商品を包んでいるパッケージ。
素材は紙だったり布だったりガラスだったり金属だったり。
陶器なんてのもある。
ある商品は布に包まれた上に木箱に入れられさらに紙の箱に納
まる。しかも通販だとさらにダンボールに入れられる。
あはは過剰も過剰も過剰包装だ。
しかも物流の末に商品保護という役目を終わると捨てられる。
なんとも儚い。
ところが、このパッケージがあまりに簡素だと、中身まで簡素
に見えるから悩ましい。
馬子にも衣装と言うけれど、これはホントなので始末が悪い。
正解は中身相応であるべきなんだろうけれど。
最近思うのは、再利用できるかはポイントだと思う。
高級デザートのガラス容器なんて実家の食器棚にはコーナーが
あったほどだ。主婦の勿体無いツボを刺激するパッケージ案が求
められていると思う。
そういえば清酒用のワンカップ容器が印刷されるデザインひと
つで人気だと聞いた。なかなかポップなテイストで収集している
マニアまで現れたらしい。
いいねデザインの効用だね。
紙のショッピングバックにしてもデザインがよければ使い回し
てもらえる。ダサいと無理。シンプルで力のある意匠が求められ
ている。
素材とデザイン。
ここにヒントがある。コストばかりに目くじら立てないで少し
は目を向けてみよう。