ハングリーさが足らないと言われる昨今だが、もうひとつのキーワードは
「たくましさ」だと思う。
将来が不安だという若者に足らないのは、この「たくましさ」なのだ。
不安を吹き飛ばす「たくましさ」。
何があろうと、飯は食えるさ!、どうにかなるさ!そんな時は何をやって
もいい。どんなことをしても生きていくと思える気持ちだ。
将来の約束や蓄えや名誉やポジション。
必要なのは自分以外の誰かに頼ることなく、自立する覚悟だけだ。
今、やりたいと思う衝動に素直に行動すること。
今、できることを真っ直ぐにやり通すこと。
それが出来ないで、何が不安だ。
考えることと悩むことは似ているが違うものだ。
最近出会った言葉に
「大嵐を体験した後の普通の嵐は夕立のようなもんだ」というのがある。
動かずに悩めるような幸せな環境にいるから、感覚が鈍る。
強烈な体験の中で生きれば、今の悩みなど、どうでもいいという類のモノ
に思える。
不安は感じるもの。
実在していると思う自分の感覚だ。
将来の不安と対峙する前に、もっと今の自分と対峙するべきだ。
今に心を置き。
今やりたいことは何かに素直になる。
新しい世界に行きたい気持ちがあるなら、捨てたら勿体無いと思えるモノ
なんてない。
そんなこと考えたって仕方ない。
悩むだけ無駄だ。
それよりさっさと準備をはじめた方がいい。
もっと濃い人生を意味のある人生を生きようではないか。
守りに入るのは、まだずっと先でいい。