだ。
一回目の成功は、なり振り構わない方法でもいいかも知れない
しかし何度も同じ方法ってのは芸がない。
もっと自分のイメージに合致したカタチでの成功にチャレンジ
するべきではないのだろうか?