553-クレジットカード(JGM)審査

 JALのマイレージカードのアップグレードとしてJGC(ジ
ャル・グローバル・クラブ)というステイタスがある。


 これは一年間に50回以上または「JMB FLY ON プログラム」
のポイントが5万ポイントを達成すると入会できるもので、この
JGCに入会することで翌年からは50回以上または5万ポイン
トを達成しなくても空港のラウンジが使えるなど優遇されたサー
ビスが受けられる。

 これは一年度に顧客ランクの見直しを行うマイルプログラムか
らある一定以上の利用頻度が高い顧客をしっかり繋いでおくため
のプログラムである。

 ちなみにJMBには最高位のダイヤモンド>プレミア>サファ
イア>クリスタルと4ランクがある。

 さて僕にも先日JGCのお誘いがようやく来た。去年は48回
一昨年は47回。50回まであと少しのところだったのでようや
く送ってきたなと思い。所定の申し込みを速やかに行った。

 JGCにはクレジット機能がついていて年会費が有料で必要に
なる。選べる会社はDC・マスター・VISA・ダイナーズ。
お金を払わせつつ会員であるという意識を高めるよく出来たプロ
グラムだなぁと感心していた。

 ところが・・・何の間違いなのか。

「当社の基準にて審査をしましたところ・・・今回は入会をお断
りさせていただきます」とどこにでもあるようなA4のコピー用
紙に印刷された手紙が届いた。コピーのコピーなのかあまり鮮明
ではない印字に僕の名前の部分はボールペンで手書きされている

 頭に血が上っていく。

 これは失礼な話だ。そもそも僕から作ってとお願いしたカード
ではない。申し込めと言うから申しこんだわけで、これは変な話
ではないか。もちろん事前審査は個人情報のうるさい中難しいの
は理解できる。

 いったい何が原因なのだろうか?

 それにしても失礼な話だ。

 話は割愛するがJALカードに電話をするとDCカードでの審
査といわれ電話をする。すると今度は信用照会のレコードに問題
があると言われ、内容は言えないのでその会社に電話しろと言わ
れる。

 毎度思うことであるが「たらい回し」が発生する。

 今回DCカードに信用情報を提供した会社はCICとCCBと
いう業界大手の2社である。

 すぐに教えられたフリーダイヤルに電話をする。ところが今時
携帯電話からの接続を許可していない。仕方なくインターネット
で固定電話を調べて電話をする。

 極めて事務的な対応のオペレータが電話口に出た。

 無愛想極まりない。こっちの気持ちなんて察する気もないよう
だ。

 要約すると電話では申し込めないと言う。運転免許書に手数料
900円。申し込み後10日くらいで結果を郵送するという。

 なんだ?自分の情報を取得するのに手数料が掛かる上に10日
もかかると言うのか?北海道から沖縄までタラバガニが翌日配送
される時代にまったく信じられない。まるっきりサービスという
精神がない。クレジット会社や消費者金融または銀行といった金
融機関には専用端末で3分程度で提供しているのにだ。

 怒りが込上げてくる。たらい回しされた上にこの理不尽な状況
とにかく一刻も早く原因が知りたいと言うのに・・・

 しかしまったく身に覚えが無い。何が起きているのだろう。
情報社会の被害者になった気分だが俄然ファイトが沸いてきた!

続く。

  2006年06月02日   岡崎 太郎