640-ステップメール

今月の頭から「ステップメール」を自社開発しサービスを開始した。

 どうして、わざわざ自社で開発したのかと言うと、他社のサービスで満足
のいかない部分が多かったからだ。


 

 ただのメール配信であれば、エクセル等で作ったCSVのファイルをアッ
プするだけだが、ステップメールは同じ人に数回にわたってメールを配信す
るため、配信先のリストをデータベースとして管理する必要がでてくる。

 ところが他社がサービスしているステップメールでは、リストの管理が
出来ない、または不十分な場合が多く、満足いくサービスを利用するには
金額が高かった。

 そこでメールアドレスや名前で検索をおこない内容を変更・削除ができる
機能をつけた。また条件を抽出してダウンロードできる機能も追加した。
たとえば現在3回目のメールが配信された人だけを抽出し、郵便またはメー
ル便でアナログのdmを送るなど、マーケティングに有効な手が打てる。

 シナリオの管理でも、もともと6回の配信で完結するシナリオを用意して
いたとして、後日4回目の後に1回追加したい、または1つの配信を削除し
たいなど自由に変更ができる。もちろんシステムは稼動させたままだ。

 つまり内容を進化させようと思えばストレスなく変更できるわけだ。

 もちろん本文中にセミナー案内や広告文をヘッダやフッタに差し込み表示
させることも可能となっている。期間限定のセール案内やイベントの告知に
便利だ。

 他にも面白い機能として、曜日配信というのがある。

 たとえば、毎週月曜だけという設定や、毎日12回配信のシナリオだが
月曜から金曜の平日のみに配信させる事ができる。もちろん2通目が3日目
で3通目は5日後など細かく自由に設定できる。ただしその場合組み合わせ
ての運用はできない)

 またバックナンバー配信機能という気が利いた機能がある。

 12回配信のシナリオでユーザーが3回目を誤って削除したので、再度送
って欲しいという要求に応えたものだ。

 システムからユーザーを名前またはメールアドレスで検索しご希望の内容
だけを再送できる機能だ。そんなわざわざと思われた方もいるかと思うが、
よくあるケースでいえば、本文中の複数箇所に「ユーザーの名前」「会社」
や「肩書」などが自動でインサートされる設定が施されているため、このバ
ックナンバー配信機能がないと、わざわざ本文を手作業で編集しないといけ
ないのだ。(名前は姓と名を分けて管理しているので、本文に埋め込む際、
工夫してもらえば、自然な文章に仕上がるので試してみて欲しい)

 HP上にバックナンバーのリストを用意すればとも考えるが、それだと
ステップメールの意味が薄くなってしまう(笑)

 それからオプションで「クリックカウンター」というソフトの用意がある
ので組み合わせて使っていただければ、さらに強力なマーケティングが可能
になる。「クリックカウンター」を使えば、ステップメールに埋め込んだリ
ンク先のURLに何人がアクセスしたかを分析することが可能だ。またコン
バージョンも取得可能なので、購入までたどり着いた数も把握できる。

 ステップメールの配信希望の登録フォームとDBをリンクすることができ
るので、一度設定をおこなえば、手間が大幅に省くことができる。まさに手
間のかからない「売れるしくみ」の構築と言える。

 シナリオもステップも無制限の「ステップメール」もちろんHTMLメー
ルにも対応しているので画像を貼り付けることも可能だ。
 
 4月末まで、すべての機能を無料でお使いいただけるキャンペーンを実施
しているのでぜひ利用してみて欲しい。

「売れるしくみ・ステップメール・Ver1.2」

http://www.itm-asp.com/stepmail/

  2007年03月16日   岡崎 太郎