646-ネットで保険

去年末、今まで加入していた自動車保険をネット保険に切り替えた。

 ソニー損保だ。ちなみに生命保険もソニーで毎月10万円を払っている。
デジカメもサイバーショット・MDもデジタルレコーダーもソニー。ノート
パソコンもバイオだった(最近はパナだけど)。


 

 3ケ月経過して手紙が届いた。

 前保険会社に等級の問い合わせをすると、被保険者が違うことが判明した
ので、契約は新規になり差額として9万円をプラスで払ってくれと振り込み
依頼書が入っていた。

 ネットで申し込まずに、営業と面談して契約していれば起きるはずのない
ミスだ。さらに面倒なことに話は込み入っている。以前の被保険者は僕が
30歳の時に立ち上げた有限会社ピクトシステムなのだ。

 ご存知の方も多いと思うが、すでにこの会社は合併により廃業している。
つまり存在していないのだ。

 なので、岡崎個人から会社名に切り替えれば済むという話で終わらない。

 ソニー損保のカスタマーサービスでは「新規です。の一点張り」なので、
お客様相談室に電話を掛け直した。

 僕の言い分はこうだ。確かに被保険者が違うという理由はわかる。しかし
そもそも主たる運転者と車両の所有者は僕だ。実質を考えれば問題は解決で
きるのではないのか?

 以前の契約を引き継いで、かつ契約料が安くなるからこそ、わざわざネッ
トで申し込んだのであって、こんなことになるなら、保険会社を変更する
はずもないではないか。

 もう少し顧客の本意を考えるという視点で対応できないのだろうか?

 まぁそうは言っても、会社を廃業した時点で契約を切り替えていれば問題
はなかったわけで僕が悪いわけだが、それにしても契約後、3ヶ月も経って
被保険者に相違があるのでというのは、保険会社の仕組みに問題がある。

 そもそもネットで申し込んだ客の自己責任だと決め付けるには消費者保護
の観点から言って無理がある。

 さてこの問題はどう結末を迎えるのだろうか?

 以前の保険会社に電話して履歴の訂正を依頼する。
 存在してない廃業した会社で契約をする。

 この2つだ。

 解決した暁には、またメルマガ上でご報告したい。

  2007年04月06日   岡崎 太郎