携帯電話各社が10年前からブラックリスト(不払い者の情報)の交換して
いる。個人情報法的には、資産または財産の保護に必要な場合は個人の同意
なく交換して問題ないそうだ。文言で書くと「意図的に業務妨害を行う者の
情報を交換する」というそうだ。
社団法人電気通信事業者協会のサイトにこんな情報があった。
■不払い情報の交換
平成11年4月から、契約解除後に料金不払いのあるお客様の情報を携帯
電話、PHS事業者間で交換しています。
1.交換の目的
契約解除後においても、料金不払いのあるお客様の情報を事業者間で交換
し、その情報を契約申し込み受付時の加入審査に活用することにより、料金
不払いの再発を防止し、利用者全体の公平性と利益を守ることを目的として
います(料金不払いの状況によってはお申し込みをお受けできない事があり
ます)。
2.対象となるお客様
平成11年4月1日以降に契約解除となり料金不払いのあるお客様を対象と
いたします(料金が完済された場合は対象外となります)。
また、お客様の氏名及び住所等の情報を、契約解除となり料金不払いが
ある場合に他の携帯電話・PHS事業者に通知することについては、契約約款
の規定に基づいてお客様にご同意いただきます
(既にご契約済みのお客様についても同様といたします)。
3.交換の期間
契約解除後5年以内といたします(期間経過後は自動的に抹消されます)。
4.交換情報の内容
氏名:生年月日:性別:住所:契約解除前の携帯電話・PHSの電話番号等
連絡先電話番号:料金不払いの状況
5.交換情報の管理・保護
情報を交換する事業者は、プライバシー保護の為、対象となるお客様の
情報について次の措置を講じています。交換した情報は、お客様との加入
審査に利用することに限られており、その他の目的に利用することはいた
しません。
交換する情報については、お客様が以前ご契約をされていた事業者の
ご相談窓口にお申し出を頂ければ、ご本人であることを確認のうえ、
開示いたします。
交換する情報の内容が、事実と相違していることが判明した場合には、
その情報を訂正または取消します。事業者は、情報の漏えい・滅失・改ざん
等を防ぐ為十分な安全対策を講じています。
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とある。
この情報に行き着く人は少ないと思う。ドコモのサイトにある検索からは
探すことが出来なかった。
携帯電話を契約する時点でどうやら規約にこのことが書かれているようだ
が・・・。
実はAUで僕はブラックなのだ。もちろん理由がある。
中国で使うための海外携帯を購入して保有していたのだが・・・
実際中国でアンテナが立たずにまったく使えなかったのだ。
使えないのはまぁ仕方ないとして、翌月の請求書を見て驚いた。
使っても無いのに通話料が3万円も請求されていたのだ。
すぐさまコールセンターに電話をしたが、その後何も返答はなかった。
数週間後、窓口で解約をした。(支払ってない件を窓口の女性は確認せず
に解約をしたようだ)
ずいぶんとこの件を忘れていたのだが、先日機種変更をしにドコモに行く
と、あなたはブラックなので出来ないと言われた。
ドコモとは何の間違いもないのにだ。つきあいはもう15年以上になる。
呆れて何もいえなかった。仕方なく嫁名義で携帯電話を購入した。
この件については「争う」気力もないほどガッカリした。
そろそろ時効の5年になると思うのだが・・・