598-DCN-6 カストロに逢いたい!

25日キューバ2日目 夜。

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19:00 エンリケのいるロビーへ。

 ここのビジネスセンターでは日本語が使えないので、他にネッ
トカフェは知らないか出来れば融通の効きそうな店を質問する。

 エンリケはホテルのガイドを捕まえると機関銃のようにスペイ
ン語で答えを引き出した。

 斜め前の「INGLATERRA HOTEL」の1階にあるネットカフェが安
くて評判がいいらしい。

 値段は20分2ペソ・30分3ペソ・60分5ペソとリーズナブルだ。

 6台あるパソコンは全て使用中だったが、すぐに僕の番がやっ
てきた。さてと夕食の前に一仕事だ。

 たまたま空いたブースに座ると、さっそくレシートに書かれた
アクセスコードを入力。

 画面が切り替わり「ネット」と「MAIL」そして「オフィー
ス(エクセル・ワード・パワーポイント)」の専用メニューが開
く。USBメモリーを本体に差込みエクセルで開いてみる。

 エクセレント!

 日本語で表示される。次はブラウザを開き、言語を日本語に設
定しヤフージャパンに接続。

「やった!」

 日本語が表示されている!ちょっぴり感動する。

 エクセルに表示された文章を「すべてを選択+コピー」
ヤフーのWebメールに貼り付け送信ボタンをクリック。

 ようやく送信ができてホッとする。明日も来よう。

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19:45

 旧市街にあるキューバレストランで食事をすることに。

 エンリケが「ピュッ」と口笛を吹くと3階から何かが落ちてき
た。

 ボトッ。

 コルクの詰まった500mlペットボトルに鍵が着いている。
(セキュリティで一階は自動電子ロックが掛かっているのだ)

 細い階段を3階まで登ると驚いた。なんとも本格的なレストラ
ンなのだ。「ここは有名なキューバレストランだ」とエンリケが
耳元で僕に伝えた。 

 メニューには親切にスペイン語の下に英語が併記してある。

 僕は「チキンのグリル」、エンリケは「イカの煮込み」とダイ
キリを注文した。

 雰囲気は最高なのだが、味はイマイチだった。

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22:30

 レストランの帰り道でエンリケの弟とばったり。弟は人力車の
運転手でホテルまで送ってもらう。

 部屋に戻りシャワーを浴びると、今日の出来事を整理しメルマ
ガを書きはじめた。時差ぼけで全然眠くない。困ったもんだ。

 

  2006年11月06日   岡崎 太郎