707-金沢

 突然、電話があり同窓会に行った。

 京都から金沢まで特急サンダーバードで移動したのだが、金沢駅手前の小
松駅のアナウンスで急に親友がいることを思い出し電話をかけ小松駅で飛び
降りたのだ。


 

 そんなわけで高校時代のバンド仲間で親友のとおる君と金沢で合流した。

 気がつくと今年で高校を卒業して19年目、早いもんです。
 
 金沢といえば日本海の幸でお寿司。しっぽりと熱燗で話に花が咲き盛り上
がりました。

 彼には彼の人生が、僕には僕の人生が。

 聞けばイラクの第一陣で支援活動に行っていたというから驚きました。
 そんな経験を積んでいたなんて露知らず。
 あまりメディアでは語られない自衛官のお仕事を興味津々に聞きました。

 連絡をとってなかったんだねという反省から、連絡がつく範囲で深夜にも
関わらず全員に電話をしたわけです

 電話をしてみると、みんな様々な人生があり、いろんな事があるようで
たまには会わなきゃねと再確認。40歳目前、そろそろ同窓会のひとつでも
という感じです。

 みんな順調に年齢を重ねてるんだろうね。

 さて明日は金沢大学で講義。
 
 当時、仕事を選ぶ状況になかった僕の職業観。
「仕事はすべて厳しくて辛いもの、その厳しい仕事をいかに楽しい仕事に
変えるかという工夫や知恵が大切だ」というもの。

 ボクシングでいえば覚悟を持って立ち止まり打ち合うこと。

 決して理想な仕事や環境を探すのではなくて、自分で変えていくこと
 そんな僕の想いが大学生に伝われば嬉しいのですが・・・

 

  2008年01月10日   岡崎 太郎