733-アフリカ紀行 No15 DAY10 20080308 四輪バギー

06:30 朝一番で熱気球に乗る予定であったが強風のため中止とのこと。
07:00 レストランで早めの朝食。
08:00 ヤマハ製の四輪バギーで砂漠を疾走するツアーに参加。と言っても
僕とドライバーのマーセリーノとガイドの3人だけ。


 

 昨日のセスナに比べ地面に近いからだろうか、自然を鷲づかみと言う感じ
で大変楽しい。7年前にラスベガスでハマーで砂漠を走るツアーに参加した
けれど、それよりも10倍楽しい。たぶんこの手のアクティビティーは自分
が運転するか、しないかでは楽しさに雲泥の差が出るのだろう。

 地形はアップダウンもあるが、真っ直ぐな道はアクセル全開だ。

 デスバレーという渓谷を目指すが、昨日の夕方に降った雨で川が出来てい
て迂回するが、その先でまたしても川に阻まれる。

 砂漠と言っても、雨季のため意外と緑が多くて、中には可憐な黄色の花が
咲いている美しい風景だ。乾季には一切の緑は消え、荒涼とした風景になる
そうだ。僕は雨季もいいんじゃないかと思ったのだが、あくまで乾季がメイ
ンシーズンだそうだ。たしかに雨は、観光どころではなくなるほど激しい。

 2時間があっという間に過ぎる。

 日本でもこのバギーはミニカー扱いなので普通免許で乗れる。しかもヘル
メットは必要ない。

10:45 チェックアウトの後、ウィントフックへ

 途中、雨で川が出来ていて迂回。ボブマーリーをCDで鳴らしながら車は
来た道を快調に飛ばし、山を谷を越えていく。

15:30 約5時間後ようやくホテルへ。

16:00 マーセリーノの要望で中古車を見に行く。80万から150万でバンが並
んでいる。ウロウロしていたらシートベルト不着用で警察に捕まる。
罰金は日本円で5000円程度。

16:30 セルマのオフィースの先にあるカフェでピザとコーラを流し込む。

17:00 セルマに熱気球が強風のためキャンセルした事を伝える。返金が発生
したのだ。3380ナミビアドル。日本円で約5万円なのだが、土曜日で銀行が
閉まっているので払えないそうだ。そうはいっても明日は日曜日で朝一僕は
出発する。一日滞在を伸ばせと無理なことを言ってくるが、もちろんそんな
事はできない。

 また銀行の海外送金手数料が高い。セルマのアイデアは、クレジットカー
ド会社を介して返金すると言う方法。後日クレジット会社に確認すると、
確かに可能だそうだ。手続きに必要と思われる資料をセルマに渡す。

18:00 セルマのアイデアで、タウンシップ(黒人居住区)のローカルバー
へ。道で遊ぶ子供の写真をGRで撮影する。昭和30年代の日本の路地の
ような光景だ。

20:30 ロバート・クリス・ヴァーニャと合流、レストランへ
オリックスとクゥードーのペッパーステーキを赤ワインで食べる。

22:00 ナミビアで一番流行っているライブハウスへ。人気のグループらしく
テレビの取材でカメラが3台入っていた。

23:30 お隣の「AL CUBANO」と言うクラブへ
ウィントフックの中心にはキューバのカストロ議長の名を拝借したストリー
トがあるほどナミビアは親キューバだそうだ。

 クリスとヴァーニャはホテルへ。僕とロバートの2人は残った。
ロバート曰く「太郎、今日は最終日だ朝までパーティだ」

 先日のクラブよりも高級なのだろう、タイトなドレスにハイヒールの女性
にブラックスーツで決めた男。ナミビアに住んでいるらしい白人もいる。
みんなお洒落だ。音も最新のダンスミュージックが爆音で流れている。
照明は真っ暗で盛り上がらずにはいられない空間だ。振り返るとロバートが
早速、黒人女性と仲良くなっている。

03:00 ホテルへ就寝。明日は帰国だ。 

  2008年03月27日   岡崎 太郎