662-昔は出来てたこと!

少し前までは、きちんと出来てたことが、今は出来てないって事が、改め
て見直してみると、いろいろとあるもんだ。


最初の頃は基本に忠実だったとかね。
昔とは価値観が変わってしまったとかね。

  原因はさまざまだと思うけれど、小さな変化の積み重ねの中で忘れてしま
っている場合もあるだろう。

 僕も20代の頃は、ただ商売にがむしゃらだった。
 言い訳ではないが、時々、倫理的な規範をオーバーすることもあった。

 広告表現でも社員教育でもギリギリのラインを好んでいたくらいだ。

 言い方を変えれば、格好よりも徹底的にやっていたとも言える。
 今さら、当時と同じことはできないという変なプライドもある。

 さて思いつくことはないだろうか?ゆっくりと考えてみよう。

 業務上のことでは何があるだろう。

 細かい数字の把握はどのくらいできているだろうか?
 プロジェクト別に丁寧な検討はできているだろうか?
 報告しておいた方がいいとわかっているけれど、できてないことは?
 大切な人と時間を過ごしているだろうか?
 スタッフに教育の場を提供できているだろうか?
 経営者との意志疎通はできているだろうか?

 時間がない・忙しいを言い訳にして、やれてないことは何だろう?

 アイデアは出せているか?
 現場に足は運べているだろうか?

 そもそも何が目標なのだろう。

 数値目標を設定し忘れてないだろうか?

 意欲はどうだ?
 ワクワク感は失くして無いか?
 学ぶべきテーマは持っているか?

 精神的なことで何があるだろう?
 
 若い頃にあった勢いはどこに行ったのだろう?
 無茶と言われても、簡単には諦めなかったのではないだろうか?
 遠慮なんて考えた形跡もなかったのではないだろうか?

 今の僕はハングリーだろうか?
 家庭に時間を作れているだろうか?

 今まで出来ていたことが出来なくなったとしたら、何がとって代わったの
だろうか?

 それとも、ただポッカリ無くなっただけだろうか?
 それとも変化の途中で中途半端な状態だろうか?

 なんだろう?

 年齢を重ね、変化した価値観もあるだろう。

 初心忘れるべからず。
 基本に忠実に

 頭でわかっていながらも、行動できてなければ、それはわかってないこと
と同じだ。

 きちんと整理して行動しなければ意味がない。

  2007年06月16日   岡崎 太郎